TEDにも出演したスケボーのカリスマ「Rodney Mullen(ロドニー・ミューレン)」とは?プロフィールや名言を紹介

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

スケートボード界のカリスマ、「Rodney Mullen(ロドニー・ミューレン)」。スケートボードカルチャーの発展に大きな影響を与え、現在もその人気は衰えません。今回は、現在もさまざまな分野で活躍する「Rodney Mullen」のプロフィールや名言を紹介します。

Rodney Mullenとは

「Rodney Mullen(ロドニー・ミューレン)」は、1977年、当時11歳でプロスケーターデビューを果たし、今もなお活躍し続けるカリスマ的存在。ここでは、彼のプロフィールや今もなお語り継がれるその軌跡を紹介します。

プロフィール

John Rodney Mullen(ジョン・ロドニー・ミューレン)は、1966年8月17日生まれ。アメリカのフロリダ州ゲインズビル出身です。スケートを始めて1年も経たないうちに、わずか11歳でプロスケーターとなりました。その後、スケートボード、フリースタイルの大会に出場した彼は、当時の世界チャンピオンを破り優勝し話題になりました。

フリースタイルの王者として知られる

ロドニーの父親は、彼の良き理解者の1人ですが、初めの頃はスケートボードに反対しており、ロドニーと「怪我をしたらスケートボードをやめる」という約束を結んだことでも有名。その後、ロドニーは自宅ガレージでさまざまなトリックを生み出しました。
その頃、フリースタイルの全盛期だったスケートボード界で、ロドニーが生み出したトリックは全く新しいものばかり。すぐにその才能が認められ、フリースタイルの王者と呼ばれるまでになりました。

数々のトリックを考案!

ロドニーは、現代のスケートボードの礎を築き上げ、レジェンドスケーターとして知られています。今では有名なトリック「フラットランドオーリー」も、実は彼が生み出したものでした。ここでは、ロドニーが考案した数々のトリックを紹介します。

フラットランドオーリー

フラットランドオーリーは、平地で行うオーリーのこと。オーリーは、両手を使わず板と一緒にジャンプするトリックです。ロドニーがフラットランドオーリーを開発するまでは、スケートパークでの斜面やセクションを使ってオーリーをすることが主流でした。

キックフリップ

つま先でデッキを蹴り、縦に一回転させるトリック「キックフリップ」。当初は「マジックフリップ」と名付けられ、多くのスケーターがロドニーのテクニックを習得しようとこのトリックの練習に励みました。

インポッシブル

不可能という意味を持つ「インポッシブル」。後ろ足を絡ませ、デッキを360度回転させるトリックです。1982年に発表され、その難易度の高さに多くのスケーターたちが驚いたと言われています。

ノーコンプライ

走行中に片足を地面に降ろし、デッキと体を半回転させる「ノーコンプライ」。従わないという意味を持ちます。見た目がスタイリッシュで人気のあるトリックで、スタンスを変える時などに最適です。

ダークスライド

デッキを半回転させ、両端に足を置き、表側をセクションに当てスライドさせる「ダークスライド」。レールやカーブなどのセクションが使用されます。その難易度から、ほとんど見る機会がないトリック。披露すれば、周りを驚かせられるはずです。

ロドニーが所属するALMOSTのデッキを紹介

ロドニーは数々の偉業を成し遂げ、スケートボード界のレジェンドとして知られています。そんな彼は、スケートボードブランド「ALMOST(オールモスト)」に所属していることでも有名。ここでは、人気ブランドALMOSTのデッキを紹介します。

カリフォルニア発スケートボードブランド

「ALMOST(オールモスト)」は、ロドニーと、同じくトップスケーターとして活躍するDAEWON SONG(デーウォン・ソング)が手がける、2003年に誕生したブランド。常にクオリティの高いデッキを展開しており、スケーターから絶大な人気を誇る、カリフォルニア発のブランドです。

Ivy League

ALMOSTの人気シリーズ「IMPACT(インパクト)」から、軽量かつ頑丈なデッキです。激しい衝撃にも耐えられるので、トリックの練習には最適。ロドニー・ミューレンの名前も入った、存在感抜群のデザインです。

