【2020東京オリンピック】サーフィン男子「五十嵐カノア」選手が銀メダル獲得!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
▲イメージ画像

2021年開催の2020東京オリンピックで新しく採用された「サーフィン」。男子の競技において、日本代表の五十嵐カノア選手が銀メダルを獲得しました。今回はサーフィン競技について解説。さらには大会結果を紹介します。

東京オリンピック新競技「サーフィン」

▲イメージ画像

2020東京オリンピックでは、新たに4競技が採用されました。そのうちの1つが「サーフィン」です。

新競技「サーフィン」のルールは?

15分〜35分の所要時間内でライディングを行います。ライディング1本につき10点満点で採点。点数の高い2本の合計点を競います。

複数の選手が同時に海に入り波待ち。優先権ルールである「プライオリティ」を持った選手が優先的にテイクオフをします。このプライオリティは、波に乗るようにパドリングをしたり、波に乗るようなモーションをすると次の選手にスライド。プライオリティを使った選手同士の駆け引きも見どころです。

会場は千葉県の釣ヶ崎海岸

九十九里浜の最南端に位置する「釣ヶ崎海岸」は、通称志田下ポイントと呼ばれる、日本有数のサーフスポットです。釣ヶ崎海岸の特徴は、年間を通して良質な波があるということ。そのコンディションの良さが評価され、東京オリンピックの会場に選ばれました。

さらに詳しく知りたい方はこちら:【東京オリンピック】サーフィンは釣ヶ崎海岸で開催!人気の秘密も解明

サーフィン男子に出場する選手は、この2人。

五十嵐カノア
▶︎詳しく知りたい方はこちら:推定年収2億円超!?日本が誇る五十嵐カノア選手ってどんな人物?スポンサーや生い立ちをご紹介

大原洋人
▶︎詳しく知りたい方はこちら:東京オリンピックに出場が決まったサーファー・大原洋人はどんな人物?愛用のサーフボードやスポンサーを紹介

五十嵐カノア選手が銀メダルを獲得!

サーフィン競技は、7月25〜27日で実施されました。

2人揃って準々決勝に進出!

五十嵐選手は序盤にターンを連続して成功させて、得点をリード。その後、チューブ状に巻いた波をくぐり抜ける「チューブライディング」という技を決めて準決勝に進出。準決勝では華麗なエアを成功させて決勝に駒を進めました。

大原選手は、準決勝で世界ランク2位のイタロ・フェへイラ(ブラジル)と対戦。残念ながら準々決勝で敗退しました。

悔し涙を浮かべるも、堂々の銀メダル。

五十嵐選手が決勝で対戦したのは、大原選手を破ったブラジル代表のイタロ・フェへイラでした。試合序盤からボードを折るほどの大胆なライディングを披露したイタロ・フェへイラに、少しずつ得点を引き離される歯痒い展開。五十嵐選手も負けじと連続ターンを成功させましたが、力及ばずタイムアップを迎えてしまいました。

試合後には悔し涙も見えましたが、世界中の強豪を打ち破っての銀メダル獲得。五十嵐選手がこれからも波乗りジャパンを引っ張っていく選手であることは、間違いありません。

サーフィン男子の結果

1位〜4位までの結果です。

順位選手名
1ブラジルイタロ・フェへイラ
2日本五十嵐カノア
3オーストラリアオーウェン・ライト
4ブラジルガブリエウ・メジナ

男女揃ってオリンピックのメダル獲得!

オリンピックでは初めて実施されたサーフィン。世界中からの注目が集まる中、波乗りジャパンが男女でメダルを獲得するという素晴らしい栄光を見せてくれました。若い選手が多いので、今後の活躍も十分に期待ができます。

オリンピック女子サーフィン結果はこちら:【2020東京オリンピック】サーフィン女子「都筑有夢路」選手が銅メダル獲得!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加