日本で展開されているスノーボードブランドは非常に多いです。今回はスノーボード(以下、スノボ)をする上で、覚えておきたい有名なブランドから、じわじわと人気を博しているおすすめのブランドを紹介します!
スノーボードのブランドは全部で300種類以上…
スノボに必要なアイテムには、板やウェア、ゴーグルなどがあり、日本国内で展開されているブランドだけでも300以上存在しています。「そのなかでもどんなブランドが有名なの?」「これからユーザーが増えていきそうなブランドってどんなもの?」と知りたい方も多いはず。
そこで今回は、スノボアイテムを購入する前の事前知識として、これから紹介するブランドたちを覚えていきましょう!
日本でも大人気の有名スノーボードブランド8選!
スノーボードを普段からされている方なら一度は耳にしたことがあるブランドを紹介します。それぞれのブランドの歴史や、代表的な商品を中心に紹介!
BURTON(バートン)
1977年にジェーク・バートンがアメリカ・バーモント州に設立した「BURTON」。現在では、業界で最も人気のあるブランドです。バートンは、板やアウターウェア、パーカーなど幅広くアイテムを展開!多くのゲレンデのレンタルショップでも取り扱われるほど、有名なブランドです。
板のクオリティも高く幅広いスタイルを網羅しています。フリースタイル、パーク、エアー、ハーフパイプ、バックカントリー等、あらゆるシチュエーションに対応できるモデルバリエーションです。
出典:大人の倉庫
なにを買おうか迷ったらとりあえず「バートン!」といえるくらい、豊富なアイテムを揃えています。
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人気のアパレル商品「Frostner Anorak」
ユニセックスサイズなので、男女問わず着用できます。スポーティーなのはデザインだけではありません。すっきりとした見た目とは裏腹に、動きやすさを重視し、ゆったりとした着心地を実現。快適に滑りを楽しめます。
【Xadventureおすすめポイント】
・スノーボーダーの意見を取り入れたシルエットで着心地抜群!
・通気性と防寒性に優れているのでオールシーズン着用できる
SALOMON(サロモン)
1947年に、フランソワ・サロモンがフランス・アルプスに設立した「SALOMON(サロモン)」。現在では、スノボ界でも名を轟かせる有名ブランドですが、もともとは世界初のスキー・バインディング・ブーツを手がけるメーカーでした。
創設から50年後の1997年に、サロモンからスノボ用品が展開。豊富なラインナップが揃えられていることから、多くの方が利用している信頼できるブランドです。
サロモンのスノーボードは、フリースタイルなボーダーに向いているのではと思います。とてもバランスが良く、カービングもパークもハーフパイプもバックカントリーも、一つの板でこなせると思います。
出典:大人の倉庫
誰でも扱いやすい板を多く展開しているので、初心者の方でも安心して選べるブランドです。
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初心者におすすめのモデル「SIGHT」
バランスの良い作りになっていて、様々な滑り方に対応しているモデル。カービングはもちろんのこと、オーリー(ジャンプ)の際にも高い性能を発揮してくれて扱いやすいモデルです。
【滑走スタイル】
・フリーラン
・パウダーラン
・グラトリ(グランドトリック)
・カービング
【Xadventureおすすめポイント】
・バランスの良い作りで、初心者でも扱いやすい!
・他モデルに比べてコスパが良い
RIDE(ライド)
1992年、アメリカ・ワシントン州シアトルの郊外で誕生した「RIDE」。2014年に開催された、ソチオリンピックで8位に入賞した角野友基選手が使用していたブランドです。ハイセンスなグラフィックデザインとユーザビリティに優れた高品質な製品であることから、多くの方に愛されているブランド。
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華麗なターンが決まる!「BERZERKER(バザーカー)」
スムーズなライディングで有名なJAKE BALAUVELTのシグネチャーモデルで、既存のモデルがニューシェイプになり新登場。どんな地形でもターンを華麗に決めたい人におすすめのモデル。
【滑走スタイル】
・フリーラン
・パウダーラン
・カービング
・ワンメイク(キッカー)
【Xadventureおすすめポイント】
・安定性が高く、様々な地形に対応できる!
