スノボ、スケボーの「二刀流」で五輪代表の平野歩夢。ファッションやデッキ、スタイルを紹介!

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東京オリンピック、スケートーボードパーク代表の平野歩夢選手は、冬季五輪でも2大会連続で銀メダルを獲得。今回は彼の二刀流に込める思いや、ファッション、デッキ、夏季五輪での注目ポイントなどを紹介します。

平野歩夢選手はどんな人?

まずはじめに、平野歩夢選手のプロフィールやスケートスタイルについて紹介します。

プロフィール

名前:平野歩夢(ひらのあゆむ)
出身地:新潟県村上市
生年月日:1998年11月29日
身長:165cm
体重:50kg
スタンス:グーフィー 

スケートスタイル

平野歩夢選手はスノーボードのプロ選手として有名です。彼のスノーボードは圧倒的な高さ、スピードが魅力。それがスケートボードにも反映されていて、他選手にはないスノーボードで身についた高さ、スピードが存分に活かされたスケートスタイルは見ている人を魅了します。

二刀流にこだわる理由

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平野歩夢選手はなぜスケボーとスノボの二刀流にこだわるのでしょうか。それは前回の平昌五輪がきっかけです。「自分の気持ちとして、今までで一番強い思いを持ってスノーボードをしてきて、本当に自信があったので、まさかあの順位だとは思わなかった。」と語っています。決勝のポイント差はわずか2.50。金メダルは間違いなく手の届くところにありました。

しかし、この負けがきっかけで「悔しさは充分に感じました。ただ、その悔しさを生かすようなことをしないと。悔しいだけで終わるのは、やっぱりもったいない。」と語ります。この悔しさがあったからこそ、平野歩夢選手の前人未到、五輪新競技のスケートボードへの挑戦が始まりました。

スケボーとスノボを始めた時期

平野歩夢選手は4歳のとき、父親の影響でスケボーとスノボを同時に始めました。スノボをやりながらもオフシーズンはスケボーを続け、実力は国内トップクラスです。子供の頃からスケボーとスノボで世界一になるのが夢だった平野歩夢選手。スケボーが正式に五輪種目に決定したことで、その夢を叶えるチャンスが訪れました。

夏冬五輪出場は偉業

しかし、スケボーとスノボの両立は簡単なことではありません。この2つ、見た目はそっくりですが中身は全くの別物。そしてスノボーにはシーズンがあり練習できる期間が限られているので、この2つの両立はとても難しいです。

夏冬五輪出場は日本人選手にとって史上5人目となっていて、スポーツの両立が困難なことが伝わります。1つのスポーツに全ての時間を注いでいる人達と戦うことが当たり前の舞台で、どのような滑りを見せてくれるのか注目です。

オリンピックでの活躍

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ここでは、平野歩夢選手のこれまでのオリンピックでの活躍について紹介します。

2014年ソチオリンピック(銀メダル)

2014年ソチオリンピック、若干15歳の平野歩夢は大金星をあげました。ハーフパイプに出場した彼は初出場ながら銀メダルを獲得し、冬季五輪の日本史上最年少のメダリストに。更に日本人史上初のスノーボード競技でのメダル獲得。この大会で、全世界に平野歩夢の名前が知れ渡りました。

2018年平昌オリンピック(銀メダル)

まだ記憶に新しい平昌オリンピックでも、平野歩夢選手は大活躍。スノーボードの絶対王者であるショーン・ホワイトを追い込み、白熱した戦いを見せてくれました。結果は2.50点差でショーン・ホワイトに軍配が上がりましたが、2年連続で銀メダルを獲得しました。

平野歩夢選手のインスタグラム

平野歩夢選手はインスタグラムをやっているので、日々の練習背景や最新情報がチェックできます。

平野歩夢選手のインスタグラムはこちらから→@ayumu_hirano1129

平野歩夢選手のスポンサー

平野歩夢選手は、スノボメーカーに限らず様々な企業からスポンサーを受けています。ここでは代表的なスポンサーをいくつか紹介します。

ユニクロ

ユニクロとは、平野歩夢選手がグローバルアンバサダーを務める「Life Wear」を提供するアパレルブランド。「Life Wear」とは、あらゆる人の生活を、より豊かにするための服。美意識ある合理性をもち、シンプルで上質、そして細部への工夫に満ちていて、生活ニーズから考え抜かれ、進化し続ける普段着です。

平野歩夢選手が開発に携わった「ハイブリッドダウンスノーボードパーカー」は、徹底的に軽さを追求したプロフェッショナル仕様、ファッションと機能性を両立したデザインをコンセプトに発売され、話題になりました。平野歩夢選手は「ユニクロで買ってその足で滑れる、そんなスノーボードの手軽さにも注目が集まることを期待しています。」とコメントしています。

NIKE SB

NIKE SBとは、2002年に発足したスケートボード用のシューズを展開する「NIKE SKATE BOARDDING」の略称です。ダンク、ジャノスキ、ブレーザーなどロングセラーモデルを数々生み出し、世界中から愛され続けています。他ブランドやアーティストとのコラボも活発で、定期的に発表するコラボアイテムは毎回話題となっています。

Monster Energy

モンスターエナジーとは、アメリカで生まれ、世界中で一大ブームを巻き起こしているエナジードリンク。スケートボードの世界ランキング1位のナイジャ・ニューストンなどもサポートを受けています。平野歩夢選手は2017年12月、日本人初となる「日本人アクションスポーツアスリート」として缶のパッケージに彼が採用されました。

BURTON

BURTONとは、1977年、ジェイク・バートンによりアメリカ・バーモンド州で創設されたスノーボードブランド。スノボのアイテム販売だけではなく、世界トップクラスのスノーボーダーを集めて、初心者向けレッスンプログラムの開発、商品開発、映像制作などでスノボの普及を牽引してきたスノーボード界NO.1のシェアを誇るブランドです。

平野歩夢選手のファッション

平野歩夢選手はストリート系のオーバーサイズのファッションが好きです。スケボーの大会でもオーバーサイズのファッションスタイルで参加することが多く、ドレッドヘアと相性抜群。

平野歩夢選手の主な大会成績

ここでは、平野歩夢選手のこれまでの主な大会成績を紹介します。スノーボードでは小さい頃から大会に参加していましたが、スケートボードで大会に参加するようになったのは五輪参加の意思を示した2019年からです。

2019年:日本オープン・パーク大会(第3位)
2019年:日本選手権(第1位)
2021年:東京五輪予選対象大会「デュー・ツアー」(26位)

デュー・ツアーでは26位となり予選敗退となりましたが、日本人の中ではトップの成績です。平野歩夢選手はこの大会で開催国枠の1枠を勝ち取り、五輪出場を決めました。

平野歩夢選手の紹介動画

ここでは平野歩夢選手のパークでのスケート映像を紹介します。

https://www.youtube.com/watch?v=dXw9HegxsPc

2020東京オリンピックスケートボードの注目ポイント

先日開催されたストリートとは違い、パーク部門ではプール場の湾曲したコースを自由に滑走する「ラン」を45秒間×3回繰り返し、一番得点が高かった点数が自身の持ち点数となります。ストリートよりもさらに自由度が増すため、よりそれぞれのスタイルが重要。平野歩夢選手の他選手にはないスノーボードの強みを生かした高さ、早さに注目しながら見ると、更に楽しくなります!

まとめ

スノーボードとスケートボードの二刀流で話題の平野歩夢選手の紹介でした。ストリートでは日本人のメダルラッシュが続いているので、パークでもぜひメダルをとって欲しいです。これからの平野歩夢選手の活躍に目が離せません!

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