これを使えば即上達！世界に先駆けてゼビオ・ヴィクトリアで先行発売のスノボギアを聞いてきた♪

スーパースポーツゼビオとヴィクトリアにて、世界に先駆けて発売されるアイテムがあると小耳に挟んだGrab編集部。これは一足お先に情報をゲットしなくては…！とショップへ突撃取材を敢行。どんな凄いアイテムなのか大興奮です！

お話を聞いたのはこの方！

お話を伺ったのはスーパースポーツゼビオ長野南高田店の大久保さん。スノーボード歴14年のベテランスノーボーダーであり、スノーボードのことならなんでもござれ！初心者にもわかりやすく、ギアの特性を教えてくれる凄腕販売員なのです！

世界先行発売のアイテムがあるそうですね！？

大久保：はい！ヨーロッパでも老舗中の老舗「NIDEKCER(ナイデッカー)」のブーツ、『CHARGERα FOCUS BOA(メンズ)』、『CALLA FOCUS BOA(レディース)』と、高い技術で進化し続ける「FLOW(フロー)」のバインディング『NEXUS』が今季、世界でゼビオ・ヴィクトリアだけで先行発売されます！ご存知でしたか？現在FLOWはNIDEKCERのもとで開発がされ、NIDEKCERのブーツとFLOWのバインディングがベストにマッチングされているんですよ。
━━━ 先行発売と聞くと、凄く期待しちゃいます！期待を裏切らないで下さいよー！？
大久保：もちろんです！初・中級者が上達するような工夫、ユーザー目線で嬉しい点をしっかりおさえています。ブーツは35,000円、バインディングは30,000円と価格は抑えてあるのに、技術は盛りだくさん！これはおすすめなので、事細かに教えちゃいます。

価格を抑えて、このこだわり！魅力いっぱいのブーツ

大久保：まずは、ブーツの特徴からご紹介します。外装は前モデルと大きな変化はありません。他社との明確な差をあげるとしたら、価格を抑えてダブルBoAを採用しているところ。BoAが2つになることで、甲部分と足首の締めわけが可能になり、紐の煩わさを払拭しています。
━━━ブーツがしっかり締まれば、板に力がよく伝わるわけですね。初・中級ブーツなのにハイクオリティ！また、先程「外装は」とおっしゃっていたので、インナーブーツには大きな変化が…？

インナーブーツがさらに進化！

大久保：そうなんです。インナーがグレードUPしています。左側のグレーが前モデル、右側のブラックが今季モデルで、違いは一目瞭然です！今季は紐を締めると連動してかかとが包み込まれるように足首へフィット。さらに、低温サーモインナーを採用しているため、体温で徐々に自分の足形へと形成される仕様です。ドライヤーの熱風を当てて、微調整することもできますよ！

また、実はメンズとレディースでインナー形状を変えています。ふくらはぎの筋肉位置は男性と女性では高さが違い、女性の方が低いんです。そして、女性は男性と比べて脂肪がふくらはぎにつきやすく、足もむくみやすいので、ブーツの入り口部分の素材を一部伸びる素材へ変えています。

大久保：また、メンズモデルに関しては、「ガムソール」というスニーカーでもトレンドな素材を使用。よりストリート感が増し、カジュアルデザインのウェアに馴染みます。さらに、このブーツは初心者でも足首を曲げやすいよう、パターンや縫い目が工夫されています。体重をグッと前に入れやすく、足首が柔らかく使えるので、ターンしやすく、技の上達をサポートしますよ。

先進技術が詰まったバインディングが上達のひみつ♪

大久保：もう一つの先行発売アイテムはFLOWのバインディング『NEXUS』。こちらは「リアエントリー」というハイバックが倒れて、後ろから足を入れるタイプになります。『NEXUS』はハイバックのロックがかかり足を入れやすく改良されました。そして一から設計されたベースプレートとハイバックによりさらに軽量にもなっています！

大久保：リアエントリーのメリットは何と言っても装着の速さ。今までお尻を付いて装着してた方も、事前にストラップ調節さえしっかりしておけば、足を入れてハイバックを上げ、ロックをかけるだけです。なおかつラチェットで毎回締め直さないため、締め心地が変わらないのも嬉しいポイント！
━━━とても良さそうですが、ストラップも特殊そうですし、他のブーツは合うんですか？
大久保：もちろん合わせられます！この一枚の面になっているストラップなら、柔らかく作られているため、他のブーツでも調整すればしっかりはまります。通常のストラップでつま先と足首を固定するよりも、一枚の面で甲部分全体を固定できるので、より一体感がアップしますよ。この仕様はFLOWだけなんです！

大久保：そして、このバインディングのもう一つ特筆すべき点は「ワイヤー」です！画像で指差している細い部分。ワイヤーはぐるりとハイバックを通り、バインディング底面のベースプレートに繋がっています。
他社だとまずストラップ、ハイバック、板の順に段々と力が伝わりターンします。しかし、ワイヤーがあることで、足首を傾けた瞬間にワイヤーがベースプレートを持ち上げて、力を板へ伝え、ターンができるというわけです。つまり梃子の原理でより少ない力で板を持ち上げコントロールできるというわけ。

非対称が反応を早くする！

大久保：実は前年モデルにもワイヤーはついていました。右が前モデル、左が今季モデルです。大きく変化したのはワイヤーの出発点が非対称になっているところ。前後差があることで、かかと側に体重を傾ければ前方側のワイヤーが持ち上がり、つま先を踏み込めば、かかと側が持ち上がるため、板がより早く反応してくれるんです。

大久保：そうすることで、板のひねりをうまく活用でき、ターンも覚えやすく、初心者でも上達しやすくなるというわけです！スピードが出ている時も、より正確にコントロールできるため、検定、大会に参加される方にもおすすめですよ。
━━━それは凄いですね！ブーツとバインディングにこれだけ技術が集約されているのにこの値段で、さらに今季全世界でゼビオ・ヴィクトリアでしか買えないとなると…、欲しくなっちゃいます！！
大久保：購入しちゃいましょう(笑)！！