カリフォルニアのデッキブランド「ベイカー」ってどんなブランド?特徴とおすすめのデッキも紹介

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「ベイカー」のデッキは、クールでカッコイイと評判で多くのファンを持つ人気ブランド。なぜこれほど人々を引き付けるのでしょうか。今回は、その理由をベイカーの歴史に触れながら紹介します。また、ベイカーのおすすめデッキをピックアップ。デッキ選びに迷っている方は必見です!

スケートボードのデッキブランド「ベイカー」って?

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アメリカ・カリフォルニア発のデッキブランド「ベイカー(Baker)」は、2000年に創立されました。立ち上げたのは、プロスケートボーダーの「アンドリュー・レイノルズ(Andrew Reynolds)」とアーティストの「ジェイ・ストリックランド(Jay Strickland)」です。

2007年にはプロスケートボーダーの「ジム・グレコ(Jim Greco)」や「エリック・エリントン(Erik Ellington)」も参加し、「ベイカーボーイズ・ディストリビューション(Bakerboys Distribution)」を設立。パンクスケートのヒーローと呼ばれた人物が手掛けるベイカーは、ますますライダーたちが熱いまなざしを向けるブランドとなりました。

2021年現在ベイカーボーイズ・ディストリビューションは、7つのブランドを手掛けており、ベイカーもその中の1つとなっています。

ベイカーの創始者アンドリュー・レイノルズがすごい

ベイカーの魅力を語るには、創始者のアンドリュー・レイノルズのことが外せません。アンドリュー・レイノルズは、1978年フロリダ州レイクランドで生まれました。スケートボードを始めたのは、9歳の時。フロリダアマチュアスケートボードリーグ(FASL)などにも出場し、功績を挙げました。

17歳の時には、スケートボード界のレジェンド「トニー・ホーク(Tony Hawk)」の「バードハウス(Birdhouse)」に加入。トニー・ホークチームの一員になるということは、17歳の時点で素晴らしいライダーに成長していたということですね。

1998年にはスケーター・オブ・ザ・イヤー(スラッシャー マガジン主催)に輝いた経歴を持っています。2000年アンドリュー・レイノルズはバードハウスから独立し、スケートボーダーの仲間たちとベイカーをスタート。

アンドリュー・レイノルズの卓越したスタイルは、ストリートスケートに影響を与えました。ライダーの多くが知っている、スケートボード界の大物となったのです。アンドリュー・レイノルズのニックネームは「ボス」。このニックネームは仲間のジム・グレコが付けました。

名前の由来に驚き!

ベイカーの名前の由来は「gets baked」。一説によると「gets baked」の意味は、「マリファナを吸って毎日ハイになってスケートする」なのだとか。アンドリュー・レイノルズがやんちゃだったことを想像させる、過激な意味が隠れています。

昨今のスケートボード界はショービズ化の傾向が見られ、スケートボード本来の姿が薄れつつあるという意見も。しかし、アンドリュー・レイノルズは時代にのまれず、これまでと変わらない「不良っぽさ」や「クール」といったスケートボードの持ち味を表現し続けています。

話題性抜群!ベイカーのフルレングスビデオ

ベイカーのチームは、テクニカルかつハードなすべりをするライダー揃い。レジェンドから今をときめく若手までいます。その中には、アンドリュー・レイノルズが最初に加わったバードハウスの創始者でもあるトニー・ホークの子ども「ライリー・ホーク(Riley Hawk)」の名前もあります。

ベイカーのデッキと並び注目されるのが、ベイカーチームライダー出演のフルレングスビデオです。音楽やファッションを融合したフルレングスビデオは、リリースされると大きな話題となりました。彼らの攻めたスケートスタイルは鳥肌が立つほどで、圧倒される映像です。ベイカーならではの破天荒なライフスタイルとパンクロックファッションも楽しめるでしょう。

ベイカーの特徴とおすすめのデッキ

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アンドリュー・レイノルズのスピリットが詰まった、かっこいいデッキが揃っているベイカー。ベイカーのデッキは、万能型とされています。乗り手をあまり選ばないので、ストリートスケーターからパークライダーまでと、支持層は非常に幅広いです。形としての特徴は、やや先細りのOGシェイプがベイカーらしいといわれています。

さらに、愛用者から高い評価を得ているのは「折れにくい」という点。その秘密は「X-Bandプレス」という製法にあるようです。硬くて弾きが良く仕上げられ、折れにくくなっています。取り扱われているサイズは7.31~8.5インチ、長さは29.5~32インチ、ホイールベースは13.75~14.5インチです。

最初に買うなら定番「BRAND LOGO DECK WHITE」

ベイカーデビューする方におすすめしたいのは、ブランドの代表格デッキである「BRAND LOGO DECK WHITE」です。「BRAND LOGO」ラインの中の1つ。赤をベースにBAKERの文字が白でペイントされ、ひと際目を引きます。さらに、WHITEはサイズが豊富であるところもおすすめのポイントです。

サイズはMiniの他5種類取り扱われていて、自分の足のサイズに合ったデッキを選べます。サイズは7.56~8.5インチ、長さは31.75~32インチ。BRAND LOGOラインのデッキは、この他に「BLACK / WHITE」や「JACOPO」があります。

注目を集めたいならデザインが斬新な「BARRY MCGEE」「LUNACY」

周りに差を付けたい方であれば、人気アーティストによるデザインデッキが揃う「Barry McGee」や「LUNACY」から選ぶのがおすすめです。斬新なデザインが揃いなので、使っているだけで、熱い視線を集められるでしょう。

ライン「Barry McGee」はサンフランシスコを拠点に活躍するグラフィックアーティストの「バリー・マッギー(Barry McGee)」がデザインを担当。ライン「LUNACY」は、LAの人気スケートショップ「LOTTIES」のオーナーであり、 アーティストでもある「マイク ジリオッティ(Michael Gigliotti)」がデザインを手掛けています。

憧れのライダーたちがモデルのデッキ

希少なデッキが揃うのが「BAKER SKATEBOARDS」。ベイカーチームのプロライダーの姿や顔が描かれたデッキがラインナップしています。2021年春のカタログには、「サミー バカ(Sammy Baca)」や「ケイダー・シラ(kader sylla)」のデッキがあります。ファンならすぐに欲しくなるかっこいいデッキです!

ベイカーチームのプロライダーつながりで言えば、ベイカーのフルレングスビデオを見て、彼らが使っているデッキを購入するのも選択技の一つです。

まとめ

ベイカーは、アンドリュー・レイノルズがボスということに加え、「イカした」「カッコいい」仲間たちが参加して作られているからこそ、より一層魅力があるのです。取り扱われているデッキは、どれをとっても満足ができるものばかり。スケボーファンから絶賛されている理由がわかります。

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