真冬のサーフィンに必須の「ドライスーツ」!正しい着方やおすすめアイテムを紹介

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サーフスーツにはさまざまな種類のアイテムがあります。今回はその中の一つ、「ドライスーツ」について紹介します!1年を通して楽しめるサーフィン。極寒な冬場でもドライスーツさえあれば大丈夫!そんな最強なドライスーツの特徴や正しい着用方法、また、おすすめのアイテムなどを紹介しますのでぜひチェックしてください!

ドライスーツとは?

ドライスーツとは、海水の侵入を完全に防ぐウェットスーツのこと。足先まで覆われおり、水に直接浸るのは頭と手先のみです。セミドライスーツに比べると軽量で、サーフィン中に身体が濡れることはほとんどありません。保温性が非常に高く、真冬の寒い気温下でもサーフィンを楽しめます。

正しい着方をチェックしよう

ドライスーツの着用手順は、通常のウェットスーツと少し異なります。サーフィンをベストなコンディションで楽しむためには、スーツを正確に着用することは欠かせません!ドライスーツの使用を考えている人は参考にしてください。

首周り

水の侵入が最も多い首回り。首回りのフィット感は非常に大切です!きつすぎると気分が悪くなることもあるので適度なフィット感がベスト。サーフスーツへの水の侵入を防ぐ方法は、首回りにはめるネックリングにスーツのネック部分を折り返し挟み込むのが主流です。しかし、それでも水が入ってきてしまうことがあります。

対応策としては、ネックリングが正しい位置にあり、折り返した裾がしっかりと挟み込まれているか、海に出る前に今一度確認してください。また、ファスナーがあるウェットスーツの場合は、最上部までしっかり締めることを忘れないようにしましょう。

リストバンド

首回りの次に水が侵入しやすいのが手首。手首からの水の侵入を防ぐために欠かせないアイテムが「リストバンド」です。どんなタイプのウェットスーツでも手首周りをしっかりとバンドで締めることが重要です。思いもよらずサーフボードから落ちてしまった時の浸水を防いでくれます。なお、サーフウォッチを着用する方はリストバンドの代用としても活用できます!

「エア抜き」は必須

ドライスーツを着用して海に入る場合、ウェットスーツ内にある空気量の調節「エア抜き」が必須。ドライスーツの仕組みは、スーツ内の空気層が断熱効果を発揮して保温性を高めてくれます。しかし、その空気量が大きすぎると波の下を潜る時や、ボードから落下した時の急な圧でウェットスーツ内から空気が吐き出され、その隙間から海水が侵入することも。逆に空気量が少なすぎると、スーツが身体にまとわりつき、動きが制限されてしまいます。

では、最適な空気量はどのくらいかというと、スーツ内に溜まった空気を20〜30%抜いたほどの量です。海に入り、お腹ぐらいまで水に浸かると、自然と下半身の空気が上半身に集まります。そのタイミングで、ネックリングに指をひっかけて隙間を作り空気を抜いてください。空気が抜ける音がしてスーツが多少軽くなったら、最適な量の空気がウェットスーツ内に残っている状態です。

最適なインナーとは?

通常、ウェットスーツを着用する際は、インナーにラッシュガードなどを着用します。しかし、ドライスーツの場合は、下着の上にスウェットのような素材のインナー着用します。しかし、汗をかいた時に撥水性の悪い素材のものだと、逆に身体が冷え寒い思いをしてしまうことも。そのため、撥水・吸収・速乾性のあるダイビング向けのインナーなどがおすすめです!

ドライスーツの種類と選び方

ドライスーツには大きく分けて2つのタイプが存在します。また、洋服とは異なり、オーダーメイドが主流なのもサーフスーツの特徴。詳細を解説しますのでチェックしていきましょう。

シェルドライタイプ

生地自体に保温性がないのが特徴のシェルドライタイプ。中に着用するインナーで保温性をコントロールできるので、幅広い水温に対応できます。内部に水が侵入しない構造ですが、シルエットはゆったり。前にファスナーがあるデザインのアイテムが多く、1人で着脱しやすいのも嬉しいポイント!耐久性が高い生地を採用しているので長年着用できます。

ネオプレンタイプ

一般的にドライスーツに使用される保温性抜群の生地(クロロプレン生地)を使用したドライスーツ。内部への水の侵入をしっかりとガードしてくれます。上記のシェルドライタイプに比べるとタイトなデザインです!

