現在、NIKE SBやadidas skateboarding、DCなどスケートシューズを販売するブランドは数多くあります。今回はその中でもスケートシューズを専門に販売しているLAKAI(ラカイ)について紹介します。
LAKAI(ラカイ)とは?
はじめにLAKAIとはどのようなブランドなのか紹介します!
LAKAIの始まり
LAKAIは、アメリカカリフォルニア州トーランスにて1999年に設立されたスケートシューズブランド。スケートボード界のカリスマであり、世界的な有名スケボーブランド「GIRL SKATEBOARDS(ガール・スケートボード)」の創設者であるRICK HOWARD(リック・ハワード)とMIKE CARROLL(マイク・キャロル)によって立ち上げられました。
ブランドコンセプト
ブランドコンセプトは「THE SHOES WE SKATE(私たちがスケートボードするための靴)」。シンプルなコンセプトから生まれるLAKAIのシューズは機能的で履き心地が良く、在籍ライダーが今まで履いてきた他社の代表作品を思わせるようなユニークなデザインのものが多いです。また、そのユニークなデザインからスケーターだけではなく、ファッション誌などからも注目されています。
LAKAIはデザイン、企画、テスト、販売、全てを少数精鋭でスケーターが行っている珍しいブランド。近年はスケートボード業界が成長した影響で様々な大企業などがスケートボード用の商品を量産しています。
大企業から発売されているデッキやシューズの場合、スケーターのことではなく、会社や売上のために作られた商品もありますが、LAKAIのシューズはコンセプトに沿った正真正銘スケーターがスケーターのためだけに作った商品です。
LAKAIの特徴・ブランド名の由来
ここではLAKAIのスケートシューズの特徴やブランド名の由来について紹介します。
エコシューズ
LAKAIでは「LAKAI RECYCLED PROGRAM(ラカイ・リサイクルプログラム)」と呼ばれる靴の製作工程が行われています。これは、シューズを作る際に出たラバーのくずなどを廃棄せずに、もう一度ソールの原料として再生するなどのエコ活動のことです。
サイズ感は通常と同じ
LAKAIはアメリカ発のシューズですが、サイズ感は通常のシューズと同じ設計。横幅などが極端に狭いこともないため、普段と同じサイズを購入すればしっかりとしたフィット感を味わえます。
ブランド名の由来
LAKAIのブランド名の由来については、2つの説があります。1つは「LOS ANGELES CALIFORNIA IDIOTS(ロサンゼルス、カリフォルニアのおバカさん達)」を略して「LACAI」を「LAKAI」に変更した説。こちらは日本のショップでのLAKAIの説明に良く見られます。
もう1つは創設者MIKE CARROLLのニックネーム「MALAKAI(マラカイ)」を略した説。こちらはアメリカのショップでのLAKAIの説明に良く見られます。
在籍ライダー
ここでは、LAKAIの所属ライダーについて代表的な人物を何人か紹介します。
MIKE CARROLL(マイク・キャロル)
スケートボード業界を語るのに欠かせないカリスマスケーター。代名詞となっている華麗なフリップトリックで1980〜90年代にかけて絶大な人気を誇ったトップボーダーです。現在はLAKAI、GIRLのオーナーとしてスケートボード業界を引率する人物。その功績から「スケボー業界に最も影響を与えた人物30人」に選出されています。
ERIC KOSTON(エリック・コストン)
数多くの偉業を成し遂げてきたレジェンドスケーターで、40歳を超えた現在でも現役のプロスケーターとして活躍しています。現在世界で最も有名なスケボーメディアの「Berrics(ベリックス)」の創設者でもあり、若手の育成にも力を入れています。
TONY HAWK(トニー・ホーク)
「スケボー界で最も成功し地位も名誉も手に入れたスケートボーダー」「スケートボードの神様」と呼ばれるレジェンドスケーター。また、当時誰も成功したことのなかった900°(2回転半)を初めて成功させた人物としても有名です。
トニー・ホークという名前を有名にさせた要因の1つが、「トニー・ホーク プロスケーター」というゲーム。1999年に発売以降、全18タイトルをリリースして全世界で大ヒット。スケボーはあまり詳しくないけどトニー・ホークという名前なら知っているという現象を世界中で巻き起こしました。
日本人所属ライダーで大注目の山下京之助!
LAKAIには、日本人スケーターも所属しています。ここでは、現在勢いに乗っている山下京之助(やましたきょうのすけ)について紹介します。
Primitiveの加入!
山下京之助は、現在世界で最もレベルの高いチームと言われているPrimitiveの所属ライダーとして、日本から若干17歳で電撃加入しました。ブランドの専属ライダーになるには数々の狭き門をくぐり、世界から認められなければなりません。
この話題は世界的なスケボーメディア「THRASHER MAG」や「BERRICS」でも大々的に取り上げられ、世界から注目される今最も勢いに乗っているスケーターの1人です。
所属ブランドERASEDとのコラボシューズ
そんな山下京之助は、スケボーYOUTUBERのLOUIS MORA(ルイス・モラ)が運営するブランド「ERASED(イレイスド)」にも所属していて、ERASED×LAKAIのコラボシューズ発売も実現しました。
プロモーションには山下京之助さんが起用されていて、異例なコラボに注目が集まりました。
シューズの種類は?おすすめ商品を紹介!
ここではLAKAIの定番モデルなどおすすめ商品を紹介します。
定番モデル!「MANCHESTER」
LAKAIの定番モデルとして有名なMANCHESTER。機能とデザインが重視されていて、何度でも履きたくなる一足です。スケボーの上で滑りにくいバルカナイズドソールが採用されていて、安定した乗り心地が味わえます。
【Xadventureおすすめポイント】
・価格がリーズナブルで手を出しやすい
・シンプルなデザインでどんな服装にも合う!
ハイカットモデル「TELFORD」
NIKE SBのDUNKやJORDANを参考にして設計されたハイカットモデル。フィット感がとても高く、ストリートファッションと良く合うデザインのためスタイルを出したい人におすすめ。
【Xadventureおすすめポイント】
・男らしいデザインでおしゃれを楽しめる!
・ハイカットモデルなので足全体を衝撃から守ってくれる
スリッポンモデル「OWEN VLK」
近年注目を集めているスリッポン方のスケートシューズ。こちらはLAKAIから販売されているフィット感を重視したスリッポンモデルです。ソールとアッパーが柔らかい設計になっていて、デッキの感触を感じたいスケーターにおすすめ。
【Xadventureおすすめポイント】
・柔らかい作りのため履き始めた日から足になじむ
・シンプルなデザインで履き回ししやすい
キッズモデル「GRIFFIN KIDS」
シンプルで無駄のないデザインは普段履きとしても活躍するLAKAIの定番商品のGRIFFIN。衝撃吸収、耐久性、ボードコントロールなど全てにおいて高い機能を誇るバランスの取れたモデルです。こちらはGRIFFINのキッズモデルになります。
まとめ
こだわり抜かれたスケートシューズブランドLAKAIの紹介でした。どの商品も履き心地抜群なのでこの機会にぜひ購入してみましょう。今後の新モデル発表やコラボなどにも目が離せません!