【オリンピックスケボー女子】西矢選手が最年少で金、中山選手は銅メダルを獲得。

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男子スケートボードに続き快挙です!2021年7月26日に実施された、スケートボード女子ストリートで日本人選手が2つのメダルを獲得しました。オリンピックの競技として初めて採用された、スケートボード競技。今回は簡単なルール説明から始まり、女子ストリートの大会結果を紹介します。

オリンピック競技としては初!

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2020東京オリンピックより競技に採用された、スケートボード。実施会場や競技の方法、ルールについてよく知らない方も少なくないのではないでしょうか。

スケートボードの競技について

スケートボード競技は、「パーク」と「ストリート」の2種目に分かれています。

「パーク」はお椀型のボウルや、スノーボードのハーフパイプのようなコースでエアートリックを繰り出し、その高さやスピードを競う種目。

今回、西矢椛選手が金メダルを獲得した「ストリート」では、街中にあるような階段や階段の手すり、縁石などを模したコースを使用。様々なトリックを繰り出し、その美しさや難易度を競う種目です。制限時間内で自由に演技をする「ラン」2回と、一発勝負のトリックを披露する「ベストトリック」5回を行い、点数が高かった4回の合計点で順位を争います。

▼各種目について詳しく知りたい方はこちらをチェック!
スケートボードの大会ルールを知ってもっと楽しもう!注目の技も紹介

有明アーバンスポーツパークで開催

開催場所となったのは、東京都江東区に位置する「有明アーバンスポーツパーク」。ここでは、スケートボードの他に自転車競技のBMXのような「アーバンスポーツ」が実施されます。

女子ストリート出場の日本人選手は、この3名。

各国の出場枠は1種目につき3枠と規定されています。

中山楓奈選手(世界ランキング11位)

西矢椛選手(世界ランキング5位)

西村碧莉選手(世界ランキング3位)
▶︎詳しく知りたい方はこちら:東京オリンピックにも出場する西村碧莉(にしむらあおり)選手ってどういうスケーター?

西矢選手は金、中山選手は銅メダルを獲得!

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女子ストリートは予選、決勝共に7月26日に実施されました。

日本代表3人全員が決勝に進出!

世界中の強豪が揃い踏みするオリンピック。特に今回は、初めて実施される競技とあって、どの選手も「初代王者」の座を手に入れるべく気合は十分。そんな状況でもスケート女子日本代表の西矢選手・中山選手・西村選手は持ち前の実力を発揮しました。

中山選手は予選1位通過、西矢選手は2位、西村選手は5位で通過し、危なげなく決勝に進出。3人揃ってメダル争いの舞台に躍り出ました。

西矢椛選手は日本人最年少で金メダルを獲得!

西矢選手は決勝の「ラン」を終えた時点では3位。ベストトリックでは、3回目に4.15点(10点満点中)、4回目に4.66点(10点満点中)の高得点をマークし、得点を大きく伸ばし優勝。女子ストリートの初代王者に輝きました。

東京オリンピック開催時点で、西矢選手は13歳10ヶ月。1992年のバルセロナオリンピックで金メダルを獲得した元競泳選手「岩崎恭子」さんの14歳を抜いて、日本人として史上最年少の金メダリストになりました。

同じ表彰台に日本代表2人が立つ快挙!

スケートボード女子ストリートのメダリストは、西矢選手だけではありません。なんと、中山選手も3位に入賞し、銅メダルを獲得。中山選手はベストトリックの2回目で5.00点(10点満点中)を取り、非常に完成度の高い演技を披露。合計14.49をマークしました。

スケートボード女子ストリート決勝結果

最終的な順位と合計得点です。

順位選手名得点
1日本西矢椛15.26
2ブラジルライッサ・レアウ14.64
3日本中山 楓奈14.49
4アメリカアレクシス・サブローン13.57
5オランダロース・シュウェツルート11.26
6中国曾 文蕙9.66
7フィリピンマージェリン アルダ・ディダル7.52
8日本西村 碧莉6.92

男女揃って初代王者の座を独占!

世界トップクラスの選手が参加するオリンピックで、男女ともに金メダルを獲得。素晴らしすぎる快挙を成し遂げた、堀米雄斗選手と西矢椛選手には大きな拍手を送りたいです。引き続き、スケートボードのパークに出場する日本代表を応援しましょう!

男子ストリートの大会結果はこちら▶︎【2020東京オリンピック】スケートボード男子ストリートで「堀米雄斗」選手が初代王者の座を獲得!

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