既製品orオーダー

重要なサイズ選びですが、通常のウェットスーツほど神経質にならなくても大丈夫です。重要なのは、水の侵入が懸念される首回りと手首回りの適切なサイズ感。既製品でぴったり自分の身体に合うものがあればベストですが、ない場合はオーダーメイドを検討しましょう。ストレスフリーにサーフィンを楽しむために、身体にぴったりの自分だけのウェットスーツを手に入れましょう!

ドライスーツのおすすめアイテムを値段と併せて紹介!

世界的に有名なブランドを含む、おすすめのドライスーツ3選を紹介します。どのアイテムを購入したら良いか分からない方は参考にしてください。

O’NEILL オニール NEOPRENE LIGHTDRY

世界的なサーフィンブランド、オニールのドライウェットスーツです。ウェットスーツと同じ保温性の高いクロムプレンを採用し、セミドライよりも手首や首元の防水性を高めています。また、高い防水性能を備えたファスナーにより、スーツ内への水の侵入を防いでくれます!オニールの NEOPRENE LIGHTDRYは、3mmの厚さで保温性と機能性のバランスがよく、また耐久性も抜群です。

機能性抜群のウェットスーツを探している方は、オニールを購入しておけば間違い無いでしょう。

【Xadventure おすすめポイント】
・肩から腕にかけての色合いが珍しく、海で一際目立てる!
・足の付け根部分にデザインされた、オニールのワンポイントロゴがかっこいい

レディースにおすすめ「swipe」ウェットスーツ

女性サーファーが女性のために作ったブランド「swipe」のドライスーツです。寒がりな

女性のために、保温性に重点を置いたアイテム!ハイパーストレッチジャージという柔軟性の高い素材を採用し、運動機能も損ねないようにしています。フルオーダーを始め、首や手首のみのオーダーまで受け付けており、ジャストサイズのスーツを手に入れられます。女性サーファーは要チェックです!

【Xadventure おすすめポイント】
・色のデザインを自由にカスタムできる!
・フロントファスナーなので、1人で簡単に着脱可能

安さ重視ならこれ!

ドライスーツは、¥100,000ほどするのがほとんどで¥70,000近くになるとコストパフォーマンスが良いとされます。今回紹介するのは、オーダー製のドライスーツアイテム。自身で採寸したサイズを提示してオーダースーツを縫製してもらえます!厚さは3mm、日本製の新しい生地を使って作成してくれますので安心です。

【Xadventure おすすめポイント】
・オプションで小用ファスナーが付けられて、オーダーの幅が広い!

正しい洗い方でメンテナンスしよう

ドライスーツ着用後は、ウェットスーツ専用の洗剤で手洗いしましょう。足先がブーツ型になっており洗濯が大変そうに見えるドライスーツ。浴槽の中などでスーツの内側を洗浄して乾かした後に、裏返して反対面をもう一度洗うのがベストです。手間がかかりますが、効果なドライスーツを大切に長持ちさせるにはこの工程が必要です。ファスナー付きのウェットスーツの場合は、ファスナーの隙間に砂などの汚れが残っていないか確認しましょう。

事故を防ごう!ウェットスーツに水が入った時の対処法

ドライスーツは足先まで覆われており、侵入してきた水を抜きづらい構造になっています。水が溜まったままになると水の重力で浮力が損なわれ、溺れてしまうという事態にもなり兼ねません。そのような事故が起きないためにも、適切なサイズ選びが非常に重要です!

もしも、水が侵入してしまったらどうすれば良いのか?まずは「冷静さ」を保つようにしてください。浮かびづらくなっているだけで沈んでいくわけではありません。リーシュを伝ってボードに捕まるなど、まずは落ち着いて安全な場所を確保することを心掛けましょう。サーフィンのスーツは必ず水が抜ける構造になっています。陸上もしくはボードの上に上がり、落ち着いて水抜きを行ってください。

水の侵入が繰り返し起こってしまうようであれば、スーツを新調し適切なサイズのもので安全にサーフィンを楽しめるようにしましょう!

まとめ

今回は、サーフスーツの一つ「ドライスーツ」について紹介しました!寒い気温が続く真冬でも、サーフィンを楽しみたい方には必須のアイテムです。適切なサイズ選びをもとに、自身にぴったりのドライスーツを見つけて、季節問わず安全にサーフィンを楽しみましょう!

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