・エッジの切り替えが早いので、カービングがしやすい
YONEX(ヨネックス)
1946年、米山稔によって新潟で生まれたのが「YONEX(当時は米山木工所)」。創業当初は、漁業用木製浮きの製造から始まりましたが、1995年にスノボ市場に参入!
ヨネックスが手がけるカーボン成型の技術は世界トップレベルの技術力。その技術力を活かして、業界最軽量のボードを生み出しています。まさに、日本が誇るスノーボードブランドです。
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オールラウンダーモデル「SMOOTH(スムース)」
プロからアマチュアまで幅広いスノーボーダーが愛用している、高い順応性を持った板です。振動吸収と粘り強さが優れており、快適な滑り心地を実現しています。
【滑走スタイル】
・フリーラン
・カービング
・ハーフパイプ
・ワンメイク(キッカー)
【Xadventureおすすめポイント】
・オールラウンダーモデルなので、1本で様々な滑りができる
・板の作りが硬くなっているので安定性があり扱いやすい
HEAD(ヘッド)
1950年にメタルスキーの考案者であるハワード・ヘッドによって、アメリカ・メリーランド州でスキーブランドとして誕生した「HEAD」。当時、スキー用品をアメリカやヨーロッパで展開しており、世界中で高い評価を受けていました。そして、創立から50年後の2000年にスノーボード市場に参画します。
世界初となるマイクロチップ搭載、現在ではブーツのスタンダードとなっているカフカット構造。これらを世界に先駆けてリリースしているHEADは、技術力の高いブランドです。
ヘッドのボードは、世間的にはロープライスなモデルが多く出回っています。したがって、ゲレンデでは結構かぶります。また、昨年モデルがスノーボードフェアなどで3点セットになり安く販売されているので、初心者の方が使っているのをよく見かけます。
出典:大人の倉庫
初心者モデルから上級者モデルまで幅広く展開しており、信頼のおけるブランド。
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上達したい人におすすめ「THE DAY(ザ・デイ)」
オールラウンドに使用でき、上達を目指す初心者には特におすすめしたいボードです。
【適正スタイル】
・フリーラン
・パウダーラン
・カービング
【Xadventureおすすめポイント】
・作りが丈夫なので長く愛用できる
・軽量で速い滑りにも対応できる!
FLOW(フロウ)
1996年にニールプライドとラインハルトハンセンの2人によって、アメリカで誕生した「FLOW」。
FLOWは「イノベーション」「シンプル」「楽しさ」「パフォーマンス」の4つの要素に重きを置いており、現在でもなお多くの方に愛されたブランドです。特にFLOWのバインディングは上物。
まず、ビンディングの装着時に座らなくなったことによって、座る→ビンディングつける→立ち上がるの体力を使わなくなったので、1日滑ったときの疲労感がかなり軽くなりました。
出典:Snolif
ボードを履いたまま立てることが条件ですので、気をつけてください。
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軽量で扱いやすいビンディング「FUSE(フューズ)」
非常に軽量に作られているので、足が疲れにくくトリックを習得したい方におすすめのビンディングです。また、伸縮性も他モデルに比べて高く、足の自由が効くためグラトリなど細かい動きが求められるトリックをする人にもおすすめ。
【Xadventureおすすめポイント】
・軽量で足を動かしやすいのでトリックを練習しやすく、持ち運びにも便利
・伸縮性のある作りで足への負担を軽減できる!
