これができたら上級者の仲間入り。注目を集めたいならエアーテクニックを習得しよう!

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サーフィンの見せ場には、多彩なテクニックがありますが、波上に飛び出すエアーと呼ばれるテクニックもその一つです。エアーテクニックは、基本が解れば様々な技に挑戦することも難しくはありません。上級者の証といえるエアーテクニックの習得を解説していきます。

エアーテクニックにはどんなものがある?

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波からジャンプするエアーテクニックは、まさにサーフィンの花形。最初に、大会などでも良く見られる、主なエアーテクニックの種類を紹介します。

フロントサイド

フロントサイドは、厳密にいえばエアーテクニックではありません。しかし、主なテクニックで良く使われるライディングです。フロントサイドとは、波に向かって正対する進み方で、逆向きに波に背を向けるのはバックサイドと呼ばれます。

波を制覇するためには、フロントサイドとバックサイドのいずれもできるようにしておくことが大切です。ただ、エアーテクニックを覚えていく過程では、フロントサイドから始めたほうが、「波が広く見えやすく、動きを理解しやすい」というメリットがあります。

ストレート・エアー

ストレート・エアーは、エアーテクニックのなかでもっともシンプルかつ、基本となるジャンプです。進行方向に向かってジャンプするテクニックで、回転はしません。そのため、一見華やかさに欠けるように思われますが、ジャンプの仕方によっては高さを出すことも可能です。

エアー・リバース

波の上部から飛び出し、空中で岸側にサーフボードを回転させて着水するテクニックです。波が崩れてくる頂点にボードを当ててターンをする、リップと呼ばれる技と同じ方向に回転。ボードを回転させる角度によって、半回転のエアー・リバース180、1回転するエアー・リバース360などがあります。

アーリーウープ

アーリーウープは、エアー・リバースとは逆向きの海側に、サーフボードを回転させるテクニックです。十分に高さのある波を利用するため、エアーテクニックのなかでもダイナミックで華のある難易度の高い技。サーフィンの国際大会でも高得点が期待され、サーファーのあこがれです。

「ストレート・エアー」「フロントサイド」を習得しよう!

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ストレート・エアーは、エアーテクニックを目指す方であれば、必ず最初にマスターすべき技です。波に乗ってスピードを上げ、大きく空中にジャンプすることを目指します。

ストレート・エアーは難しい?

ストレート・エアーは、回転がない分、少し練習するとできるような気がしますが、実際には基本動作ができていないと高く飛ぶことが困難な技です。うまく波の力を利用できるようになれば、技に高さが出てストレート・エアーであっても十分に見応えのある技になります。

足腰の使い方や、ボトムからトップに上がっていく際の重心の置き方、ジャンプの際の後ろの足の使い方など、シンプルなテクニックだけに、すべてがきちんとできていないと空中には飛び出せません。

ストレート・エアー フロントサイドのポイント

基本となるフロントサイドからのストレート・エアーのやり方とポイントを説明します。ストレート・エアーにチャレンジするときは、ブレイク寸前の切り立つセクションを見つけることが大切です。ボトムターンは、波の半ばのあまり深くない場所で行います。

セクションで後ろ側の足で蹴り上げたら、前側の足は胸にしっかりと引きつけましょう。着地時は、もっとも怪我のリスクが高まるため、ボードの上にしっかりと足をセットし、レールの側から降りるイメージを持ちます。

スケートボードのオーリーのような状態になると、怪我をする危険があるため、片足ではなく、両足で支えることが大切です。ゆるめのオンショア(海から岸へ吹く風)であれば、ある程度の高さを出してもボードが足から離れにくく、コントロールしやすいと考えられます。

オフショア気味の場合には、岸側に飛ぶことを意識することが重要。風をうまく使い分けられると、ボードを安定させられて、ストレート・エアーをきれいに決められるようになります。また、早めのリップからの蹴り出しで高さが出やすくなり、空中にジャンプする醍醐味を味わえるでしょう。

「エアー・リバース」「フロントサイド」を習得しよう!

ストレート・エアーでジャンプができるようになってきたら、次に攻略したいのがエアー・リバース。フロントサイドでのエアー・リバースについて説明します。

エアー・リバースの魅力

波から飛び出し、空中で回転、そして着地。エアー・リバースは、見ている方を楽しませ、上級サーファーであることを印象づけます。エアー・リバースの魅力は、何といっても空中での回転です。プロのサーファーには、ごく一般的な技になりましたが、多くのサーファーが憧れている技の一つ。波の上で大きく飛び出して回転する爽快感は抜群です。

エアー・リバース フロントサイドのポイント

エアー・リバースに慣れてくると、あらゆるサイズの波で実行できるようになります。しかし、習得中であれば、腰~頭程度のサイズの波を選ぶのがベストです。

ボードから足を離さないように意識し、レギュラーフッターであれば右肩から、グーフィーフッターならば左肩から回転をかけていきます。前傾姿勢で、足のスタンスは広めに。着地は、テールからするように留意します。

波の上部が崩れ加減のリップに着地する際には、すぐに重心を下げることが大切です。エアーテクニックをするうえで、着地はもっとも難しい場面のため、さまざまな失敗が想定できます。経験を重ねながら、次に向けて改善していく気持ちが必要です。

「アーリーウープ」を習得しよう!

エアー・リバースとは逆回転を行うアーリーウープは、さらに難易度の高い技。鮮やかに決められるようになれば、コンテストへの参加も夢ではありません。アーリーウープ習得への秘訣を見ていきます。

アーリーウープの魅力

波から飛び出したあと、進行方向とは逆回転を行うアーリーウープは、大迫力の技です。滞空時間が長く、大きく回転するため、強い波の力が必要となります。さらに、スピードがなければ最後まで回り切れません。360度の大ジャンプは、サーフィンに詳しくない方でもその華麗さが伝わります。アーリーウープを極めれば、エアーテクニックのマスタークラスも夢ではありません。

アーリーウープのポイント

アーリーウープを決めるポイントは、「波へのアプローチ」「回転の実行」「着地」の3段階あります。まずは、アプローチに適した波を見極めなければなりません。アーリーウープにベストなのは、頭~頭上のサイズの波です。

海から吹き寄せるオンショアであれば、ボードが足元に付きやすく、コントロールがしやすいです。アーリーウープは、着水が難しいため、慣れるまではブレイクし始めのセクションに技を仕掛けるようにします。

初心者は、波の裏側に降りる失敗が多い傾向。しかし、崩れ始めた波にアプローチすることで、波の上に戻りやすくなります。回転する際、テールを蹴り上げたら、肩から上半身を回してすぐに着地方向に視線を向けましょう。

姿勢は、常時低く構えるとバランスを失わず、ボードをキープしたまま着地できます。アーリーウープでは、スピードとタイミングが重要。アプローチから着地まで失速せず、波に仕掛けるタイミングを考えることが大切です。

まとめ

波の上を高く舞いながら華麗に回転したり、鮮やかに着地を決めるエアーテクニックは、まさしくサーファーのあこがれです。いつかは習得したいが、なかなか実践できないという方も少なくはないはず。エアーテクニックに最適な波は、それぞれの種類によっても変わります。

エアーテクニックは基本的な知識をもとに、段階を追って練習することが大切です。サーフィンをしていてボードと一緒に波に飛び出したことがあれば、エアーテクニックができるだけのスピードが出ているということ。まずは、完璧なストレート・エアーの習得を目指してみることをおすすめします。

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