攻めを体現するゼロ…ジェイミートーマス創業ブランドのデッキの特徴

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スケートボードブランドの「ゼロ」を知っていますか?スケボー業界でスカルが描かれたデッキは、定番アイテムとなっており、世界でも多くのライダーが愛用しています。この記事では、ゼロのデッキの特徴やブランドの歴史、そしてゼロで活躍するプロライダーについて紹介します。

1996年創業のゼロの創業者は?

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スケートボードをする方であれば、ゼロ(ZERO)というブランドをご知っている方も多いのではないでしょうか。デッキやアパレルアイテムを扱うスケートボードブランドで、世界中のスケーターが愛用しています。

また、チームとしても非常にアグレッシブな選手が多く、豪快で攻めたスタイルに魅了されるファンが多い傾向です。ここでは、そんなゼロというブランドの歴史や、創業者について紹介します。

創業者はジェイミートーマス

プロスケーターとして活躍するジェイミートーマス。いまや多くの方が楽しむハンドレールスケーターの先駆者で、ハードコアなスタイルは多くのファンを熱狂させました。彼のスタイルの大きな特徴はハンマートリックで、巨大なステアでメイクするその姿は、非常に過激です。

年齢を重ねるごとに徐々にスタイルを変えていきながらも、ハンマーの魅力を残し続けているライダーの一人といえるでしょう。ジェイミートーマスは、アマチュア時代から大会で優勝するなど、そのスキルは当時から有名でした。

プロへ転向した後も、サンダートラックやVansからスポンサーを受けたり、リアルスケートボードのフローライダーに選ばれたりするなど、彼のスタイルは多くの方が注目していました。

ゼロの理念

ゼロの理念は、「足や腕が折れるまで攻める」ということ。創業者のジェイミートーマスがハンマートリックを好んだスタイルであったように、ゼロに所属するプロライダーたちにも、過激なスタイルで派手なトリックを攻めるような精神が共通しています。

とにかく大胆なトリックが多いので、映像を見ても分かるように、派手に転倒するライダーも多い傾向です。当然、ゼロの影響は非常に大きく、彼らのスタイルを真似したがために、骨折など大きなケガをした方もいるのではないでしょうか。

それくらい、ゼロのチームスタイルは世界中のライダーを熱狂させ、スケートボードシーンに大きな影響を及ぼしました。

ゼロの映像作品はファンが歓喜

ゼロは、定期的に映像作品をリリースしています。

・1997年:スリルオブイットオール(THRILL OF IT ALL)
・1999年:ミスリードユース(MISLED YOUTH)
・2002年:ダイイングトゥーリブ(DYING TO LIVE)

その後も数多くの作品が発表され、そのたびにファンを喜ばせています。例えば、ホープトゥーダイ(HOPE TO DIE)という映像では、ハンマートリックの連発で技が決まるまでの過程や、警察とのやりとりまで収録。

日本では考えられない、ストリートならではの緊張感が伝わってきます。まさに、ゼロの良さを存分に詰め込んだ映像となっており、世界中のライダーが歓喜しました。ゼロは、加入した選手の映像もリリースしているので、スケボーが好きな方は要チェックです。

ゼロのデッキの特徴

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プロライダーはもちろん、アマチュアに至る幅広い世代でゼロのデッキは使われています。ここでは、ゼロのデッキの特徴について確認していきましょう。

強いコンケーブ

コンケーブとは、デッキの横方向に湾曲している部分で、乗り心地を大きく左右します。ゼロのコンケーブは、比較的強い傾向にあるので、デッキに足を乗せたときのグリップ感は強めです。

そのため、「すべっているときに足がズレにくい」という特徴があります。その分、スタンスを変えるときは動かしづらい傾向にあるため、好みに合わせて選ぶといいでしょう。

スカルのデザイン

ゼロでは、スカルのデザインが描かれたデッキが多く、スカルといえばゼロと言われるほどの定番アイテムとして、スケートボード界に浸透しています。スカルもそうですが、ゼロのデッキに見られるデザインは、基本的にロックなテイストに仕上げられていることも特徴的です。

