サーフィンをしている方の中で、波がないときや場所に左右されずに練習できる方法を探している方もいるでしょう。そうしたときにおすすめなのが「サーフスケート」です。サーフスケートは一般サーファーからトッププロまで幅広い方がトレーニング時に愛用。今回は、サーフスケートの魅力やおすすめしたいターゲット像、おすすめの商品を3つ紹介します。
サーフスケートとは?
サーフスケートとは、簡単に説明すると「サーフィンのトレーニングに特化したスケートボード」です。スケートボードとどういう点が違うのでしょうか。また、サーフスケートをおすすめしたいターゲットとは、具体的にどのような方なのでしょうか。
ここからは、サーフスケートとスケートボードの違いと、おすすめしたいターゲット像について紹介します。
サーフスケートとスケートボードの違い
サーフスケートは、サーフィンのライディングを意識して、その動作に似たように作られています。例えば、フロントのトラック部分が特殊構造になっており、トラックが左右に動くと同時に板が傾きます。これにより、左右交互の動きから推進力を得て加速することが可能です。
その際、体の動かし方や体重移動の意識次第で、さらにサーフィンの動作に近づけられます。陸トレやイメージトレーニングとして用いられることが多いのはこのためです。しかし、特殊構造のトラックは重量があるため、スケートボードで行っているようなトリックには向いていません。
スケートボードではトラックが固定されているため、サーフスケートと同じような動きは不可能です。スケートボードは軽量のノーマルトラックなので、サーフスケートとは違いトリックがしやすいという特徴があります。つまり、サーフィンのトレーニング用として使用したい方は「サーフスケート」、トリックを極めたい方は「スケートボード」を使用するのがおすすめです。
サーフスケートをおすすめしたい方
サーフスケートは、サーフィンにハマり、上達するためにいつでもどこでも練習したい方におすすめのスケートボード。サーフィンから発祥したスケートボードを、さらにサーフィンに特化した作りに仕上げたものがサーフスケートです。
デッキとウィールにつなぐ部分が特殊な構造になっているおり、前方トラックが振り子のように可動。左右にスイングするように動く構造が採用されています。これによりサーフィンのような推進力が実現し、大きくデッキを傾ければ深いカービングターンが可能になります。
サーフスケートの大きいターンは、まるでサーフィンのフルレールボトムターンのようです。限りなくサーフィンに近いスタイルでトレーニングできます。また、場所や波のコンディションに左右されることがなく練習できるため、サーフスケートは「サーフィンを上達させたい」という方におすすめです。
サーフスケートの魅力
これまでの説明で、サーフスケートの構造や特徴について理解できたでしょうか。次はサーフスケートの魅力について解説します。
- 下半身の筋力を強化できる
- イメージトレーニング・ライディングフォームが確認できる
- バランス感覚を強化できる
上記以外にも魅力は多くありますが、今回はこの3つに絞り、それぞれを詳しく解説していきます。
下半身の筋力を強化できる
サーフィン1ラウンドでボードの上に立っている時間を伸ばそうと思った場合、下半身の筋力を強化する必要があります。また、ボードを踏むことでライディングをコントロールするため、うまくコントロールするには下半身の強化が必須です。
その際に役立つのが「サーフスケート」です。サーフスケートで使われる筋肉の部位は、サーフィンで使う筋肉と類似しており、ピンポイントに刺激があります。効率的に鍛えることができるうえに、サーフィンに近い動きができるため、コントロール力も養えます。
さらに、陸上で使用するので、パドルいらずで長時間乗り続けることが可能です。やる気次第で体力が付き、高い筋トレ効果を期待でます。
イメージトレーニング・ライディングフォームが確認できる
どのスポーツでも取り入れられていて、効果的なトレーニングである「イメージトレーニング」。サーフィンはこのイメージトレーニングが難しいといわれています。なぜなら、サーフィンはライディングしている時間が短いからです。まだうまく立てない方は波に乗っているときの経験が少なく、波乗りをする感覚をイメージしにくいでしょう。
