サーフパンツは、たくさんのブランドのものが出回っています。しかし、せっかく着るならオシャレなものを選びたいところ。ここでは、数あるブランドの中から、Hurleyのファントムをピックアップ。サーフパンツを選ぶポイントや、おすすめのアイテムについて紹介します。
様々なシーンで使えるサーフパンツ
サーフパンツは、サーフィン時だけに使うものと思っていませんか?実は、他のシチュエーションでも使えるアイテムです。
使い勝手の良いサーフパンツ
サーフパンツは、サーフィン水泳用やウェットスーツと違い海だけではなく普段着としても違和感なく使えるのが良いところ。利用シーンの幅が広がります。
ただし、ハイビスカスの花が大きくプリントされたものなど、いかにもサーフパンツといったデザインの場合、普段着として街中で出歩く際に違和感を覚えるかもしれません。もし、街歩きでの使用を想定している場合は、無難な無地やシンプルなデザイン、Tシャツとのコーデを考えたうえで選ぶことがおすすめです。
便利機能が多数
サーフパンツは、もともと面ファスナーを使った前立てやボタンが付いたポケット、スマホや長財布、サングラスなどを入れやすい深いポケットなど、収納性に優れている機能を多数搭載。バックポケットにキーを結びつけるためのループと呼ばれるゴムひもを付属するなど、実用的な機能がたくさんあるため、普段着としても便利なアイテムです。
サーフパンツを選ぶポイント
ひと口にサーフパンツといっても、その種類はさまざま。たくさんあり過ぎて迷うところではありますが、ここでは選び方について3点にポイントを絞って説明します。
デザイン
もし普段使いをするのであれば、デザインを重視する必要があります。色数が多いと年代によっては少し派手に感じられるかもしれません。そのため、モノトーンあるいは3色までにまとめたほうが無難です。さらに、色数が多くてもダーク系など鮮やかすぎない色合いであれば、落ち着いた雰囲気になります。
以前は、メーカーのロゴが大きくプリントされているものや、落書きっぽいラフでポップなデザイン、ハイビスカスなどが大きくプリントされた、いかにもサーフィンらしいデザインなどが主流でした。しかし、このようなデザインは普段使いにしづらいことがデメリットです。
近年は、バーバリー風のチェック柄などの伝統的なデザインや、図形など無機質なものを組み合わせた、落ち着きのあるデザインも増えてきています。
機能性
必要な機能性が備わっているかも確認が必要。サーフィン用途をメインにする場合、ポケットはフロントやサイドにはなく、バックにだけあるシンプルなものが良いです。しかし、普段使いで街中を歩く場合は、サイドにポケットがあった方が収納性がアップします。
具体的には、スマホやサングラス、長財布などが入るサイドポケットがおすすめ。ただし、ポケットに大きな物を入れすぎると、ふくれ上がってしまい、全身のスタイルが不格好になってしまいかねないので注意しましょう。
収納機能以外で、もう1つ気にしたいのが、素材の速乾性と伸縮性。通常のスイムパンツと比較すると、サーフパンツは基本的にはすぐ乾きやすく、濡れたままの不快感を感じません。
伸縮性に優れていれば、ゆったりとしたはき心地で過ごせます。プレイ中にずり落ちないか不安であれば、ウエストひもで調節できるタイプのサーフパンツがおすすめです。
価格
サーフパンツの価格はさまざまです。安い物であれば、1,000円を切るものがあれば、1万円を超えるサーフブランドのパンツもあります。価格にこだわりすぎて「安物買いの銭失い」とならないよう、機能やデザインを加味しながら、十分に吟味して選びましょう。
サーフパンツを選ぶならHurleyのファントム一択
サーフパンツを選ぶポイントとなる「柄やデザイン」「機能性」「価格」すべてにおいて優れているブランドの1つが「Hurley(ハーレー)」です。ここでは、Hurleyの魅力について説明します。
安定のブランド「Hurley」
Hurleyは、南カリフォルニアでボブ・ハーレーが1979年に設立したサーフブランド「Hurley Surfboards」が元となっています。オーストラリアのサーファーに関するアパレルブランドのアメリカ向けライセンシーとして携わり、全米トップレベルのサーフブランドに成長。2002年にはNIKEの子会社となり、今や全米トップのサーフブランドにまで発展しました。
その後、2019年12月にNIKEが投資会社のブルースター・アライアンス(Bluestar Alliance LLC)にHurleyを売却しています。
機能性の高さが魅力
Hurleyの製品の大きな特徴は、サーフパンツとしての基本的な機能の高さ。使用している素材「ファントム」は、NIKEがオリンピック競技のために独自に開発した高機能なもので、世界で初めてサーフパンツに採用されました。
また、ファントムは「True Naked」をコンセプトにしています。素材自体の軽さはもちろんのこと、縫製部分を極限まで少なくすることで、まるでサーフパンツをはいていないかのような感覚を得るほどの超軽量と履き心地を実現。
これは、NIKE FREEの哲学が提唱している「体があるがままに自由に動くことで、多大なパフォーマンス効果が得られる」ことと合致しています。さらに、ファントムは伸縮性が高く、長く保ち続ける撥水性の高さを兼ね備えているのが特徴です。
大人っぽいデザインも見逃せない
デザインは、トロピカルな明るいイメージよりも、ダーク系の落ち着いたものが多いのが特徴。また、ファントムは膝上丈に作られているため、普段使いとしても活用できます。デザインは、バリエーションがありますので、自分に合った好みのものが必ず見つかるのはうれしい点。
おすすめのファントム
ここでは、Hurleyのファントムシリーズの中でも、特におすすめの商品を紹介していきます。
ファントム誕生のきっかけ
Hurleyが誕生する前のサーフパンツは、南国をイメージした柄と重い生地を組み合わせたものが多い傾向でした。しかし、オリンピック代表選手のために、2007年独自に開発された素材「ファントム」をサーフパンツに応用することで、飛躍的に軽量化。
そのアイデアを形にしたのが、Hurley創始者ボブ・ハーレーの息子ライアン・ハーレーと、ブルース・ムーアです。
2019年にNIKEの手から離れた際、NIKEと深く関わるファントムシリーズが存続されるかという不安がありましたが、2020年も新作が登場しています。
ラインナップ
ファントムシリーズは、多くの商品が販売されています。ここでは、3つのアイテムを紹介します。
・PHANTOM HYPERWEAVE MOTION STRIPE ELITE
特殊な織り加工による高機能モデル「PHANTOM HYPERWEAVE MOTION STRIPE ELITE」は、抜群のフィット感が特徴です。
・PHANTOM BP ROSEWATER
「PHANTOM BP ROSEWATER」は、ローズをあしらいながら、POPなカラーで統一したデザイン。
・Session Solid 16”
「Session Solid 16”」は、かなりショートな丈が好みという方におすすめです。
まとめ
今回は、サーフパンツを選ぶポイントと、Hurleyのファントムシリーズの特徴について説明しました。値段はもピンキリ、デザインは多彩となると、何を選ぶのが正解なのか迷ってしまい、結局安い物を買って後悔することになりかねません。
その点、Hurleyのファントムシリーズであれば、オリンピック競技で使用するほど信頼性の高い素材を使用。基本的な機能が高く、最適なアイテムといえるでしょう。はき心地が良いファントムシリーズ、海だけではなく、山や街でも幅広く活躍できるため、おすすめです。