ゼロらしい過激で攻撃的なすべりを象徴するようなデザインで、ハンマートリックのような派手なスタイルを好む方には、ぴったりのブランドとなっています。

ゼロのコンプリートデッキ

一見、初心者には取っ付きにくいゼロですが、ゼロのアイテムを使ったコンプリートデッキは、これからスケボーを始めようと考えている方にもおすすめです。スケートボードは複数のパーツで構成されており、そのすべてにこだわろうとすると、知識とお金のどちらも必要になります。

コンプリートデッキであれば、完成品の状態で手に入れることができるため、購入してすぐにすべることが可能です。スカルが描かれたゼロのデッキにひかれる方も多いでしょう。そんなときは、ゼロのコンプリートデッキでスケボーを始めてみてはいかがでしょうか。

ゼロのライダーってどんな人たちなの?

ゼロとスポンサー契約を結んでいるプロライダーには、ゼロというブランドにふさわしいハードコアなスケートスタイルを体現する選手が揃っています。ここでは、ゼロのプロライダーを紹介します。

クリス・コール

クリス・コールは、歴史に名を残す伝説的なライダーです。スケートボード界で活動するのであれば、彼の名を知らない方はいないでしょう。その年に最も活躍したライダーに贈られる「Skater of the Year」を2度受賞しており、世界でトップクラスの評価を受けるライダーです。

そのほかにも、アメリカで開催されるスポーツ大会「エックスゲームズ」では、ストリート部門において2年連続金メダルを獲得。さらに、最高峰のコンテスト「ストリートリーグ」においても2013年に優勝を収めるなど、その活躍は全世界に轟きました。

「クリス・コールにできないトリックは存在しない」と称されるほど、圧倒的なスキルの高さも人気の理由です。彼は2014年に一度ゼロを離れていますが、2020年には再加入が発表されました。

クリスコールの人気はスケートボード界を超え、アメリカのスポーツブランドであるDCのアイコンのような存在としても、世間に広く認知されています。

エイドリアン・ロペス

アンドリアン・ロペスは、1996年にゼロの最初のチームライダーとして加入しました。彼のトリックセクションや個性的なスケートスタイルは、世界でも真似されるスタイルとして、大きな影響を及ぼしています。

トニー・セルバンテス

カリフォルニアで生まれたトニー・セルバンデスは、レールや階段でのトリックを高いレベルでこなします。その中でも、スピン系のトリックについて、非常に優れた技術を持っていると定評があります。

ジョン・ラットレイ

2000年、ゼロに加入したジョン・ラットレイ。大学で物理学を専攻するなど、スケートボード界では異色の経歴を持っています。ステアやハンドレールでのトリックを得意としており、彼もまたゼロに相応しいライダーとして活躍しました。

クリス・ワイマー

バージニア出身のクリス・ワイマー。ルーキーでありながら、豪快なハンマートリックは世界中から注目を集めています。攻撃的なトリックのほかにも、非常に高速なフリップは、彼の特筆すべきテクニックといえるでしょう。

まとめ

人気スケボーブランドのゼロは、ジェイミートーマスが創業者で、彼のアグレッシブなスタイルが文化として体現されたブランドです。発表されているデッキは、攻めたデザインが多く、個性的なアイテムを使いたい方にはうってつけのブランドといえるでしょう。ゼロの豪快で攻撃的なスタイルは、同ブランドの理念にも通じています。豪快なハンマーアクションをはじめ、攻めたトリックを繰り出す選手が揃っているので、スケボー未経験者でもつい夢中になります。

ゼロのスタイルや歴史に惹かれた方は、ぜひゼロのデッキでスケボーライフを楽しんでみてください。

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