冬に活躍するドライスーツとは?ウェットスーツとの違いやおすすめを紹介

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ウェットスーツは、地域や季節ごとに、それに対応する物を選ぶ必要があります。冬に着用したいのが、低い水温にも対応する厚手のドライスーツです。今回はドライスーツを含め、ウェットスーツの種類やおすすめのドライスーツを紹介します。

ドライスーツとは

肌寒さを感じる秋頃から、厚手のウェットスーツを着る機会が多くなり始めます。冬のサーフィンに活躍するのは、厚手のドライスーツ。名前を聞いたことがあるという人も多いはず。ここでは、ドライスーツの特徴を紹介します。

冬でもサーフィンが楽しめる

ドライスーツの最大の特徴は、防水性が高く水の浸入を防いでくれるという点です。生地の厚みは3mm~7mmほどの物が多く、地域によって適切な厚さが変わります。一般的に、少しゆったりとしたサイズ感のものが多いです。理由は、体とスーツの間に空気の層を作り、保温性を高めているから。防水性と保温性を兼ね備えたドライスーツを着用することで、冬の海でも快適にサーフィンが楽しめます。

ウェットスーツとの違いやメリットは?

ドライスーツとウェットスーツの見た目はほぼ同じ。サーフィン初心者の中には、どこが違うのかわからないという人もいるかもしれません。ドライスーツとウェットスーツの大きな違いは、素材や厚みにあります。

ウェットスーツの素材は、ネオプレンやスキン、ジャージなどが一般的。暑さも3mm〜6mm、形もさまざまなタイプのものがあります。ウェットスーツは、​​スーツ内の水を体温で温めて保温します。一方、ドライスーツは、特殊な防水ファスナーやシールを使用し、ブーツまで一体化することによって水の浸入を大幅に防ぎます。ドライスーツは、体とスーツの間にできる空気の層と、インナーで保温するという違いがあります。防水性、保温性が高いので寒い地域で着るのに最適なのがドライスーツです。

ウェットスーツの種類を解説

ウェットスーツの種類は多く、サーフィン初心者の場合は戸惑ってしまうこともあるでしょう。ここでは、基本的なウェットスーツの種類を解説します。ウェットスーツ選びの参考にしてみてください。

フルスーツ

「フルスーツ」は、上下がつながったワンピースタイプのウェットスーツのことです。生地の厚みはさまざまで、3mmと5mm程度のものがよく選ばれます。厚いほど保温性が高く、春や秋頃には3mm、比較的暖かい地域の冬には5mmを選ぶのがおすすめです。

シーガル

「シーガル」は、半袖、長ズボンのワンピースタイプのウェットスーツです。一枚でも着られますが、タッパーと呼ばれるジャケットを重ね着すれば保温性が上がり、秋頃まで長く着用が可能。さまざまなシーンで使えるので1枚あると便利です。

スプリング

「スプリング」は半袖、半ズボンのワンピースタイプのウェットスーツで、春から夏にかけて活躍します。春や秋、夏の肌寒い時間のサーフィンにおすすめ。ショーティーと呼ばれることもあります。

タッパー

「タッパー」は上半身のみのセパレートタイプのウェットスーツです。長袖なので保温性があり、シーガルなどの上から重ねて着るのもおすすめ。日焼け対策や、パドリングや波待ちの際の擦れを軽減してくれるのもうれしいポイントです。

ベスト

「ベスト」は上半身のみのセパレートタイプ、ノースリーブのウェットスーツです。フルスーツなどのインナーとして着れば、保温性がアップします。フロントにジッパーがあり、着脱しやすくなっているものが多いです。

ロングジョン

「ロングジョン」は、ノースリーブに長ズボンのワンピースタイプのウェットスーツです。暖かい季節は一枚でも着られ、タッパーを重ね着すればフルスーツの代わりにもなるので、1年を通して長く着られます。

セミドライ

「セミドライ」は長袖、長ズボンのワンピースタイプのウェットスーツです。生地に厚みを持たせ、高い保温性を実現。水温や外気温が低い冬場などにおすすめのウェットスーツです。身ごろはゆったりとしたシルエットですが、首、手首、足首部分がタイトな作りになっており、水の侵入を抑えてくれます。

ドライスーツの値段や相場は?

