東日本大震災復興イベント「DON’T FORGET PARTY」を紹介

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プロスケーターがプロデュースする東日本大震災復興イベント「DON’T FORGET PARTY」。東日本大震災の翌年から開催され、初開催から10年が経った現在でも多くのスケーターが集っています。今回は、今年度も盛り上がりを見せた「DON’T FORGET PARTY」について紹介します。

DON’T FORGET PARTYとは

「DON’T FORGET PARTY」は東日本大震災で被害を受けた地域や人の復興支援を目的としたチャリティーイベントです。プロスケーターがプロデュースしていることもあって、注目している人もいるのではないでしょうか。ここでは、「DON’T FORGET PARTY」の概要やイベント内容を紹介します。

プロスケーターによるチャリティーイベント

「DON’T FORGET PARTY」は、プロスケーターの阿部直央(あべなおひろ)さんによって開催されるチャリティーイベントです。阿部さんは、東日本大震災で甚大な被害を受けた仙台出身。自身が被災したことをきっかけに、「3月11日を忘れないように、みんなでスケートボードを通じて楽しもう」という思いからこのイベントを企画しました。

イベントでは例年、無料のスケートボード教室やプロスケーターとのセッション、ミニコンテストなどが行われています。また、人気ブランドの物販ブースやアーティストによる生ライブなども充実。イベント後にはパークの無料開放もあり、参加しやすい雰囲気が特徴です。

こちらの動画では2019年のイベントの様子が映し出されているので、気になる人はぜひチェックしてみてください。

2012年に初開催

「DON’T FORGET PARTY」は震災の翌年の2012年に初めて開催されました。2022年には10回目の開催となった「DON’T FORGET PARTY」。子どもから大人、スケーターからそうでない人まで、幅広い層の人が参加しています。

阿部さんは、インタビューにて「時代が変わっても、毎年が難しければ5年に1回、10年に1回でも誰かがDON’T FORGET PARTYをやってくれれば」と語っています。

DON’T FORGET PARTY2022の様子は?

毎年3月に行われるチャリティーイベント、「DON’T FORGET PARTY」。2022年も無事イベントが開催され、多くの人で賑わいました。ここでは「DON’T FORGET PARTY 2022」の様子を紹介します。

会場は245 スケートパーク

毎年会場を変え、イベントを開催している「DON’T FORGET PARTY」。2022年の会場には、山形県村山市にある245スケートパークが選ばれました。

245スケートパークは、2020年に完成した東北最大級のスケートパークです。コンテストにも対応したセクションが特徴で、スケボー初心者にはもちろん、プロスケーターにも好まれています。近くの人は、ぜひ足を運んでみてください。

【基本情報】
住所:山形県村山市名取1079-2
電話番号:023-755-3615
営業時間:13:00〜21:00

豪華なゲストライダーが話題に

「DON’T FORGET PARTY」には毎年豪華なゲストライダーが登場することでも有名。2022年は、松木愛瑠(まつきあやる)さん、青木勇貴斗(あおきゆきと)さん、松本崇(まつもとたかし)さん、高萩翼(たかはぎつばさ)さん、石塚佑太(いしづかゆうた)さんなど、東北を拠点に活躍するスケーターたちが登場。プロスケーターならではの圧巻の滑りは、多くの人の目を釘付けにしました。

コンテストも盛り上がりを見せた

「DON’T FORGET PARTY」では毎年スケートボードの腕を競うコンテストを開催しています。2022年は「レッジ」や「フラットバンク」、「ステア&レール」などのセクションが用意され、それぞれ20名がエントリー。

参加者たちは難易度の高いトリックや磨き抜かれたテクニックを披露し、盛り上がりを見せました。

DON’T FORGET PARTYのスポンサーを紹介

「DON’T FORGET PARTY」ではスケートボード教室やコンテストの他、チャリティー募金も行っています。募金額やスポンサーからの協賛金は、全額会場へ寄付しているというから驚きです。ここからはイベント開催をサポートする、「DON’T FORGET PARTY」のスポンサーを紹介します。

OUKA Skate

「OUKA Skate(オウカスケート)」は、スケートスクールやスケートキャンプなどイベントの企画や運営を行う団体です。「DON’T FORGET PARTY」のメインスポンサーとしても知られています。

Imperial Skateboard

「Imperial skateboard(インペリアルスケートボード)」は、3Aスポーツ株式会社が運営するブランドです。イベントの主催者、阿部直央さんをはじめ、松木愛瑠さん、松本崇さん、高萩翼さんたちがチームライダーとして活躍しています。

Element Skateboards

「Element(エレメント)」は、1992年にプロスケーターのJohnny Schillereff(ジョニー・シラレフ)によって創立されたデッキブランドです。日本には2003年に上陸。現在はデッキのみに止まらず、アパレルやシューズ、アクセサリーなども展開しています。

DC Shoes Japan

「DC SHOES(ディーシーシューズ)」は、1994年にアメリカで誕生したスポーツ用品ブランドです。スケートシューズはもちろん、デイリーユースにぴったりのスニーカーまで揃っています。

New Balance Numeric 

「NEW BALANCE NUMERIC(ニューバランスヌメリック)」は、「NEW BALANCE」において初となるアクションスポーツライン。「NEW BALANCE」が100年以上の歴史の中で培った技術を活かし、スケートボードシューズを展開しているブランドです。

PLUG skateboard

「PLUG skateboard(プラグスケートボード)」は、「繋ぐ」がコンセプトのデッキブランドです。デッキだけでなく、男女ともに使いやすいアパレル用品やアクセサリーなども展開しています。

チャリティーイベント「DON’T FORGET PARTY」をチェック

今回は、プロスケーターが開催する東日本大震災復興イベント「DON’T FORGET PARTY」を紹介しました。東日本大震災を忘れない、次世代に伝えていくという思いの詰まった「DON’T FORGET PARTY」。イベントではスケートボード教室やセッション、ミニコンテストなどの他、チャリティー募金が行われています。気になる人は、ぜひ参加してみてください。

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