そこで、サーフスケートが役立ちます。波に乗っているサーフィンと近い動きが陸上でできるので、自分が波に乗っているイメージがしやすいです。さらに、反復練習が容易にできるのも利点でしょう。何度もイメージの改善ができて、高い効果が期待できます。また、陸上でトレーニングを行うため、スマホで撮影してライディングフォームを確認できるメリットもあります。
バランス感覚を強化できる
サーフィンは、高いバランス感覚が求められるスポーツです。この高いバランス感覚を強化するためにサーフスケートが役立ちます。
サーフィンの上でバランスを取るうえで欠かせない、インナーマッスルを効率的に鍛えられます。さらにバランス感覚も養えるので、サーフィンの練習用としてピッタリです。
「スピードに乗ったターンをする場合、どのくらい身体を傾けたらいいのか」「波のトップから降りる場合、どのようにバランスを取ればいいのか」など、状況に合わせたバランスのとり方は、日常生活では鍛えられません。サーフスケートを用いると、自分が課題としている点をいつでも克服できます。
サーフスケートおすすめ商品3選
最後に、おすすめのサーフスケートを見ていきましょう。自分に合ったサーフスケートを探している方は、ぜひ参考にしてください。
TRITON PRISMAL 32inch|Carver(カーバー)
Carverは、まさにサーフスケートの王道であり、サーフスケートの生みの親といっても過言ではないブランドです。CXトラックを採用しているため、操作性が高く、初心者から上級者まで幅広い方に対応しています。
TRITON PRISMAL 32inchは従来のCXトラックを改良しています。ブッシュの硬さ・トラックの高さを再度見直し、これまでにないドライブ感覚が味わえるCX4を採用。SurfとSK8の両方が楽しめ、C7のような鋭いカービングを描けるのも特徴です。
【Xadventureのおすすめポイント】
- 今までにないドライブ感覚が味わえる
- 操作性が良いので初心者から上級者まで満足して使える
- メーカーの製品保証あり
THRUSTER System2 36inch|WOODY PRESS(ウッディプレス)
WOODY PRESSは、高品質でありながらリーズナブルな価格と、初心者の方にぴったりのブランドです。「より多くの人たちにスケート/サーフの楽しさを届けたい」というコンセプトのもと、デッキの素材である木材そのものの質感があり、デザインをより引き立てています。
ミドルレンジのベーシックな長さとなっているため、ボトムターンといったカービングの練習にぴったりです。また、体重移動を覚えるのに最適なので、サーフィンでさらに上達したい方向けです。
【Xadventureのおすすめポイント】
- 高品質でコスパがよい
- ベーシックな長さでターンやカービングに最適
- デザインがよい
POP BARREL 41inch|GRAVITY(グラビティ)
GRAVITYは、1994年にカリフォルニア州・サンディエゴで誕生したロングスケートボードブランドです。クオリティの高さは間違いなく、多くのサーファーの方に愛され続けています。
GRAVITYから販売されている「POP BARREL」は、デッキ・トラック・ベアリング・ウィールが全てセットになっているコンプリートモデルです。手元に届いたらすぐに使用できるのはうれしいポイントです。
41インチのロングボードのため、足を置くスペースが十分にあり、バランスが取りやすい特徴もあります。初心者の方におすすめのスケートボードです。
【Xadventureのおすすめポイント】
- コンプリートモデルで購入後すぐ使用できる
- サイズが大きいため乗ったときのバランスが取りやすい
- 梱包が丁寧で、配送も迅速
まとめ
サーフスケートは、波のコンディションや場所に左右されずにサーフィンの練習ができるため、早く上達したい方におすすめです。一般的なのスケートボードと違い、よりサーフィンの練習に特化しています。
現在ではさまざまな種類が販売されているサーフスケート。どれを選べばいいのか分からないという方もいるでしょう。今回紹介した商品を参考に、自分にぴったりなサーフスケートを見つけて、サーフィン上達のために練習を始めましょう!