Uber Light

ALMOSTのデッキの中でもハイエンドなモデル。内部にカーボンを埋め込み、軽量ながらも強度と反発性が抜群。シンプルなデザインの中にもこだわりが詰め込まれ、見た目もスタイリッシュな印象です。

Youness Runway

ストリートでもパークでも大活躍のデッキ。革新的な方法でプレスされ、耐久性もありながら軽量化を実現。安定性も抜群です。ブラックのベースにシルバーのロゴがおしゃれなデザイン。

ロドニーが所属するシューズブランドglobeを紹介

スケーターにとって、靴は大事な要素のひとつ。スケートボード専用のシューズは、スケートボードの感覚を掴みやすく、衝撃を和らげる効果も。ここでは、ロドニーが所属するスケートシューズブランド、「globe(グローブ)」を紹介します。

globeとは

1994年に誕生した「globe(グローブ)」はオーストラリア人のスケーター、ヒル兄弟によって創業されたブランド。スケーター目線で作られたハイクオリティなスケートシューズが人気です。所属ライダーには、ロドニーを始め世界のトップスケーターが所属しています。

Skate Trainers 

デイリーユースにも最適なスケートシューズ。グリップ力のあるアウトソールと、シンプルなデザインが人気の定番モデルです。着脱しやすいローカットも嬉しいポイント。

Encore Skate Trainers

2本のラインがアクセントになったスケートシューズです。絶妙なカラーリングがおしゃれな人気モデル。アッパーのデザインがスタイリッシュで、コーディネートをアップグレードしてくれます。

Tilt Evo

ボリューム感があり、抜群のクッション性とグリップ力が魅力のモデル。ハイカットが足首を支える役割も。サイドにさりげなくブランドロゴが入っています。デザイン性が高く、デイリーユースにも活躍すること間違いなし。

スケボーのカリスマ、ロドニー・ミューレンの名言を紹介

1980年代から現在も活躍するスケーター、ロドニー・ミューレン。フリースタイルの王者として知られている彼ならではの言葉は多くのスケーターを魅了しています。ここでは、カリスマスケーター、ロドニー・ミューレンの名言を紹介します。

勝つことが重要なのではない

ロドニーは「スケートボードは名声や競争に勝つことが重要なのではない。新しいものを作ることこそに価値がある。」と語っています。幼い頃からプロスケーターとして活躍する彼ですが、芯には強い思いがありました。競争心や妬みなどそういった思いを取り払い、シンプルにスケートボードを楽しむことの大切さに改めて気づかさせられます。

TED Talkでのプレゼンテーションが話題に

世界的に大人気な「TED Talk」。著名人たちがパワフルなプレゼンテーションをすることで話題です。ロドニーが「TED Talk」で行ったプレゼンテーションは、世界中の人たちの感動を与えました。彼のスケートボードに対する情熱や思いをぜひチェックしてみてください。

現在も活躍するロドニーの姿が話題に!

スケートボード界のカリスマ、ロドニー・ミューレン。彼は現在でもさまざまな分野で活躍しています。ここでは、彼のSNSやトリックを披露する姿などを紹介します。

Instagramを紹介

ロドニーはInstagramでスケートボードを楽しむ姿や、家族や友人との写真を公開しています。昔から変わらない姿にびっくりするファンも多いはず。ぜひチェックしてみてください。

公式Instagram:Instagram(@rodneymullen)

YouTubeをチェック

YouTubeでは、ロドニーがさまざまなトリックを繰り広げる様子が公開されています。中でも、ファッション雑誌「VOGUE(ヴォーグ)」が公開した映像は、360°全ての角度から撮影したロドニーの姿が話題に。ぜひチェックしてみてください。

テックカンファレンスのスピーカーに

ロドニーは現在、「TED Talk」や「Pop Tech」、「Foo Camp」など、シリコンヴァレーのテックカンファレンスで、スピーカーとして活躍。彼の経験や人生を語り、人々にアイデアを与えています。

まとめ

さまざまなトリックを生み出し、フリースタイルの王者として知られるロドニー・ミューレン。今なお活躍する彼は、多くの人に勇気を与える憧れの存在です。今後もさらなる活躍が期待されます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加