シェア1位…最高品質のウィールを作り続けるスピットファイアのウィールを徹底解説

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ひときわ目を引く火の玉小僧がトレードマークのウィールブランド「スピットファイア(SPITFIRE)」。スピットファイアのウィールは、世界シェア1位とされています。今回は良いウィールに必要なグリップ力、安定性、スピード、耐久性に優れ、多くのファンを持つスピットファイアの魅力に迫ります。

ウィールのシェア1位のスピットファイアの特徴

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スピットファイア(SPITFIRE)の創業は1987年で、スケートの聖地とされるアメリカのカリフォルニア州サンフランシスコを拠点としているブランドです。スケートボードブランド「デラックス ディストリビューション(Deluxe Distribution)」が手掛ける6つブランドの中の1つで「リアル(REAL)」や「アンタイヒーロー(ANTI HERO)」、「クルキッド(KROOKED)」 とは兄弟ブランドです。

スピットファイアの創業者がすごすぎる!

スピットファイアの創業者の一人は、デラックス ディストリビューションを立ち上げた「ファウスト・ヴィテッロ(Fausto Vitello)」。ファウスト氏独自の世界観が、スケートボード業界に与えた影響は数えきれないとされています。ファウスト氏は、サンフランシスコスケートボードカルチャーのゴッドファーザーと呼ばれるスケートボード界の有名人です。

ファウスト氏の功績は、一言では言い表せないほどすごいもの。デラックス ディストリビューションだけでなく、スケートボードトラックメーカー「インデペンデント・トラック・カンパニー(Independent Truck)」やUSAを代表するスケートボードマガジン「スラッシャー(Thrasher)」も立ち上げました。

スケートボード業界を多方面から支え、サンフランシスコだけではなく、アメリカ全土から世界へとスケートボードファンを拡大してきた立役者の一人。そんなファウストが手掛けたスピットファイアのウィールはより信頼度が高く、ファンが多いのも納得できます。

残念ながらファウスト氏は、2006年4月に他界しましたが、スピットファイアには彼のスピリットが今もなお生きており、スケーターの足回りを支え続けています。

そうそうたる面々が揃うチームライダー

スピットファイアのチームライダーには、テオティス・ビーズリーやピーター・ラモンデッタ、エリック・エリントンをはじめとする、たくさんの有名プロスケーターが名を連ねています。チームライダーたちは、ウィールのテストに参加し、より優れたウィール作りに一役も二役も買っているのです。

公式インスタグラムには、チームライダーたちのパフォーマンスがアップされ、気軽に彼らの神業テクニックが楽しめます。スピットファイアは、1993年から既に「スピットファイア」というタイトルで映像をリリースしていました。

ファーストビデオは、歴史に残る名作です。ジョン・カーディエルやジェイソン・ディル、ジェレミー・レイ、ジョナス・レイ、ジェイミー・トーマス、リッキー・オジョラ、マックス・シャーフ、ジュリアン・ストレンジャーといった大御所の面々のパフォーマンスが収まっています。

プロも絶賛する高品質なウィール

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ここからは、スピットファイアのウィールのすごさについて紹介していきます。ウィールは、デッキやトラックと同じくらいに大切なパーツ。スピットファイアのウィールは、高品質ウレタンを使用しており、スピードや耐摩耗性、軽量化の向上を目指し作られた逸品揃いです。

独自開発したウィールは、「クオリティが高い」「欠けにくい」「フラットスポットへの耐久性にも優れている」といった点が魅力。ウィールが丈夫なことは、イメージしているパフォーマンスが実現できるか否かを左右する重要なポイントです。

デッキは少々傷が入り、使い込んでいるほうが格好よく愛着もありますが、傷だらけのウィールはいただけません。耐久性に優れるスピットファイアのウィールは、信頼性が高くプロも愛用しているアイテムです。

グリップ力も抜群

スピットファイアのウィールは、硬い路面でもコントロールしやすいグリップ力が魅力。なめらかなスライド性能で、満足度の高い乗り心地です。「最近、滑りがしっくりこない」という方も、スピットファイアのウィールを選べばスムーズな滑走が期待できますよ。

魅了するポップなデザイン

高品質のウィールに加え、デザインも魅力的です。スピットファイアのアイコンは、炎の形をしたちゃめっけたっぷりのキャラクター。おしゃれでセンス抜群のデザインは、スケーターをとりこにしています。ウィールのデザインは、毎年新しいものが発表され、バリエーション豊富にラインナップ。ポップなデザインのウィール揃いで、選ぶときに迷ってしまいます。

スピットファイアでは、インパクトがあるキャラクターを採用したトップスやキャップ、アクセサリーも取り扱っています。ウィールのみならず、コーディネートにもスピットファイアを取り入れて、ファッションも楽しんでみませんか?

スピットファイアの傑作フォーミュラフォー

スピットファイアのウィールといえば「フォーミュラフォー(FOMULA FOUR)」が代表格です。それまでのスピットファイアのウィールも優れていましたが、よりクオリティが向上。ウレタンは、フォーミュラフォー用に独自開発した素材を採用しています。

テストを繰り返し設計されたフォーミュラフォーは、速さや耐久性、耐摩耗性が格段にアップ。軽量化にも成功しています。グリップ力に違いを見せ、テールヒットが軽く感じられるとプロからも絶大な支持を得ているワンランク上のウィールです。

種類が豊富なフォーミュラフォー

2021年現在、フォーミュラフォーには7種類(TABLTES・Radial・Radial Slim・Classics・Conical・Conical Full・LOCK-INS)のシェイプがラインナップ。7つのシェイプは、同じように見えますが、形状などに特徴があり、パフォーマンスに違いを見せます。カラーはそれぞれに2色の展開です。

フォーミュラフォーの硬さ

硬さは、「99D」「101D」の2種類です。99Dは、スライドの調節がしやすく、あらゆる路面コンディションに適応します。ストリートスタイルの方におすすめです。101Dは、99Dよりも硬く少ない力でスライドを可能としています。コンクリートパークなどでスピードを発揮したい人向きです。

自分好みのウィールに出会える

サイズは豊富にラインナップされており、Classics50~60mmまでの8種類が揃っています。グリップ力に優れているウィールを選びたい人には、接地面が広いConical Fullがおすすめです。路面のコンディションを選ばず、安定感が期待できます。

見た目で大きく違いを見せるのがLOCK-INS。内側を大胆にカットされていて、内側と外側が非対称の形状をしています。7種類の中で一番新しいシェイプはTABLETS。2019年の春に登場しました。接地面が広く、丸レールやランプのコーピングなどにも安定性が期待できます。

Newデザインが毎年リリース

フォーミュラフォーの定番に加え、デザインや硬さなどを変えたウィールが毎年リリースされています。毎年どんなウィールがリリースされるか、スピットファイアファンは胸が躍ります。

まとめ

グリップや安定性、スピードの面で満足度が高いスピットファイアのウィールを紹介しました。業界トップクラスの乗り心地を提供し、信頼性がありプロ御用達のブランドです。ウィール選びに迷っているときは、スピットファイアを選べば安心感があります。ぜひ、スピットファイアのウィールが付いたボードに乗り、理想の乗り心地を目指してください。

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