K2(ケーツー)
1962年にキルシュナー(カーシュナー)兄弟によって、アメリカ・ワシントン州シアトルで誕生した「K2」。名前の由来は、世界2位の標高を誇るカラコルム山脈の一つ「K2」から命名しています。
K2は先駆的なグラスファイバースキー技術で知られたブランドで、スキー道具を軽量化し、スキーの時代を作り上げました。創立から25年後の1987年に、スノーボード「GYRATOR」を発表。今では、板やバインディング、ブーツを展開しており、フリースタイルやパークなどシーン別に対応できる豊富な品揃えです。
K2はカーボンの編み込みの技術も高いらしく,それは飛行機の翼や釣り竿でも使われているそうです。
出典:自分の領分
他分野でも通じる技術力は、本当に素晴らしいです。
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扱いやすいモデル「STANDARD(スタンダード)」
板が柔らかく作られており、形状もフラットなので初心者に付きものの逆エッジをしにくいです。ノーズ側が長く作られているため操作性も抜群で、初心者におすすめのモデル。
【Xadventureおすすめポイント】
・操作性抜群で、初心者でも扱いやすい
・柔らかい作りで地形に対して無理な力が入らず、ミスをしにくい
ROXY(ロキシー)
1990年にアメリカでカリフォルニア州で、サーフ&スノボブランドのクイックシルバーによって設立されたレディースブランド「ROXY(ロキシー)」。
ロキシーのブランドパーソナリティは、「FUN AND ALIVE(楽しく、いきいきとした)」「NATURALLY BEAUTIFUL(飾らない美しさを持ち)」「DARING AND CONFIDENT(勇敢・大胆で自信に満ち溢れた)」の3つ。ROXYのアイテムを見ても、これら3つを意識していることがよくわかります。
公式ページ:ROXY
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大人気!「JETTY NP JK」
雪が降る空を思い起こされるような、ひんやりと爽やかなカラーリングの花柄デザインです。パンツは落ち着いたカラーを選ぶもよし、あえて派手柄を合わせて遊ぶもよし。さまざまな雰囲気のコーディネートが楽しめます。
【Xadventureおすすめポイント】
・スノボーウェアでは珍しい可愛らしいデザインでおしゃれ!
・カラーバリエーションが豊富でお気に入りの1枚を見つけられる
じわじわと人気を博しているおすすめブランド12選
SESSIONS(セッションズ)
1983年、アメリカでジョー・ゴメスによってスケートショップから始まった「SESSIONS」。ジョーがスノボにハマったことをきっかけに、アメリカ国内で初めてスノーボードショップをオープン。アメリカで絶大な支持を誇るSESSIONSは、今後日本でも流行ること間違いなしです!
友人が着ていますかカッコイイです。自分も欲しいです!
出典:YAHOO!JAPAN 知恵袋
「ボードと音楽の共存」をモットーにしたものづくりは多くの若者たちに刺さることでしょう。ストリート系のファッションが好きな方は注目すべきブランドです。
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011artistic(ゼロワンワンアーティスティック)
北海道発の国内ブランド。キャンバーへのこだわりや素材へのこだわりが強く、高品質のアイテムが揃っています。グラトリをする方は特に注目していただきたいブランドです。
もうこの板無しにグラトリは語れないというくらい有名な板。
そもそも、このブランドの創始者であり代表的なライダーでもある相内康夫プロ(通称会長)は、グラトリ界では神と呼ばれるありがたい方。
出典:らくスノ
今後グラトリを極めたい方、オーリーに高さを出したい方にイチオシのブランドです。
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FANATIC(ファナティック)
1981年にドイツでウィンドサーフィンブランドとして設立された「FANATIC」。設立から7年後の1988年にスノーボードの市場に乗り込んだブランドです。FANATICが持つハニカム構造の超軽量ボードは、フリースタイルやアルパイン、フリーライドなど多くの方に愛されています。
ファナティックの特徴は、何といっても圧倒的な軽さ!
計量するまでもなく、持ってみると他のメーカーとの重さの違いがはっきり分かります。
出典:らくスノ
ファナティックの特徴のひとつでもある「ハニカム構造」は、軽量なだけでなく強度も良し!高速走行の場合でも、振られず安定した走行が可能です。
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RICE(ライス)
1995年に日本で立ち上がった「RICE28」。「ノリ」と「日本」の2つのテーマを軸に、日本人の体格にあわせてものづくりをしています。約30年経つ現在でも、人気は衰えることなく、年々ユーザーが増えてきている注目のドメスティックブランドです。
ライス28のフラッグシップモデル、RT9はミドルフレックスで540以上の高回転を目指す方(または回せる方)におすすめです。
出典:らくスノ
グラトリをする方は、注目すべきブランドの一つ!とにかく板が走ると評判のブランドです。
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SPREAD(スプレッド)
2017年に、グランドトリック界に名を轟かせている尾川慎二によって誕生した「SPREAD」。
これまでの知識と経験をボードに融合させ、踏みごたえのある、コントロール性に優れた板を展開しています!設立から日は浅いですが、今後も注目していきたいブランドです。
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OGASAKA(オガサカ)
1912年、小賀坂濱太郎によって、長野県で誕生した「OGASAKA」。はじめは、スキーメーカとしてスタートしました。1996年に、スノーボード市場に進出し、今では多くのプロボーダーに愛されたブランドとなっています!