ここまでは、ドライスーツの特徴やウェットスーツの種類を紹介しました。ドライスーツの値段や相場が気になるという人も多いでしょう。

ドライスーツの値段はブランドやメーカーによって異なりますが、低価格なものは3万円台のものから販売されています。しかし、自分にぴったりのサイズにオーダーをすると、値段は上がる傾向に。しかし、ドライスーツの快適さは自分に合ったサイズを選んでこそ得られます。価格重視で選ぶのではなく、自分にぴったりのドライスーツを探してみてください。

【5万円以下】おすすめのドライ&セミドライスーツを紹介

ここでは5万円以下で購入できるおすすめのドライスーツ、セミドライスーツを紹介します。

​​RIPCURL  OMEGA CLASSIC BACK ZIP 5/3mm 

オーストラリアの人気サーフブランド、RIPCURL(リップカール)のセミドライスーツです。スムーズなパドリングを実現するこだわりのカッティングがポイント。バックジップ式で、着脱も簡単です。抜群の防水性と、起毛素材で暖かく過ごせます。

【Xadventureのおすすめポイント】
・スムーズなパドリングが可能
・着脱が簡単なバックジップ式

JETPILOT X1 CZ LS STEAMER GBS 4/3mm 

エンボス・ネオプレーン素材を使用したセミドライスーツです。快適なPWCライディングを実現します。ロングジョンとタッパーのセットなので、着こなし方のバリエーションも豊富。大胆なデザインも注目のポイントです。

【Xadventureのおすすめポイント】
・快適な着心地
・存在感のあるデザイン

Classic smooth black SEMI DRY 5×3 

水の侵入を軽減する工夫が施されたセミドライスーツです。生地にはTOTAS社の最強素材エアーフレーム・レガシーを使用。 吸湿発熱、伸長発熱、蓄熱を備えた素材が、快適なサーフィンをサポートします。

【Xadventureのおすすめポイント】
・水の侵入を軽減
・保温性に優れている

【10万円以下】おすすめのドライ&セミドライスーツを紹介

ここでは10万円以下で購入できるおすすめのドライスーツ、セミドライスーツを紹介します。

O’NEILL SUPERFREAK FUZE SC 5/3mm 

ウェットスーツの定番ブランド、O’NEILL(オニール)のセミドライスーツです。胸部に配置されたストレッチ・ロングコイルによって、スムーズな着脱を実現。ソフトな肌あたりの起毛素材「アクアドライ」を全身に使用しているので着心地も抜群です。

【Xadventureのおすすめポイント】
・速乾性に優れている
・保温性に優れている

J-FISH JFD-421 3mm

高い防水性と保温性を兼ね備えたフルスーツタイプのドライスーツです。首や手・足のシールドにはネオプレンを使用。締め付け感がより少ない仕様なので動きやすいのが特徴。腕から胸まで、フルオープンジッパーで着脱もスムーズです。

【Xadventureのおすすめポイント】
・スムーズなパドリングが可能
・快適な着心地

BILLABONG カスタムオーダー

人気サーフブランドBILLABONG(ビラボン)のセミドライスーツです。​​FLEX COIL ZIPPERとDT-1alpha Systemにより、快適かつ高水準の防水性を実現。好みのカラーを選択可能で、ブーツ一体型にカスタムすれば冬のサーフィンがより快適に。

【Xadventureのおすすめポイント】
・好みのカラーを選べる
・水の侵入を軽減

ドライスーツとウェットスーツを上手く使い分けよう

ドライスーツは、水の浸入を大幅に防ぎ、保温性を高めた冬のサーフィンには欠かせないアイテムです。地域や季節でウェットスーツを使い分け、快適なサーフィンを楽しみましょう。今回の記事を参考に、ぜひお気に入りの1着を見つけてみてください。

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