サーフィンをする時に欠かせないギアのひとつ、ウェットスーツ。シーガルやフルスーツなど、さまざまな種類があります。今回はサーフィン初心者の人に向けて、ウェットスーツの種類やおすすめモデルを紹介。ぜひ参考にしてみてください。
ウェットスーツの種類とおすすめの季節を解説
ウェットスーツは、基本的に水温や季節ごとに対応する形を選び、着用するものです。しかし、サーフィン初心者のうちはどれを着て良いのか迷ってしまうのではないでしょうか。今回はウェットスーツの種類とおすすめの季節を紹介します。
フルスーツ
「フルスーツ」とは、上下がつながったワンピースタイプのウェットスーツを指します。ウェットスーツ＝フルスーツをイメージする人も多いかもしれません。生地の厚みはさまざまですが、よく着られるものは3mm〜5mm程度のもの。厚いほど保温性が高く、春や秋頃には3mm、比較的暖かい地域の冬には5mmを選ぶのがおすすめです。
シーガル
「シーガル」とは、半袖、長ズボンのワンピースタイプのウェットスーツを指します。そのまま一枚でも着られますが、タッパーと呼ばれるジャケットを重ね着すれば保温性が上がります。そのため春〜秋頃まで長く着用が可能で、さまざまなシーンで重宝すること間違いなしです。
スプリング
「スプリング」とは、半袖、半ズボンのワンピースタイプのウェットスーツを指します。春や秋など、少し肌寒さを感じる季節におすすめです。スプリングの他に、ショーティーと呼ばれることもあります。
タッパー
「タッパー」とは、上半身のみのセパレートタイプのウェットスーツを指します。シーガルやスプリングなどの上から重ねて着ることが多く、一年中着られ便利です。長袖のため、日焼けや擦れを軽減してくれるのもうれしいポイントです。
ベスト
「ベスト」とは、上半身のみのセパレートタイプ、ノースリーブのウェットスーツを指します。フルスーツなどのインナーとして着れば保温性がアップするので、水温が下がる冬に最適。フロントにジッパーがあり、着脱しやすくなっているのも特徴です。
ロングジョン
「ロングジョン」とは、ノースリーブに長ズボンのワンピースタイプのウェットスーツを指します。暖かい季節は一枚でも着られ、タッパーを重ね着すればフルスーツの代わりにもなるので、1年を通して長く着られます。
セミドライ
「セミドライ」とは長袖、長ズボンのワンピースタイプのウェットスーツを指します。ウェットスーツとの違いは生地の厚み。厚めの生地なので高い保温性があり、秋〜冬に活躍します。身ごろはゆったりとしたシルエットですが、首、手首、足首部分がタイトな作りになっており、水の侵入を抑えてくれます。
ウェットスーツの選び方
ここまではウェットスーツの種類について紹介しました。早速ウェットスーツを購入したいという人もいるのではないでしょうか。ここでは、ウェットスーツを購入する際に押さえておきたい、選び方を紹介します。
素材で選ぶ
ウェットスーツを選ぶ際、まず注目したいのが素材です。ウェットスーツは主にネオプレンという耐久性に優れたゴムからできています。その中でも種類が分類されており、代表的なものが「スキン」、「ジャージ」の2種類です。
「スキン」はネオプレンを使っていて、つるっとした触り心地が特徴。水をほとんど吸収せず、フィット感に優れているので保温性に優れています。そのため、特に寒いと感じる秋〜冬に最適な素材です。
「ジャージ」はスキンと同様ネオプレンを使っているものの、その表面をジャージ素材で挟んでいるような構造になっています。強度があり、爪で引っかいてしまったりしても簡単には破けない点が魅力です。
厚みで選ぶ
ウェットスーツの厚さは着心地を左右するので重要視したいポイントです。一般的にウェットスーツの厚みは2mm〜7mm程度。多くの場合、3mm〜5mmが選ばれますが、中にはボディ部分と脚部分のみ厚い2mm/3mmなどのモデルもあります。
