スケボーを持ち運ぶ際に使用したいものが「スケボーリュック」です。しかし、種類が多すぎてどれを選んだらよいか悩まれている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、スケボーリュックの選び方や、形状ごとのメリット・デメリット、スケボーの取り付け方についても解説します。
スケボーリュックの選び方
スケボーリュックの選び方にはいくつかのチェックポイントがあります。
サイズ
スケボーリュック選びで大切なことは、お持ちのスケボーに合ったサイズのものを選ぶこと。スケボーリュックには、2本のボードストラップがついており、その内側にタイヤが来るようにして固定します。そのため、リュックとボードのサイズが合っていないと、うまく収納できません。デザインや見た目も大事ですが、まずは持っているスケボーとリュックのサイズを確認しておきましょう。
容量
スケボーリュックの容量は、20Ｌのものから40Ｌのものまであります。入れる荷物が少ないとリュックの形が潰れてしまうため「とりあえず容量が多ければいい」というような選び方は避けましょう。
スケボーを運ぶ目的だけに使用するのか、仕事や通学でも使用するのか、どのくらいの荷物を入れるのか、使うシーンを考えて適した容量のスケボーリュックを選びましょう。
機能性
スケボーを運ぶだけではなく、仕事や通学でも使用する場合は、機能性も重要なチェックポイントです。飲み物や貴重品を入れられる収納ポケットが付いたものや、携帯・ペンホルダーがついたものもあります。その他にも、ノートパソコンを持ち運ぶときに便利なスリーブがついているものや、タブレットを取り出す際に便利なサイドジップが付いたものまでさまざまです。用途に合わせて、スケボーリュックの機能性にも着目してみましょう。
リュックには縦掛けと横掛けがある
スケボーリュックには、「縦掛け」と「横掛け」の2種類あります。それぞれメリットとデメリットがあるので、スケボーリュックを選ぶ際の参考にしましょう。
縦掛け
縦掛けのスケボーリュックは、スケボーを縦に担いで運びます。縦掛けのメリットは、スリムに収納できるので周りの邪魔になりにくく、スムーズに運ぶことができるところ。また、スケボーリュックの外側にスケボーを取り付けるので、荷物もたくさん収納できます。スケボーと一緒に荷物を運びたい方には縦掛けがおすすめ。
縦掛けのデメリットは、スケボーを縦に担いで運んでいると、だんだんずり下がってしまう点です。その場合は、スケボーの下のトラックを、リュック下のボードストラップに引っかけることで防げます。
横掛け
横掛けのスケボーリュックは、スケボーを横に担いで運びます。横掛けのメリットは、スケートボードを取り出しやすいところ。また、横掛けは縦掛けに比べてスケボーリュックが型崩れしにくいという利点があるので、長く使えます。スケボーを担いでいないときも違和感のないデザインになっているため、一般的なリュックと変わらず使用可能。
横掛けのデメリットは、スケボーリュックの左右からスケボーが飛び出してしまうところ。そのため、周囲には十分注意する必要があります。人混みでは、横掛けのスケボーリュックは避けた方が安全です。
おすすめブランドのリュック
おすすめブランドのスケボーリュックを紹介します。さまざまなスケボーブランドがありますが、その中でも特におすすめの4ブランドを厳選しました。
TOY MACHINE(トイマシーン)
1993年にアーティスト・フォトグラファーとしても有名なスケーターのEd Templeton(エド・テンプルトン)が設立したブランド。ポップかつコミカル、芸術的なデザインで、多くのスケーターから支持されています。
モンスターのロゴやひとつ目のキャラクターが目を引き、個性的なデザインで周りと差を付けたい方におすすめです。
THRASHER(スラッシャー)
1981年にEdward Riggins(エドワード・リギンズ)が創刊したスケボー専門誌「THRASHER MAGAZINE」が始まりで、その雑誌からTHRASHERが生まれました。スケーターなら1度は憧れるブランドであり、近年ではスケーター以外に海外セレブや多くのファッショニスタからも支持されています。
THRTP502 BACKPACKは、フロントにはブランドロゴがプリントされており、縦型のシルエットがおしゃれなリュックです。汚れに強く丈夫に作られているのも魅力。縦掛けタイプになっており、耐久性にも優れたアイテムです。
NIXON(ニクソン)
1998年にアメリカでスタートしたブランド。腕時計がメインですが、こだわりをもって丁寧に仕上げられたアパレルラインもあなどれません。
「Ransack Backpack」は、飲み物を収納できるボトルホルダーやPCスリーブなどたくさんの収納を配置した、機能的なデザインに仕上がっています。見た目もシンプルで、女性でも使いやすいです。
NIKI(ナイキ)
1972年にPhil Night(フィル・ナイト)が設立、スポーツメーカー世界ランキング第1位のブランドです。誰もが知っており、世界中の人に愛されています。
ナイキスポーツウェアRPMは、背面にパッドが入っているので、快適に背負えます。また収納力が高いので、荷物が多い方におすすめ。見た目もクールな、機能性抜群のアイテムです。
リュックヘの取り付け方を指南
ここからは、スケボーリュックへの取り付け方を解説していきます。スケボーを縦に担いで運んでいると、だんだんとずり下がってきてしまうことがあります。リュックへのスケートボードの取り付け方のコツを掴んでおきましょう。
ボードストラップに固定
フロントについている2本のベルト状になっているボードストラップで、スケートボードをリュックにを取り付けます。スケボーの下のトラックをスケボーリュックの下のボードストラップに引っかけて固定。車輪にボードストラップを斜めに絡ませるようにすると安定します。
リュックの中身をパンパンにする
スケボーリュックの中身をパンパンに入れて、スケボーをしっかりと固定させるという方法もあります。スケボーリュックの中身が少ないと、どうしてもボードとの間い隙間ができるためスケボーが安定しません。中身を多めに詰めておくと隙間が埋まって、上手く固定できます。
このような方法でスケボーリュックにスケボーを取り付けることで、ずり下がりを防げます。ぜひ試してみてください。
まとめ
今回はスケボーリュックの選び方や取り付け方について解説していきました。それぞれにメリット・デメリットがありますので、把握した上でじっくり選びましょう。他の方と持ち物が被るのが嫌であれば個性的なデザインを、デイリーユースとして活用したいのであればシンプルなデザインを選びましょう。アイテムによってさまざまな特徴があるので、自分にぴったりのスケボーリュックを見つけてください。