海で冷えた体に冷水はちょっと…。温水が使える簡易シャワーを紹介

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サーフィンや海水浴後の冷えきった体で、冷たい水は浴びたくないですよね。温かいシャワーをいつでも使うことができれば、災害時にも役立ち、非常に便利です。今回は、アウトドアや非常時に有用な電源不要の温水簡易シャワーを紹介していきます。

サーフィンの後、冷たいシャワーを浴びるのは苦痛。

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自然のままのビーチは、日常の疲れを癒すのに最適な場所です。しかし、そのようなエリアには、シャワールームなどの施設が完備されていないこともあります。サーフィンや海水浴の後、海水で汚れたまま長時間過ごすのは肌や髪に良くありません。

なぜなら、紫外線と海水で乾燥が進み、肌荒れや頭皮を傷める原因になるからです。さらに、長時間塩分を残した状態でいると、雑菌の繁殖も気になります。海から上がった後は、速やかに真水で身体を洗うのが、望ましいといえるでしょう。

近年は、どこでも使える簡易シャワーを利用する人も増えていますが、海で冷えた体に冷たい水を浴びるのはかなり苦痛です。身体の芯まで冷えている状態で、さらに冷やすのは健康面から見てもおすすめできません。

真夏の炎天下であれば、むしろ冷水の方が心地良いのかもしれませんが、シーズンを通してサーフィンを楽しむのであれば、温水シャワーは必須アイテムといえるでしょう。

温水が使える簡易シャワーなら秋冬も安心!

新型コロナウイルスの流行以降、人との接触を避けられるアウトドア人気がさらに高まりを見せています。キャンプの楽しさに目覚め、秋キャンプや冬キャンプなど、季節を問わず出かけることが多い傾向です。

設備の整ったキャンプ場だけではなく、あえて直火のできる山岳や川辺のサイトを探す上級者も増加中。そうした場所でも、温水シャワーは活躍します。秋冬でも温かいお湯で身体を洗えれば、アウトドアシーンをさらに快適に過ごせます。

また、いつ起こるのかわからない災害に対しても、温水が出る簡易シャワーは心強い備えとなります。温かいお湯で手や足を洗うだけでも、ほっと心が落ち着きます。感染対策が叫ばれる今、季節によっては手洗いが冷水だとおっくうに感じることがあっても、温水であれば冷たい思いをせずに済みます。

地震が頻発している日本では、停電時でも使える温水簡易シャワーがあれば安心です。

電源不要!太陽の力で温める簡易シャワー

電源不要、自然光で温めができるエコな簡易シャワー商品を3つ紹介します。

・アウトドア簡易シャワーDR.PREPARE

ブラックの本体が太陽光を効率的に吸収し、短時間で水温を上げます。「温める」「使う」といったどちらも電源不要の加圧式で、自然環境に貢献しながら快適にシャワーを利用することが可能です。温水の目安としては、気温30度の環境下においてボトルいっぱいの水を30分程度で約37度まで温められます。

初夏の日差しでも十分に温めることができますが、真夏の場合にはかなり水温が高くなる恐れがあるので、注意が必要です。たっぷり使える15Lの大容量とフットポンプによる加圧出水。使い勝手の良さに加え、水位が見える窓が付いているので、残りを確認できる親切設計が魅力です。

ノズルや、ホース、フットポンプなど備品すべてを収納できる専用バッグが付属しており、必要なときにすぐに持ち運べます。

・太陽熱温水シャワーパック

ビニールパックを吊り下げて太陽光で温める、シンプル設計の簡易温水シャワー。持手用芯棒が付属しているので、重みで変形することがありません。小さくたためるパックは、災害袋の中に常備するのにもぴったり。人数分そろえてもかさばらず、たくさん吊るしておけば何かと便利に温水を使えます。

簡易的な作りでも20Lと大容量。コンパクトで簡素ながら温水がたっぷりと使え、さまざまな用途に役立ちます。

・JOOKER ソーラー ポータブルシャワー

黒いボトルによって太陽光を吸収。気温25度の環境下であれば、水道水が約3時間程度で37度まで上昇させられます。初夏のあまり強くない日差しでも温められるので、季節を問わず快適なシャワータイムが楽しめるでしょう。ただし、真夏の強い日差しでは、熱くなりすぎる可能性があるのでご注意ください。

保温性にも優れているため、一度温水になればすぐに冷えることはありません。昼の日差しを使って温めておけば、夜間でもシャワーを浴びられます。さらに、60度までの耐熱性があり、熱いお湯が入れられて冬期にも利用が可能です。

ホースの長さは、2.9mのロングサイズで散水パターンは7種類。アウトドアでのシャワー利用の他にも、ベランダ掃除や洗車など多様な用途に使えて便利です。

待ち時間なし!ガスボンベですぐにお湯を作る簡易シャワー

タンク型の簡易シャワーも良いですが、水道が近くにある場所で瞬間的に温水ができれば、さらに便利です。電源不要、市販のカセットガスで温水シャワーが可能な画期的な商品を紹介します。

・ERIF OUTDOOR GUS BOILER 

国内初の「移動式ガス瞬間湯沸かし器OUTDOOR GUS BOILER」は、水道と直結することで30~40度の温水を供給し続けられます。2本のガスボンベで連続30分のシャワーが可能。もちろん、ボンベを交換すれば半永久的に使用できます。

グループでのキャンプやサーフィンなど、複数人がシャワーを使うとき、予備ボンベを携帯しておくだけで温かいお湯が使えるのはうれしいポイント。本体には、電源ボタンがなく、非常にシンプルな作りです。

水道とつないで、シャワースイッチを押せば自動で点火。シャワーを止めれば消火します。HOT~COLDの切り替えダイヤルで、その時々の調度良い水温に調節ができるので、赤ちゃんやペットにも安心です。

他のポータブルシャワーと比較するとやや重量感はありますが、底面にはホイールが装着されています。手に優しいラバーのハンドルが付いているため、楽々持ち運びができるでしょう。ブラウン、ピンク、ブルー、グレーのおしゃれなカラー展開とすっきりとしたフォルムは、一見湯沸かし器には見えず部屋の中に置いても違和感のないデザインです。

業界最高レベルの高カロリー燃焼、高温検知による自動停止機能など、効率性と安全性を追求したハイレベルの技術が搭載された「ERIF OUTDOOR GUS BOILER」は、ガスボイラー製造50余年の経験値から生み出されました。あらゆるアウトドアシーンはもちろん、洗車、エクステリアの洗浄、ペットケアなどに対応します。

水道水がお湯に変えられる画期的な商品の登場で、温水の不足を心配することなく、思う存分シャワーを浴びられるようになりました。1台車に積んでおけば、屋外でのアクティビティが一層楽しく、快適になること間違いありません。

さらに、災害時は水道の確保さえできれば、潤沢な温水を供給し続けられるため、多人数の手洗いや食器洗浄などにも活用できます。

いつでも温水シャワーが使える幸せ

サーフィンや海水浴で冷えきった身体を洗う際、冷たいシャワーを浴びるのは不快。しかし、家に帰るまで温水シャワーが使えないのはつらいもの。さらに、長時間汚れが付いた状態では、肌や髪などへの悪影響が心配です。

「キレイに洗いたいけれど冷水はイヤ」という方におすすめなのが、温水の出る簡易シャワー。手軽なビニルパックからボトルタイプ、さらにガスボンベの瞬間湯沸かし器までさまざまな種類があります。

簡易型温水シャワーがあれば、アウトドアがさらに充実するでしょう。この機会に予算や使い方、目的に合わせ、使いやすい商品を探してみてはいかがでしょうか。

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