海や湖で水上散歩できるSUPが人気!サップボードについて知ろう

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SUPというアクティビティについて耳にしたことはあっても、初心者であれば「SUPってどんなものなの?」「サップボードの種類が知りたい」「どんな遊び方・楽しみ方があるのだろう」と知らないことも多々。今回は、SUPの特徴や楽しめる場所、サップボードの種類、おすすめのボードまで、詳しく解説していきます。

SUPってどんなアクティビティなの?

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SUPとは、どのようなアクティビティなのでしょうか?ここではSUPの特徴や起源・歴史について詳しく紹介します。

SUP(サップ)ってなに?

近年、世界中で人気・注目を集めている「SUP」とは、Stand Up Paddleboard(スタンド・アップ・パドルボード)の略称です。その名前の通り、サーフボードの上に立ち、パドルを漕いで水上を進むマリンアクティビティのことを指します。

SUP専用ボードである「サップボード」は、一般的なサーフボードより大きく厚いため高い浮力があり、バランスが取りやすいという特徴があります。初心者でもすぐに慣れて楽しめることから、老若男女を問わず多くの人が楽しむアクティビティです。

サップボードの上ではのんびりヨガや釣りをして過ごします。ボードによっては2人乗りも可能なので、自由にタンデムクルージングを楽しむのもよいでしょう。

SUPの起源や歴史

SUPの起源にはさまざまな説がありますが、最も有力だといわれているのは、1960年代頃にハワイで発祥したという説。ワイキキに住んでいる一部の方たちが、カヌーのパドルとロングボードで波乗りを楽しんだことが起源といわれています。

サーフィンブームが起こった際、一度は姿を潜めたように思われたSUPですが、1990年代後半にハワイの有名なサーファーたちが始めたことで再び人気・注目を集めます。2003年にはハワイで開催されているサーフィン大会に「SUP部門」が新設されました。

その後もカリフォルニア、オーストラリアなどそれぞれの国で人気に火がつき、10年ほどでSUP愛好家が136万人を超えるほど、人気のマリンスポーツになりました。日本では、2006年に神奈川県鎌倉市で国内初のSUPレースが開催され、以降SUPに挑戦する方が増加しています。

どこで楽しめるの?

ヨガ・釣り・サーフィン・水上散歩など、さまざまな遊び方ができるSUPですが、どういった場所で楽しめるのでしょうか?結論からいうと、自然の中であれば「海」「湖」「川」の3つのスポットです。場所によっては道具のレンタルをおこなっているところもあるため、流行りのSUPを手ぶらで楽しめます。ここではスポットごとに楽しみ方を紹介。自分の理想のスタイルを見つけてみてください。

海:オーシャンSUP

開放感を味わえるフィールドの海でおこなう「オーシャンSUP」。陸地からはたどり着けないようなシークレットビーチや、沖に浮かぶ小さな島などへクルージングできるため、ちょっとした探検家気分が味わえます。

海上に漕ぎ出すと、沖から眺める陸地の景色、目の前に広がる水平線に沈むサンセットなど、数々の感動体験ができるでしょう。

湖:レイクSUP

SUP初心者の方におすすめなのが、湖でおこなう「レイクSUP」です。湖は、海のようにうねりや波がなく、水面が穏やかなので、子どもと一緒に楽しむファミリーSUPにもおすすめです。

いつもは湖岸道路から眺めているだけのスポットも、SUPであれば気軽にアプローチできます。山々の緑・湖岸の花に囲まれた湖上で休憩すれば、虫の鳴き声・鳥のさえずりに包まれて森林浴を満喫できるでしょう。

また、透明度が高い湖では、水中生物との出会いが期待できます。都会の喧騒を離れて、リラックスしたいときにおすすめのアクティビティです。

川:リバーSUP

移り変わる景色を堪能できる「リバーSUP」は、都会では桜並木の下・南の島ではマングローブの林の中など、季節やフィールドによって全く違った楽しみが感じられます。SUPの手軽さ、機動力の高さを駆使できるのがリバーSUPの特徴であり、魅力です。

サップボードにはどんな種類があるの?

