アメリカを代表するデッキブランドのひとつ、「CREATURE (クリーチャー)」。存在感のあるエッジの効いたデザインで知られています。気になっている人も多いのではないでしょうか。今回は、「CREATURE」の特徴からデッキの選び方、おすすめのデッキまで徹底的に紹介します。興味のある人はぜひチェックしてみてください。
CREATUREとは
ハードコアなデザインで知られるデッキブランド「CREATURE」は、ブランド創立から25年以上が経った今でも世界中のスケーターから愛される人気ブランド。どのようなブランドなのか気になっている人も多いのではないでしょうか。ここでは、アメリカ発のデッキブランド、「CREATURE」のデッキの特徴やライダーを紹介します。ぜひチェックしてみてください。
ブランドヒストリー
「CREATURE(クリーチャー)」は、1994年にアメリカで誕生したデッキブランド。「Santa Cruz Skateboards(サンタクルーズスケートボード)」や「Independent Trucks (インディペンデントトラック)」などを統括するNHS DISTRIBUTION傘下のブランドです。
「CREATURE」は、「SMA SKATEBOARDS(エスエムエー スケートボード)」のチームマネージャーであるRuss Pope(ラス・ポープ) によって立ち上げられました。ブランド創立からまもなく、独自の世界観と抜群の機能性が評価され、アメリカを代表するデッキブランドへと成長。
その後、その人気は低迷してしまいますが、2005年頃にDarren Navarrette(ダレン・ナヴァレット)とLee Charron(リー・シャロン)によって再スタート。現在でも、世界中のスケーターたちを虜にしています。
CREATUREのデッキの特徴
「CREATURE」のデッキは、品質の高いカナディアンメープルを使用しているのが特徴。カナディアンメープルは、アメリカやカナダなど、北米原産の木です。カナディアンメープルは、ソフトメープルとハードメープルの2種類に分類され、主にハードメープルがデッキに採用されます。
ハードメープルは、重硬で肌目が緻密という特徴を持ちます。そのため衝撃性に強く、床材やボーリングのレーンとしても使用されており、その性質からデッキにも使われるようになりました。
「CREATURE」のデッキは、カナディアンメープルを使っているので弾きが良く、それでいて癖の少ない扱いやすいという点が特徴。
また、ブランド名でもあるクリーチャー、つまり、怪物や妖精など想像上の生き物をモチーフにしたエッジの効いたデザインも特徴のひとつです。
CREATUREのライダーを紹介
「CREATURE」には、David Gravette(デイビット・グラヴェット)やChris Russell(クリス・ラッセル)、Cory Juneau(コーリー・ジュノー)など、世界を代表するトップスケーターたちが所属しています。
また、初期ライダーとしてはハードコアなスタイルで知られるJason Adams(ジェイソン・アダムス)やBarker Barrett(ベイカー・バレット)なども所属していました。
CREATUREのデッキの選び方
「CREATURE」のデッキは、唯一無二の世界観や確かな機能性で人気を集めています。購入を考えている人もいるのではないでしょうか。ここでは、「CREATURE」のデッキの選び方を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
サイズで選ぶ
デッキを選ぶ際に最も注目したいポイントのひとつが、サイズです。ブランドやメーカーごとにサイズはさまざまで、どれを選んで良いのか迷ってしまう人も多いはず。
デッキのサイズで特に注目したいのが幅です。デッキの幅は「インチ」で表され、スケボーの乗り心地に大きく影響します。体格やどのようなスタイルを好むかで、適切なサイズが変わってくるので、以下を参考にしてみてください。
サイズ(インチ) | 体格・乗り心地 |
7.5″〜7.75″ | 子どもや女性など小柄な人 取り回しやすさを求める人 |
7.8″〜7.9″ | 標準体型安定感とコントロール性を求める人 |
8.0″〜8.12″ | 標準体型安定感重視の人 |
8.2″〜8.5″ | 体格が良い人オールラウンドなスタイルを楽しみたい人 |
キックやコンケーブの強さで選ぶ
次に、キックやコンケーブの強さに注目してみましょう。キックはデッキの前方と後方にある反り返しのこと、コンケーブはデッキの幅の反りのことを指します。
キックが強いデッキは、 テール部分が高くなるので、オーリーなどのトリックの際、高さが出しやすいのが特徴。反対にキックが弱いデッキは安定感があるので、初心者にも扱いやすいという特徴があります。
コンケーブの強いデッキは、グリップ力があり、小さい動きにも反応してくれるという特徴があります。反対にキックが弱いデッキは、足首が動かしやすいのでトリックを決めやすいという特徴があります。
自分の乗りやすいものを選ぶのがおすすめです。
CREATUREのおすすめのデッキを紹介
ここまでは「CREATURE」の特徴やデッキの選び方を紹介しました。ここからは、「CREATURE」のおすすめのデッキを紹介します。ぜひお気に入りのデッキを見つけてみてください。
EVERSLICK DECK
インパクトのあるデザインのデッキです。人気アーティスト、Sean Bernhardt(ショーン・バーンハート)によるグラフィックがおしゃれ。ボトムに樹脂を張り付け、デッキの耐久性を強化したモデルです。
【Xadventureのおすすめポイント】
・インパクトのあるデザイン
・耐久性に優れている
FREAKS GRAVETTE DECK
遊び心のあるデザインのデッキです。「CREATURE」のブランドカラーであるグリーンとブラックを基調に、ユニークなグラフィックを施しています。強度があるので弾きやすさも抜群です。
【Xadventureのおすすめポイント】
・ユニークなデザイン
・強度があり弾きやすい
LOGO STUMPS TEAM DECK
「CREATURE」のロゴを全面に施したデッキです。目を惹くイエローのベースにグリーンのロゴが際立つスタイリッシュなデザインが印象的。グリップ力のあるデッキテープが付いているのもうれしいポイントです。
【Xadventureのおすすめポイント】
・存在感のあるデザイン
・グリップ力に優れている
GARDNER BLOWIN IT PRO DECK
人気スケーター、John Gardner(ジョン・ガードナー)のシグネチャーモデルです。エッジが効いた中にも遊び心が垣間見えるグラフィックがポイント。人と被りたくないという人におすすめのデッキです。
【Xadventureのおすすめポイント】
・エッジの効いたデザイン
・耐久性に優れている
CREATUREのデッキはデザイン性・機能性が高評価
今回は人気のデッキブランド、「CREATURE」について紹介しました。「CREATURE」はホラーテイストのデザインや優れた機能性が評価されている注目のブランドです。ぜひ今回の記事を参考に、お気に入りのデッキを見つけてみてください。