スケボートラックの選び方!好みの一品を見つけよう

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スケボーのパーツ選びの中でも、トラック選びはデッキ選びと同じくらい重要です。乗っていて違和感がある場合、トラックを選びなおすことで安定感や操作性が改善することも。今回は車高のHIとLO、幅などを中心に、よりよいスケボーライフを送るためのトラック選びについて解説します。

スケボーのトラックとは?

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スケボーを構成する主要パーツは全部で3つあります。スケボーのメイン部分のデッキ、滑走するためのタイヤにあたるウィール、そして今回選び方を解説するトラックです。

トラックの役割はデッキとウィールをつなぐこと

トラックはデッキとウィールをつなぐために欠かせないパーツです。1台のスケボーに前後合わせて2本のトラックが必要です。デッキには前後各4つのビス穴が開いていて、トラックの取り付けにはビスとナットのセットを4×2で8個使用します。工具さえあれば誰でも簡単に取り付け、取り外しが可能です。

スケボーを支える重要なパーツ

ビスやナットとは異なり、単にデッキとウィールをつなぐだけではないところにトラックの奥深さがあります。トラックは、スケボーを楽しむうえで重要なパーツで、走りの滑らかさやトリックの精度を左右します。また、トラックは複雑な構造をしており、トラック自体が複数のパーツで構成されています。

トラックの選び方①高さ

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トラックの選び方の1つめは高さです。トラックの高さによって、デッキに設置した際に地面からどれだけの距離をとるのか変わります。

HIとLOに決まった規格はない

トラックの高さには、HIとLOの2種類あります。2つの違いは文字通り高いか低いかです。ただし、どこまでがLOでどこからがHIといった統一規格がなく、実際の高さはブランドによって異なります。あるブランドのHIで低いと感じた場合、別のブランドのHIではピッタリということがあります。

同じブランドのHIとLOの高低差は、一般的に5mmくらい。たったの5mmと思うかもしれませんが、全く違った滑り心地になります。

高さの違いがもたらす道具としての影響

車高が高くなればデッキと地面の間隔は広がり、車高が低くなるとデッキと地面の間隔は狭まります。つまり、デッキと地面の間に入るウィールの選択肢はHIのほうが多く、HIトラックで装着可能な大きい径のウィールが、LOトラックでは使えない可能性があるということ。

さらに、車高が違えばデッキと地面、またはウィールの接触具合も変わります。他のパーツの寿命と関連しているのがトラックの高さです。

乗った時の違い

LOはHIよりも重心が下がることで安定性が増します。さらに、地面との距離が短いことで、デッキを弾く反応がHIより素速く感じられる点が特徴です。トリックを始めたばかりの初心者にとって、LOはHIよりも技を磨きやすいイメージが持てるトラックといえるでしょう。

一方、HIはスピード感のある操作に向いています。また、地面からの高さを活かしてLOよりも高いオーリーができるなど、ある程度スケボーに慣れた方向きのトラックです。

後からトラックを高くすることは可能

トラックの高さは後から調整可能で、ライザーパッドと呼ばれる調整用のパーツを挟んでかさ上げします。サイズは豊富で、使っていたLOのトラックを高くしたいとき、予算を節約してHIの効果を得られる手段です。また、これ以上高さのあるHIがない場合にも使えます。

トラックの選び方②幅

トラックの選び方の2つめは幅です。トラックの幅は高さとは異なり、デッキサイズを考慮したものとなります。

デッキが幅広ならトラックも幅広を選ぶ

トラックの幅は数種類あり、デッキの幅に合わせたトラックを選ぶのが一般的です。しかし、デッキサイズとトラックサイズの関係について正解はなく、どのような組み合わせにするかは自由。とはいえ、デッキに対して幅が狭すぎたり広すぎたりするトラックではバランスがとりにくくなります。

トラックとデッキのアンバランスは、そのままスケボー自体のバランス悪化につながります。結果として、望ましい滑りを実現できない可能性も。さらに、後から高さを上げることが可能でも、後から幅は変えられません。トラック選びにおける幅のチェックは、高さ以上に重要です。

バランスがよいトラックとデッキの組み合わせ

初心者がトラックを選ぶときは、できるだけ安定感の良い組み合わせを選びましょう。経験とテクニックのない初心者が、不安定な組み合わせのトラックを選んでしまうと、スケボーの上達に悪い影響を及ぼしかねません。安定感のよさとキビキビとした操作性は相反するものです。小回りの利いた滑りを楽しむのであれば、幅が狭いトラックが有利。

サイズに迷ったときは、各トラックの商品ページに掲載されている推奨値をみてみましょう。

トラックの選び方③重量

トラックの選び方の3つめは重量です。トラックは200g程度の軽いトラックから400gの重いトラックまで幅広い重量差があります。

重量とパフォーマンスの関係

トラックが軽いほど全体的な操作が楽になります。スケボーは自分の力だけでコントロールしなければいけません。したがって、重いトラックよりも軽いトラックを選択したほうが、トリックが楽にできます。スケボー初心者は操縦に慣れていないため、最初は操作のしやすい軽量のトラックを選ぶのがおすすめです。

まとめ

スケボートラックの選び方で重要となるのが、高さと幅、そして重さです。それぞれスケボーの安定感や操作性に関わってくるため、選択ミスは避けたいところ。また、各要素が単独でパフォーマンスに影響するわけではなく、深く絡み合っている点にも注意が必要です。

初心者は無難なセッティングを選ぶことで、スケートボードに早く慣れられます。ただし、最終的には自分の感覚が重要です。自分が乗りやすい、トリックをしやすいと感じる選択が一般的に推奨される数値と異なっているときは、迷わず自分の感覚を優先しましょう。スケボーはフィーリングが大切です。

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