2008年に誕生したデッキブランド、「DEATHWISH (デスウィッシュ)」。インパクトのあるデザインや高い機能性で人気を集めているブランドです。気になっている人も多いのではないでしょうか。今回は、「デスウィッシュ」の特徴やおすすめのデッキを紹介。興味のある人はぜひチェックしてみてください。
デスウィッシュとは
「デスウィッシュ」は2008年に誕生した比較的新しいデッキブランドです。プロスケーターも愛用しているので、どのようなブランドなのか気になっている人も多いのではないでしょうか。ここでは、「デスウィッシュ」のブランドヒストリーやデッキの特徴、ライダーを紹介します。ぜひチェックしてみてください。
ブランドヒストリー
「デスウィッシュ」は、デッキブランド「BAKER SKATEBOARDS(ベイカー スケートボード)」の兄弟ブランドとして誕生したデッキブランドです。スケーターでありデザイナーのEric Ellington(エリック・エリントン)と「BAKER SKATEBOARDS」を手がけるスケーター、Jim Greco(ジム・グレコ)によって創立されました。
そのブランド名に聞き覚えがある人もいるでしょう。それもそのはず、「デスウィッシュ」のブランド名は、1974年公開の同名の映画「DEATH WISH」に由来しています。
また、「デスウィッシュ」と言えば「破壊的」とも称される危険かつテクニカルな滑りが有名。フラットはもちろん、セクションを使ったその滑りは圧巻です。気になる人は、ぜひ動画でその滑りをチェックしてみてください。
デスウィッシュのデッキの特徴
「デスウィッシュ」といえばエッジの効いたインパクトのあるデザインが有名。個性的かつパンクな雰囲気が好きな人におすすめのブランドです。
また、デスウィッシュのデッキはキック、コンケーブともにスタンダードで、乗りやすいのも特徴のひとつ。耐久性に優れたカナディアンメープルを使用しているので弾きやすく、スケボー初心者でも比較的扱いやすいデッキと言えます。
デスウィッシュのライダーを紹介
現在「デスウィッシュ」には、ブランド創立者であるEric Ellington(エリック・エリントン)、Jim Greco(ジム・グレコ)をはじめ、Lizard King(リザード・キング)、Jon Dickson(ジョン・ディクソン)、Brian Slash Hansen(ブライアン・スラッシュ・ハンセン)、Neen Williams(ニーン・ウィリアムス)、Taylor Kirby(タイラー・カービー)、Jamie Foy(ジェイミー・フォイ)、Erick Valdez(エリック・バルディーズ)が所属しています。
また、日本人スケーターで東京オリンピックにも出場した西村碧莉(にしむらあおり)選手とスポンサー契約を結んでおり、西村選手が「デスウィッシュ」のデッキを愛用していることも有名です。
デスウィッシュのデッキの選び方
「デスウィッシュ」のデッキは、プロアマ問わず多くのスケーターが愛用しています。興味はあるものの、どれを選んで良いのか分からないという人もいるのではないでしょうか。ここでは、「デスウィッシュ」のデッキの選び方を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
サイズで選ぶ
デッキを選ぶ際に重要なポイントのひとつに、サイズがあります。サイズはデッキの長さと幅を指しますが、デッキの長さはデザイン要素のひとつであり、乗り心地にはあまり影響しないため、幅を重視して選びましょう。
デッキ幅が狭ければ狭いほど重量が軽く、コントロールしやすいという特徴があります。扱いやすいので、スケボー初心者や回し系のトリックに挑戦したい人におすすめです。
一方、デッキ幅が太ければ太いほど安定感があります。そのため安定感重視の人やオールラウンドなスタイルを楽しみたい人におすすめです。
キックやコンケーブの強さで選ぶ
また、キックやコンケーブの強さも注目したいポイントです。キックとはデッキの前方と後方にある反り返しのこと、コンケーブとはデッキの幅の反りのことを指します。
キックが強いデッキは、 テール部分が高くなるので、オーリーなどのトリックの際、高さが出しやすいのが特徴。反対にキックが弱いデッキは安定感があるので、初心者にも扱いやすいという特徴があります。
コンケーブの強いデッキは、グリップ力があり、小さい動きにも反応してくれるという特徴があります。反対にキックが弱いデッキは、足首が動かしやすいのでトリックを決めやすいという特徴があります。
「デスウィッシュ」のデッキはキック、コンケーブともにスタンダード。安定感があり、弱い力でも弾きやすい上、足首が動かしやすいのでトリックを決めやすいという特徴もあります。クセがないので「デスウィッシュ」のデッキは初心者にもおすすめです。
デスウィッシュのおすすめのデッキを紹介
ここまでは「デスウィッシュ」の特徴やデッキの選び方を紹介しました。ここからは、「デスウィッシュ」のおすすめのデッキを紹介します。ぜひお気に入りのデッキを見つけてみてください。
KIRBY QUARANTINE DECK
ユーモアたっぷりな風刺画が全面に施された、Taylor Kirbyのシグネチャーデッキです。デッキテープが付いているのもうれしいポイント。安定感があるのでスケボー初心者にもおすすめです。
【Xadventureのおすすめポイント】
・ユーモアのあるデザイン
・抜群の安定感
DEATHSPRAY MULTI OG
マルチカラーのロゴが大きく施されたデッキです。耐久性に優れたカナディアンメープルを使用しているので弾きやすさも抜群。コンケーブがやや強めなモデルなのでストリートからパークまでオールラウンドに対応可能です。
【Xadventureのおすすめポイント】
・小さい力でも弾きやすい
・さまざまなシーンに対応可能
ORIGINAL G TROPICAL
トロピカルなカラーが印象的なデッキです。デッキ幅が狭めのデザインなので軽く、コントロールしやすいのが特徴。キック、コンケーブともに標準なので安定感やトリックのしやすさを重視する人におすすめです。
【Xadventureのおすすめポイント】
・重量が軽い
・コントロールしやすい
JIM GRECO DAY AT A TIME HOLOGRAM
ホログラムがスタイリッシュな印象のJim Grecoのシグネチャーデッキです。ホログラムとサイズはそれぞれ2種類ずつあるので、好みのデザインを選択可能。ストリートからパークまでさまざまなシーンで力を発揮します。
【Xadventureのおすすめポイント】
・存在感のあるデザイン
・さまざまなシーンに対応可能
デスウィッシュのデッキはスケーターからも評価が高い
今回は「デスウィッシュ」のブランドヒストリーやデッキの特徴、おすすめモデルを紹介しました。「デスウィッシュ」はEric EllingtonやJim Grecoをはじめとする人気スケーターが率いるデッキブランドです。今回の記事を参考に、ぜひ「デスウィッシュ」をチェックしてみてください。