カリフォルニア州出身のアナスタシアアシュリーはサーファーとしてのみならず、モデルとしても活躍しています。世界中に彼女のファンがたくさんおり、インスタグラムのフォロワー数は100万人を超えるほど。そんな高い人気を誇る彼女の、サーファーとしての実績や凄さ、現在の活動などを紹介します。
アナスタシアアシュリーの素顔と魅力を紹介
まず、サーファーやモデルとして活躍するアナスタシアアシュリーの生い立ちやサーファーとしての魅力を紹介していきます。
アナスタシアアシュリーとは?
アナスタシアアシュリーは、米国カリフォルニア州に生まれてハワイで育った女性プロサーファー。誕生日は1987年2月10日です。ベジタリアンであることを公表しています。
アナスタシアアシュリーがサーフィンを始めた時期は5歳頃。自宅の外に捨ててあったサーフボードを手に、6歳のときに地元のコンテストに出場すると、見事に優勝しました。この話を聞いただけでも、並々ならぬ才能を持っている女性であることが分かるでしょう。
その後、アナスタシアアシュリーはアマチュアの大会に参加するたびに優勝を重ねていき、その活躍が注目を集め、大きな大会に出場するほどになりました。そして、彼女は数多くの大会で優勝を果たすことになります。
サーファーとしての実力は?
アナスタシアアシュリーは6歳ころからサーフィンの大会に参加しており、アマチュア時代に200勝以上の勝利数を得ています。16歳の時にはNSSA主催の大会で優勝、そして2010年にはウィメンズ・パイプライン・プロで優勝、折り紙付きの実力を持つコンペティションサーファーです。
また、世界美女ランキングでも67位にランクインしたこともあり、サーフィンの実力と美貌を兼ね備えた女性として高い人気を誇っています。
SNSでの活動
アナスタシアアシュリーはインスタグラムのフォロワー数が100万人を超えており、強力なインフルエンサーぶりを発揮しています。彼女のインスタグラムには水着やウェットスーツ姿の写真がたくさんアップされており、これが人気を集める要因でしょう。どの写真もセクシーで魅力あるものばかりです。
またアナスタシアアシュリーは、自分自身のYouTubeチャンネルで自らがサーフィンをする姿を配信しています。サーフィンをやっている女性にとっては大いに参考になりますよね。
サーフトリップの映像は実際に旅行に行っているような気持ちになりますし、綺麗な海外の海を見るだけでもとても癒されるので、一見の価値はあるでしょう。
アナスタシアアシュリーの凄さ
アナスタシアアシュリーがサーフィンでさまざまなテクニックを使いこなすことができるすごさについて、具体的に解説しましょう。
好きな波はクラマス?
クラマスとは、インドネシアのバリ島にある有名なサーフィンスポットで、WSL(World Surf League)の大会が開催されたり、日本のサーフィン大会であるJPSAのコンテストが毎年4月に開かれたりする世界的にも名前が知れ渡っている場所です。
アナスタシアアシュリーは、このクラマスの波が好きだといううわさが流れています。クラマスはとても風の影響を受けやすい場所なので、1日中ずっとオフショアーが吹き続けているようなことは珍しくないといえるでしょう。
したがって、早朝から午前10時ころまでが風の弱い時間帯となり、上げ潮回りがベストな状態になります。
しかしコンディションにより、クラマスは初心者にとっては危険な場所になることも十分考えられるので、中級者から上級者に向いているスポットであるともいえます。海底は岩や珊瑚があり、ショアブレイクの流れも強いため、波が大きな日や潮が引いている場合には注意して海に入ることが必要でしょう。
リッピングが得意?
アナスタシアアシュリーは、自身のYouTubeで見事なオフザリップを決めています。リッピングとは、波の頂上で巻き込み始める波(リップ)辺りで決めるテクニックの総称。
代表的なリッピングには、勢いよく波のリップでターンを決める、オフザリップ、という技があります。オフザリップは、ボトムターンしてから一気にリップに向かって最高出力でターンを決める、という難しさがあります。
しかし、大量の水しぶき(スプレー)が生じて見た目が派手でかっこいいので、数多くのサーファーが憧れているテクニックのひとつでもあります。
ウェイクサーフィンもこなす
アナスタシアアシュリーは、一般的には女性にとっては負荷が高いといわれているウェイクサーフィンもこなせる万能サーファー。ウェイクサーフィンとは、走っているボートから発生する人工的な波を利用する新たなマリンスポーツのことです。
ボートの速度は時速18kmくらいとゆっくりなため、一般的なものよりもサーフボードは短くなっています。初心者でも、安全で気軽に乗ることが可能。波のない湖や川でも楽めます。
一方で、ウェイクサーフィンにはボートが必要になることから、ボートの購入やレンタル、ボートの運搬用車両・器具の用意、ウェイクサーフィン用のサーフィンボードの用意、など費用面での負担が大きいというデメリットがあります。
また、ボートを運んだり、ウェイクボードをセッティングしたりと意外と力仕事が多いので、女性にはあまり向いていない面もあります。
まとめ
アナスタシアアシュリーは、美女プロサーファーとしてひとつの時代を築き上げただけではなく、タレントやモデルとしても活躍しています。
高度なテクニックを駆使して、難しい波も自在にコントロールすることができるサーファーとしての一面と、自分自身のポリシーを主張・表現するところに、多くのファンが魅了されています。