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サップボードには、さまざまなサイズ展開の他に、3つの形状と2つの素材があります。それぞれがどのようなものなのか、サップボードの種類について紹介します。

サップボードの形状

サップボードには、「レースタイプ」「ウェーブタイプ」「オールラウンドタイプ」と、3つの形状が存在します。それぞれの特徴や遊び方を紹介していきます。

レースタイプは、その名前の通りレースをするための形状で、長くて細いシェイプが特徴です。水面を切り分け、直進することを優先して設計されており、本格的に競技に取り組みたいアスリート思考の方に人気です。

ウェーブタイプは、デザインがサーフボードに似ており、波に乗りやすいような形状です。波乗りや水上散歩など、幅広い遊び方に対応できるボードが多いので、波乗り中心に遊びたい方におすすめの形状となっています。

オールラウンドタイプは、ヨガ・フィッシング・カヤックなど、さまざまな遊び方に対応できる、最も汎用性の高い形状です。どのジャンルの遊び方をする場合にも柔軟に対応できるため、何に挑戦したいのか決まっていない方におすすめです。

サップボードの素材

サップボードの素材には、「ハードボード」「インフレータブル」の2つがあります。

ハードボードは、SUP初期からオーソドックスなタイプで、カーボン製・樹脂製・木製など、さまざまな素材が使われています。剛性が高く、SUPとしての性能を追求しているボードのほとんどはハードボードです。一般的に、剛性が高ければ高いほど、水上で安定してボードへの力が伝わりやすくなるため、反応もよくなります。サーフボードのように波乗り目的の場合には、硬さに加えて波に乗りやすくするためのしなりも重要です。

インフレータブルは、普段は折りたたんで収納し、利用する際に空気を入れて使用するタイプです。近年それぞれのメーカーが積極的に開発をおこなっています。SUP最大のネックである、ボードの保管方法を解決しながら、丈夫さと汎用性を誇っています。収納時は少し大きめのリュックほどの大きさなので、電車での持ち運び可能です。そのため、レジャーにもってこいのサップボードです。

おすすめのボードはこちら!

ここからは、おすすめのサップボードを4つ紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

NSP P2 SOFT BOARDS SUP Cruise 10’2

NSPのP2 SOFT BOARDS Cruise 10’2は、安全面に力を入れて開発された、初心者でも安心のサップボードです。NPSの範囲で最も人気のある形状に基づいて作られ、世界中で愛用されているサップボードの1つ。SUP入門用としてもおすすめです。

あらゆるスキルレベル・体格の方にも適応するデザインとなっており、広いノーズと丸みを帯びたスクエアテールが特徴です。ボリュームが大きく安定感がありながらも、ボードの方向転換などのコントロール性・回転性も兼ね備えています。

LAHAINA  9’6 L35BR

LAHAINAの9’6 L35BRは、1本で波乗りから波のない日のクルージングまで楽しめるサップボードです。ボードの最大幅は広く取りながらも、ピンテールというロングボードスタイルの形状にすることで、安定感・コントロール性の両方を兼ね備えています。ボードの中に指が引っ掛けられるハンドルがあるため、楽に持ち運びができます。

STARBOARD SUP DSC iGO SUP

STARBOARDのIGO DSCは、インフレータブルで人気のある形状です。トレードマークのSTARBOARDショルダーキャリーストラップを備えており、両手を使用せずに楽に持ち運べます。

使用する際、付属のフラット軽量リーシュをつけることで、安全かつ快適にSUPが楽しめます。さらに、スピードが速く、広いテールエリアに戻った際、簡単に回転できることが特徴です。真っ直ぐパドルする際に役立ち、片側でより多くのストロークをパドルできます。

RAPID AQUA MARINA

AQUA MARINAのRAPID BT-18RPは、リバーSUP用に開発された安定感のある丈夫なサップボードです。あらゆる波に対応できるように取りつけられている5つのフィンは、通常のフィンよりも柔らかく作られていて、壊れにくいのが特徴です。通常のサップボードよりも多い18psiまで空気圧を入れられることで、ハードボードに近い剛性を実現。操作性が高く、川や波乗りに最適です。

まとめ

SUPとは、専用ボードの上に立ち、パドルを使って海・湖・川などを漕ぎながら進むマリンスポーツです。SUPで使用するサップボードは、一般的なサーフボードよりも大きな板なので、浮力が高くバランスが取りやすいのが特徴です。

初めてSUPを体験するという方でも、膝立ちから練習を開始して5〜10分ほどで立てるようになるでしょう。パドルを使用して水上散歩を楽しんだり、ヨガや釣りを楽しんだりと、遊び方はさまざまです。今回紹介したサップボードを参考に、自分にピッタリなボードを選び、SUPを楽しんでみてください。

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