サーフィンで使うリーシュコードの選び方!おすすめアイテムも紹介

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サーフィンは海難事故の危険が常につきまとうため、サーファー自身が安全を確保することが大切です。リーシュコードはサーファーの安全を確保する上で欠かせないアイテム。使用する環境に合うものを選ぶとよいでしょう。ここではリーシュコードの詳細やおすすめの商品を紹介します。

リーシュコードの目的とは

出典:DAI / PIXTA

サーフィンを楽しむ際、欠かすことができないアイテムのひとつがリーシュコードです。しかし、初心者の方のなかには、このリーシュコードが何のためにあるのかをご存じではない方も多いかもしれません。ここではリーシュコードの目的について解説します。

・リーシュコードはサーファーの命綱

リーシュコードとは、簡単にいうと「サーファーの命綱」です。自然のなかで楽しむサーフィンには、事故の危険が常についてまわります。例えば、何らかの衝撃が加わることでボードが流されてしまうと、それだけで生死にかかわるほどの危険がサーファーの身におよぶでしょう。

リーシュコードはサーファーとボードをつなぎとめておくためのストラップ状のアイテムです。これを正しく装着しておけば、サーフィン中にボードを放してしまっても、遠くへ流されてしまう危険がなくなります。よって、サーフィンを始める際にボードと一緒に、このリーシュコードも必ず購入するようにしましょう。

・サーフィンで想定される危険とは?

サーフィンで想定される最も危険なものとして挙げられるのは大きな波です。とりわけ海外の海では、簡単にサーファーを飲み込んでしまうほど、大きな波が押し寄せることは珍しくありません。 このことから、大きな波からサーファーを守るという意味においても、リーシュコードは必要不可欠なアイテムといえます。

さらに、サーフィン中にボードを手放してしまうと、流れていったボードがほかのサーファーにあたり、事故を引き起こしてしまう危険もあります。自分以外のサーファーの安全を確保するという意味でも、リーシュコードは必ず装着しなければなりません。

・目的に合うものを選ぶのがおすすめ

リーシュコードにはさまざまな種類があり、レールセーバーやカフなどの各部位にはそれぞれで異なる素材が使用されています。リーシュコードは商品ごとに異なる性能が付加されているため、目的に合うものを選ぶとよいでしょう。

リーシュコードの使い方を紹介

リーシュコードを使用することで安全性を高めるためには、正しい方法で装着することが必須となります。続いてはリーシュコードの正しい使用方法を見ていきましょう。

・まずは状態を確認

リーシュコードはサーファーにとっての命綱であるため、それ自体に異常がないことを確かめておかなければなりません。例えばコード部分に切れ目ができている場合などには、新しいものに交換する必要があります。さらに、レールセーバーやリーシュロックといった箇所にも故障が生じやすく、同様に装着前の点検を怠らないことが重要です。

・正しい装着方法

リーシュコードに異常がないことを確認し、レールセーバーとリーシュロックを接続します。この際にリーシュロックが長い状態になっていると遠心力による負荷がかかりすぎるため、この段階で調整をすることが大切です。

続いて、ストラップを自身の足首に装着します。一般的に装着するのは利き足がよいとされており、ストラップにコードが接続している箇所が体の外側へ向くように調整するとよいでしょう。

マジックテープ式のストラップで装着する場合、着脱面に砂がついていないことをあらかじめ確認しておくと、勝手にはがれてしまうのを防げます。

・用途や着け心地に合わせて装着位置を微調整するのもおすすめ

リーシュコードは足首の上のほうと下のほうのどちらにつけるかで、パフォーマンスにおよぶ影響が変化するといわれています。そのため、用途や着け心地に合わせて装着位置を微調整してみるのもおすすめです。

自分に合ったリーシュコードを選ぶポイント

リーシュコードにはさまざまな種類があることから、自分に合うものを購入することが大切です。続いては自分に合うリーシュコードの選び方を見ていきましょう。

・目的に合うものを選ぶのがおすすめ

リーシュコードの性能は、使用されている素材によって変化します。例えば、水の抵抗が発生しにくい素材が使用されたものは、サーファーの動きに与える影響が少なく、プロのサーファーが使用するケースも少なくありません。

コード部分が太めになっているものは耐久性が高めです。岩礁やサンゴが海底にある場所は、ボードやリーシュコードにダメージを与えることが多いので、そのような場所でサーフィンを楽しむことが多い方におすすめです。

リーシュコードは目的に合う長さ・太さ・サイズ・形状のものを選ぶのがよいでしょう。

・ボードのサイズに合っていることも重要

リーシュコードは長さがそれぞれで異なり、ボードのサイズに合う長さのものを選ぶことも大変重要です。リーシュコードの長さは「ft(フィート)」で表記されているのが一般的で、最適な長さの目安はボードの長さと同等、もしくは+1ftと考えるとよいでしょう。 リーシュコードを買いに行く際には、使用しているボードのサイズを把握しておくことが大切です。

・その他の便利な機能も比較するのがおすすめ

リーシュコードには本来の機能以外にもさまざまな便利な機能が付加されています。例えば、車のカギを収納できるポケットがついているものは、車で遠くの海までサーフィンに行くことが多い方におすすめです。

このようにリーシュコードの購入時には、本来の機能とは異なる「その他の便利な機能」を比較してみるのもおすすめです。

おすすめのリーシュコード

おすすめのリーシュコードには以下のようなものがあります。

・FCS リーシュコード THE USA Series ECOA-USA-06F

ポリウレタンの耐久性の高い素材がコード部分に使用されたアイテムです。2020年に登場した新しいモデルで、LOOP状になっている足首への装着箇所に捻じれを防ぐための設計がされている点は大きな魅力といえます。他のサイズも展開されているため、ボードサイズに合うものを探してみるとよいでしょう。

【 基本情報 】
サイズ:長さ6ft×太さ5.5mm

・フリークリーシュ リーシュ STANDARD 7’0″

人気の高いブランド「フリークリーシュ」のリーシュコードです。こちらは7mmの十分な太さがあるコード部分が大きな特徴となっており、耐久性を重視したい方におすすめ。撥水性の高い素材が使用されており、水を吸うことによる重みの増加とそれによるパフォーマンスへの影響が少ない点も魅力的です。

【 基本情報 】
サイズ:長さ7ft×太さ7mm

・ジーエスエムジャパン リーシュコード KAINUI TEAM 7ft

こちらはシンプルなデザインが特徴的となっており、装着感が少ない点は大きな魅力のひとつです。リーシュエンド側の耐久性がとりわけ高くなっているだけでなく、着脱が簡単にできる点もまた、多くのユーザーの支持を得ています。

【 基本情報 】
サイズ:長さ7ft×太さ6.5mm

・CREATURES スーパーライトリーシュ LITE 6

こちらは軽量化と柔軟性を重視して作られたリーシュコードです。軽く着け心地がよい点は大きな魅力といえるでしょう。一方で 強度の高い独自開発素材を使用していることから耐久性にも長けており、衝撃が加わりやすい環境での使用もおすすめです。

【 基本情報 】
サイズ:長さ6ft×太さ5mm

まとめ

リーシュコードは、サーファー自身の安全を守る上でなくてはならない存在であることから、ボードと一緒に購入するのがおすすめです。一方、目的に合わないリーシュコードは装着時の違和感やパフォーマンスの低下を引き起こす原因になるため、購入前に最適なリーシュコードがどのようなものなのかをよく考えることも重要といえるでしょう。

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