スケーターコーデに欠かせない！ディッキーズ「874」の魅力を紹介

Dickies(ディッキーズ)は、アメリカを代表するワークウェアブランドのひとつ。数あるアイテムの中でも、特に人気なのが「874」と名付けられたワークパンツです。今回はスケーターコーデに取り入れたいディッキーズの874を紹介します。

ディッキーズとは

ディッキーズは、1922年にアメリカ・テキサス州で誕生したワークウェアブランドです。ブランド創業当初は馬具や馬車を販売していたものの、1923年からはワークパンツの製造・販売に取り掛かります。1940年頃になると、ワークウェアのしっかりとした縫製や耐久性がアメリカ政府にも認められ、全米各地の工場や米軍などに採用されるまでとなりました。

ワークウェアとしてはもちろん、ファッションアイテムとしても世界各国で愛されているディッキーズ。ストリートシーンにおいても、アーティストやスケーターなどに好まれ、現在でも多くの人々がディッキーズのアイテムを身につけています。

ディッキーズ「874」の特徴を紹介

ワークウェアブランドとして高い評価を受けているディッキーズ。ブランドを代表する人気アイテムのひとつが、ワークパンツ「874」です。ここでは、ディッキーズの名作として知られる874の特徴を紹介します。

高い耐久性とオーバーサイズが特徴

874の最大の魅力は、高い耐久性です。素材にはポリエステル65％、綿35％のしっかりとしたツイル素材を使用することによって耐久性とお手入れのしやすさを両立しています。フロントに余計な飾りがないため、作業がしやすいのもうれしいポイントです。

また、こなれ感が演出できるオーバーサイズなのも魅力のひとつ。シンプルなコーディネートにはもちろん、ストリート系のコーディーネートとも相性が良いので愛用しているスケーターも多いのが特徴です。

90年代のストリートシーンで大流行

874は1960年代に誕生したアイテムでありながら、50年以上が経った現在でも多くの人に親しまれています。

1990年代には、ストリートシーンでトレンドとなった874。多くのヒップホップアーティストが着用していたことから、スケーターたちの間でも大流行となりました。

育てるのも楽しみのひとつ

874愛用者の中には、経年変化を楽しんでいる人も多くいます。新品の874は、糊でコーティングされているためパリパリとした質感。ごわつきを感じる人もいますが、洗濯を繰り返すうちに生地は柔らかくクタッとした質感に変化していきます。そのため、しゃがんだり飛んだりといった動作にも対応しやすくなっていくでしょう。

また、洗濯を繰り返すことによってセンタープレス(前身頃と後身頃の中心にプレスして入れるライン)が目立たなくなっていきます。センタープレスが目立ちにくくなることで、フォーマルすぎない印象になるのもうれしいポイント。もちろん、アイロンでしっかりプレスすることでセンタープレスをキープしたまま着用することもできます。