ボーンズウィールってどんなブランド?スタイル別のウィールを紹介

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ボーンズウィールは、アメリカのウィールメーカーです。ドクロマークのパウエルを製造する自社工場で製造。スピットファイア同様、スケーターに愛されているブランドです。高品質ウレタンのウィールは、パンクに強いのが特色。ボーンズウィールのブランドについて、基礎知識や種類、商品の特徴を紹介します。

有名でシェアも高いボーンズウィールってどんなブランド?

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ボーンズウィール(Bones Wheels)は、スピットファイアとともにウィールで人気の高いブランド。ボーンズウィールは、すべてアメリカの自社工場で製造しています。カリフォルニア州のサンタバーバラにある、ドクロマークで有名な工場です。この中でボーンズウィールは、次々にユニークな商品を開発してきました。

ボーンズウィールの大きな魅力は、最高品質のウレタンを使用していることです。スケートボードのプレイをより向上させるために、一般的なウレタンとは異なる材料を生み出しました。材質そのものの違いはもちろん、工学的な角度からもフォーミュラ別にウレタンを使い分けています。

厳しいテストをパスしたボーンズウィール。ストリートによって異なる路面状況にフィットするウィールは、「スピード」「耐久性」「硬度」「幅」にいたるまで、さまざまな角度から開発を進められました。そのウィールとしての完成度の高さから、世界中のスケーターから支持を集めています。

ボーンズウィールには、大きく以下の4種類のモデルがあります。

・STF(STREET TECH FORMULA)
・SPF(SKATEPARK FORMULA)
・ATF (ALL TERRAIN FORMULA)
・DTF(DITCH TECH FORM)

ボーンズウィールでは、ストリートやパークのほかクルージングやハードなコンディションなど、スケートボードでプレイする路面にあわせて選べるラインナップがあります。次はその4種類それぞれの特徴を紹介。ご自身にあったモデルを選んでみてください。

ストリートスケーターにおすすめはSTF(STREET TECH FORMULA)

STF(STREET TECH FORMULA)は、アスファルト舗装がメインのストリート向けのウィールです。ストリートの路面ですべりやすいように開発したボーンズウィールオリジナルのウレタンを使っています。高いリバウンド性とスライド性のおかげで、高速スピード時でのプレイに適しているのが特徴です。

高品質のウレタンを使ったV1~V5の5種類のシェイプが展開。摩擦にも強く耐久性にすぐれています。ボーンズウィールの中で、スタンダードかつ初心者やブランドの特徴をつかみたいときにおすすめです。

V1

クラシックなシェイプでストリート向けです。使用シーンが幅広いので初めてボーンズウィールを使ってみたい方にぴったり。安定性や耐久性にすぐれているのがメリットです。オールラウンドで誰でも使いやすく、初心者でもしっかりとしたパフォーマンスを発揮します。

V2

レッジやレール向けのウィールです。耐久性と安定性にすぐれている一方で、軽量なつくり。グラインドへのロックもしっかりしています。ベテランでテクニカルなすべりをメインにしたシーンに適したウィールです。

V3

テクニカル向けでプロに愛用されるウィールです。軽さを重視しているうえに、摩擦をできるだけ減らしたシェイプになっています。パンクしにくいので、レッジやレールに向いています。

V4

さまざまな路面状況やすべりにマッチするオールラウンド向けのウィールです。シェイプがワイドなので安定性も高く、パンクしにくいのがポイント。

V5

レッジやレール、ボウル向けのウィールです。「使用シーンが広い」「軽量でサイドの引っかかりが少ない」といった点が特徴。グラインドも早く、長くなっています。パンクしにくいので、テクニカルスケートにも向いているモデルです。

パークメインのスケーターにおすすめのウィールはSPF(SKATEPARK FORMULA)

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路面のきれいなスケートパークをメインにすべっているスケーター向けのウィールです。長持ちするので、「ランプ」「プール」「ボウル」でのエクササイズやプレイを日常的に行っている方にピッタリでしょう。SPFの特徴は、シェイプは硬いものの高いグリップ力があること。さらに、アールもユニークです。横すべりに強く、安定性にすぐれています。

気をつけたいことは、トラック車高。ウィールサイズが大きいラインナップなので、ウィールバイトしないようにサイズをチェックしましょう。SPFには、P1~P5まで5種類があります。

P1

ストリート向けのウィールです。ストリートコースをすべりやすいように、シェイプが小さく細めになっています。

P2

ボウルやバート向けのウィールです。接地面が広いので安定感が高いシェイプです。コーピングを転がるのに向いているほか、利用シーンの広さが特徴となっています。

P3

ボウルやバート向けのウィールです。利用シーンが多彩。ワイドなシェイプをしています。P2との違いは、コーナーやハイスピードで安定したすべりができるところです。

P4

ストリートやボウル向けのウィールです。オールラウンドタイプで、ストリートやボウルのようなきれいな路面に適しています。さらに、細身のシェイプのおかげで、テクニカルなプレイにも対応。

P5

ボウルやバート向けのウィールです。グラフィック保護の多用途でプロが好むシェイプ。軽量なうえに、サイドの引っかかりが少なくなっています。ロック性能は、早く長くグラインドできるように工夫されているのが特徴です。

クルージングがメインのスケーターにはATF (ALL TERRAIN FORMULA)がおすすめ

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街中でクルージングを楽しむスケーターに適したウィールです。ふだん、あまりストリートやアールでトリックをしない方であればATFがおすすめです。トリックができる小さいサイズも展開しているので、クルージングにプラスした使い方もできます。

ソフトウィールのためグリップ力があり、ハードな路面でもスピードを落とすことなくスムーズにすべれます。ボーンズウィールのATFの中でも、「Rough Ridersシリーズ」の人気が高まっています。ワイドな接地面でセンターコア。安定性にすぐれたオールマイティなウィールです。

荒い路面でも快適クルージングしたいならDTF(DITCH TECH FORM)

路面状況のハードな感覚を楽しみたいスケーターには、DTFがおすすめです。荒い路面でのスピード感をもってクルージングしたいときに向いています。ATFと同様にソフトウィールですが、よりグリップ力が柔らかいので、ソフトでストレスの少ないすべりができます。

ただし、DTFはSTFやSPFに比べて日本国内では取り扱いしているショップが少ないのがネックです。

まとめ

ボーンズウィールは、初心者からプロまでさまざまな利用シーンに対応する充実したラインナップを展開しています。テクニカルからストリート、クルージングまで、自分がすべりたい路面にあわせてシェイプ選びができるブランドです。

自社工場で材料となるウレタンから開発してきたボーンズウィール。シェイプのワイドなものから狭いもの、グリップ力のハードなものからソフトなものまで、豊かなバリエーションがあります。ぜひそれぞれのシェイプの特徴をチェックしながら、すべりをイメージして選んでみてください。

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