サーフィンを始めようと考えた際、一番に必要となるのがサーフィングッズです。プレースタイルのカッコよさはもちろん、サーフィンはボードやウェアのおしゃれさも大きな要素の一つといえます。だからこそ、アイテム選びにも慎重になりたいもの。
特にサーフパンツはプレー時だけではなく、一般的なスイムパンツとは異なり街歩きでも利用できるアイテムが豊富です。今回はレディースのサーフパンツの人気ブランドからおすすめの一着まで紹介していきます。
サーフパンツはサーフィン用のパンツなの?
はじめにサーフパンツとはどういったアイテムなのか、一般的なスイムパンツとの違い、選び方のポイントなどについて解説していきます。
サーフパンツの特徴は水陸両用であること
サーフパンツの一番の特徴として挙げられるのが、一般的なスイムパンツとは違い、プレー時だけではなく街歩きにも利用できる便利なパンツである点。速乾性に優れ、太ももにゆとりがあるデザインなので、海から上がってすぐに街へ繰り出すことも可能です。
またレディースのサーフパンツはデザインが豊富な点も大きな特徴です。メンズラインよりも丈の種類も多く、トップスとのコーディネートによってはサーフパンツには見えないものもあります。
ちなみにサーフパンツは水陸両用ではありますが、メインはやはりプレー時のコスチューム。パンツにインナーが縫い付けられているものもありますが、物によっては別売りとなっていることもあります。その都度インナーの確認を忘れないようにしましょう。
レディースサーフパンツの選び方
レディースのサーフパンツはメンズとは異なり、バギーショーツ型のような短めタイプも多く扱われています。かわいさや動きやすさを考えるのなら、ショート丈のサーフパンツがおすすめといえるでしょう。
動きやすさも欲しいけれど、できれば体形をカバーしてほしい…。このように考えるのならショート丈とは反対の、メンズと同じようなハーフパンツ丈がおすすめ。太もも部分にゆとりがあるデザインを選べば、より体形をカバーする効果が期待できます。
またサーフパンツを選ぶ際に外せないポイントとしては「速乾性が高い素材を使っているか」という点があります。海から上がった後のことを考えると、サーフパンツに水気が残っているか否かで疲れの取れ具合も異なります。パンツの丈やデザインはもちろん、素材面にもこだわってみてください。
Roxyのサーフパンツ
まずはアウトドアブランドの中でもレディース専門として名高い「Roxy」のサーフパンツを紹介。「サーフィン=男性のスポーツ」といった固定観念を破ってくれるようなブランドです。
Roxyとは
メンズ製品が主流であったビーチブランドの中で「女性向けの製品が欲しい」という声に応えて1990年に設立されたブランドがRoxy。プロとしてのプレースタイルを守ることはもちろん、女性らしいフェミニンさを兼ね備えたデザインが特徴的です。自分らしさを大切にした女性に選んでほしいサーフブランドです。
Roxy「LUNCH CALM PRINT」
女性らしいヒップライン、脚長効果が期待できる絶妙な長さのミドル丈がうれしいボードショーツです。バックポケットには水抜きのためのハトメがついているので、プレー時のストレスも軽減。目を引く大胆なデザインを採用しているので、ハッキリとしたデザインが好きな方におすすめの一品です。
Roxy「BOTANICAL BLESSING SHORTS」
思わず目を奪われてしまうような、鮮やかなボタニカル総柄が印象的なボードショーツです。どんな方の好みにも合わせられるような3色のカラー展開で、自分らしいコーディネートを楽しむことも可能。ウェスト部分は総ゴム仕様なので、履きやすさと同時にプレー時の快適さにも注目したい一品です。
パタゴニアのサーフパンツ
続いては「パタゴニア」のサーフパンツについての紹介です。サーフィンを始めとするアウトドアブランドの中でも、パタゴニアは自然環境に配慮したブランドです。そんな環境に優しいブランドの考え方も併せて解説します。
パタゴニアとは
トレイルを始めとするアウトドアギア、ウェアブランドとして世界的に有名なブランドです。自然環境への深い配慮を持ち、ブランド製品はもちろん環境保全や回復のために様々な面からアプローチを続けているブランドでもあります。
パタゴニアでアイテムを購入した場合、売り上げの1%が自然環境保護・改善のために寄付されます。サーフィンを通して環境保護にも興味が出てきた、という方におすすめしたいブランドです。
パタゴニア「ウィメンズ ベアリー バギーズ ショーツ」
パタゴニアのショーツの中では股上・股下共に短めになっている、よりアクティブに動きやすいデザインをしたバギーズショーツです。海外ブランドの商品を選ぶ際にありがちなことですが、サイズ感が国内の物より大きめに感じることがあるので、サイズ選びは慎重に行ってください。
使われている素材はオリジナルのバギーズショーツと同じく、DWR(耐久性撥水)加工済みのサプレックス・ナイロン素材です。そのためショーツの水切れの良さにも満足できるでしょう。
パタゴニア「ウィメンズ アイランド ヘンプ バギーズ ショーツ」
環境への影響が少ないと言われる天然繊維「ヘンプ」を素材に採用しているバギーズショーツです。ヘンプの他にもオーガニックコットンを採用しているので、肌触りが柔らかくきれいなドレープを描いてくれます。
サーフパンツとしてはもちろん、街歩きの際にシルエットにもこだわりたい方にピッタリ。やわらかな風合いはトップスを選ぶこともないでしょう。
ハーレーのサーフパンツ
ここからは、デザインはもちろん、サーフパンツの性能において世界基準を持つブランド「ハーレー」のおすすめサーフパンツについて見ていきます。
ハーレーとは?
1999年アメリカのカリフォルニア州にて設立されたサーフブランド、ハーレー。もともとはサーフィンのボードを作る技術が非常に高いとして、サーファーから熱い支持を受けていたボブ・ハーレー氏がブランドを設立しました。
若いサーファーへの支援やサーフボードの開発はもちろん、ハーレーのサーフパンツに使われている生地「phantom」は水中性能における世界基準ともなっています。本気でサーフィンに取り組みたいと考える方なら、一着は持っていただきたいサーフブランドではないでしょうか。
ハーレー「SUPERSUEDE COLIN BEACHRIDER SHORTS」
総柄でありながらシックに見せるハーレーのサーフパンツです。ごく短い丈にパーム柄で、一歩間違えれば露出感と派手さが気になりそうなものですが、絶妙なバランスで美しく仕上げられています。ヒップラインをきれいに見せてくれるので、サーフィン時はもちろん街歩き時もおしゃれに見えます。
さらに、レギンスをプラスすればヨガなど室内スポーツにも使用できるでしょう。デザインと共に機能性にも優れているので、様々な場面で利用できるサーフパンツです。
まとめ
今回はサーフパンツの中でも、レディースアイテムについて紹介してきました。海辺に映えるカラフルなデザインから、街歩きにもピッタリな上品なデザインまで様々なサーフパンツがあったのではないでしょうか。
昨今では男女の垣根を越えたデザインも多くありますが、女性らしさが引き立つというのも重要なポイントです。自分らしさを忘れることないサーフパンツを選んで、サーフィンそのものをもっと楽しめる自分になりましょう。