OGASAKAの板は性能・品質は世界トップクラスです。OGASAKAにして失敗するなんてことはほとんどありえません。
出典:スノボラボ
カービングやグラトリなど、タイプごとに多くの種類の板を出しています。迷ったときは、OGASAKAといっても過言ではないでしょう。
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NITRO(ナイトロ)
1989年にアメリカ・ワシントン州シアトルで、トミー・デルガードとセップ・アルダートによって設立された「NITRO」。
スノーボードオンリーブランドとして、スイスやドイツ、アメリカ、カナダなど世界規模で運営されているブランドです。ナイトロは、フリースタイルやバックカントリーなどさまざまなシーンに対応した板を展開!さらに、ボーダーの年齢や能力などにあわせたラインナップも揃えています。
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endeavor(エンデバー)
2001年に、プロボーダー マックス・ジェンクによってカナダ・バンクーバーで設立された「endever」。無駄を省いた「シンプル」が売りのエンデバーは、グラフィックから選ぶスタイルではなく、ボーダーの体格やスタイルから適切な一本を見つけることができるコレクションを展開しています。
カーヴィング切れまくり。レスポンスの良さは抜群。カーボンが多めにテール側に配置されているおかげか、トーションもテールに向かってさらに硬く、ターンは綺麗に切れ上がります。
高速で飛ばしてみれば、「ブレ無し」
「滑走性の良さ」を実感。すんばらすぃー!ブラボーです。
出典:awake Models Inc.のブログ JUN “the Real”の徒然ブログ
板が固いと有名なエンデバーの板は、慣れれば離れられない、そんな板です。カービングする時のキレを、ぜひ試してみてください。
公式はこちら:endever
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JONES(ジョーンズ)
2008年、プロボーダーのジェレミー・ジョーンズによってアメリカで誕生した「JONES」。JONESは環境に配慮したものづくりを提唱しており、「強度」「パフォーマンス」を犠牲にすることなく、持続可能な素材を使用したボード作りをしています。
・バックカントリーでの使用を考慮
・ゲレンデも滑る
という条件で探しました。
色んなブランド色んな板があり、どんどん深みにはまっていく中、見つけたのが
「JONES SNOWBOARDS」
出典:山攀歩滑
ゲレンデだけの使用だけでなく、バックカントリーまで幅広く使える、環境に配慮したECOブランド「JONES」は今後も注目です。
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HELLY HANSEN(ヘリーハンセン)
1877年に、元船長のヘリー・ユール・ハンセンによって、ノルウェー北西部のモスを拠点として設立された「HELLY HANSEN」。はじめは、漁師向けの防水衣料メーカーとしてスタートしました。
防水・防寒服を中心としたスポーツアパレルメーカーで、スノーボード業界でも最近人気を博しています!アウターウェアやパーカーなど、アパレルを中心に展開。
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BONFIRE(ボンファイア)
1989年に、プロボーダーのブラッド・スチュワートがアメリカ・マウントフットにて設立。3年後の1992年にブランド「BONFIRE」が誕生しました。
「シンプル」「パフォーマンス」「プログレッシブ」の3つの要素を軸にものづくりを手がけているのが特徴です。防水性や透湿性だけでなく、ストレッチ性も兼ね備えたBONFIREのウェアたち。ゲレンデだけでなく、バックカントリーや自転車など雪山全体で遊べるほど、ユーティリティー抜群なウェアたちが揃っています。
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GENTEM STICK(ゲンテンスティック)
サーフィンも同時に愛するサーフボーダーの玉井太朗が立ち上げたスノーサーフブランドです。板の形状は「ショートキャンバー」「フラットキャンバー」「アクセルキャンバー」の3種類。ゲレンデの状況に合わせて選ぶ必要があります。
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お気に入りのスノーボードブランドを見つけよう!
他にも多くのスノボブランドはありますが、今回は、特に人気のブランドと、今後人気が出るブランドたちを紹介しました。板やウェアなどアイテムを購入するときの参考にしてみてください。