ウェットスーツは厚みがあればあるほど、保温性が高くなります。しかし、厚みがあると体が動かしにくい、パドリングがしづらいと感じることもあるでしょう。そのため、基本的には3mm〜5mm、夏は2mm、冬は5mm+重ね着というように、季節に合う厚みを選ぶようにしましょう。
オーダーもおすすめ
ウェットスーツの素材や厚みにこだわっていても、サイズ感を間違えてしまっては効果が半減してしまいます。ウェットスーツは体型にぴったりとフィットするものを選ぶようにしましょう。自分のサイズが分からない場合は、オーダーがおすすめです。オーダーの場合、腕の長さや体型などをしっかりと考慮してくれるので、ストレスを感じることなく着られます。興味のある人は、ぜひ試してみてください。
【メンズ】おすすめのウェットスーツを紹介
ここからはメンズのおすすめのウェットスーツを紹介します。
ハーレー CZ ADVANTAGE+3X2
カリフォルニア発のサーフブランド、「Hurley」のウェットスーツです。伸縮性に優れたジャージ素材を採用しているので着心地抜群。水が侵入しにくく着脱もスムーズなチェストジップのエントリーシステムが魅力です。
【Xadventureのおすすめポイント】
・伸縮性に優れている
・おしゃれなワンポイント入り
ビラボン ウェットスーツ メンズ スプリング
トップサーファーも愛用するサーフブランド、「BILLABONG」のウェットスーツです。伸縮性のある独自の生地、Superflex Jerseyを採用しており、フィット感に優れています。背中部分には、鍵が付けられるキーストリング付きで便利です。
【Xadventureのおすすめポイント】
・フィット感に優れている
・鍵が付けられるキーストリング付き
オニール ウェットスーツ 長袖 タッパー
ウェットスーツの生みの親として知られる「O’NEILL」のウェットスーツです。日本規格モデルなので日本人の体型にぴったりフィットしやすいのが特徴。柔らかく丈夫な素材でフロントジップタイプなので、着脱も簡単です。
【Xadventureのおすすめポイント】
・スタイリッシュなデザイン
・日本人の体型にぴったりフィット
【レディース】おすすめのウェットスーツを紹介
ここからはレディースのおすすめのウェットスーツを紹介します。
ROXY SYNCRO BZ FULLSUIT 4×3
女性を中心に絶大な人気を誇るサーフブランド、「ROXY」のウェットスーツです。保温性に優れたWarmFlight(R)サーマルフリースを採用しており、柔軟性を保ったまま体温を適切に保ちます。細部までこだわったデザインもおしゃれです。
【Xadventureのおすすめポイント】
・保温性に優れている
・おしゃれなデザイン
ヘレイワホ PopLife
ハワイのインスピレーションから生まれるアイテムが人気のブランド、「HeleiWaho」のウェットスーツです。日本人の体型に合わせた5サイズ展開で、自分にぴったりのサイズが見つけやすいのがうれしいポイント。初心者でも購入しやすい価格も魅力です。
【Xadventureのおすすめポイント】
・日本人の体型に合わせた5サイズ展開
・リーズナブルな価格帯
FELLOW スキンタッパー+ジャージロングパンツ
日本プロサーフィン連盟のオフィシャルブランド「FELLOW」のウェットスーツです。タッパーとロングパンツはそれぞれ単品でもセットでも使えて便利。 3D立体裁断なので体の動きが制限されにくいのもうれしいポイントです。
【Xadventureのおすすめポイント】
・体の動きが制限されにくい
・可愛らしいデザイン
シーガルやフルスーツなど季節に合ったウェットスーツを選ぼう
今回はウェットスーツの種類や選び方、おすすめモデルを紹介しました。ウェットスーツは水温や季節に合わせて選ぶことで快適さがアップするもの。サーフィンをより楽しみたい人は今回の記事を参考に、ぜひウェットスーツを選んでみてください。