スキー用のワックスを使うと、滑り心地が断然違います。ゲレンデをグングン滑りたいのなら、適切なワックスを使用してお手入れしましょう。今回は、初心者の皆さんにもおすすめできるスキー用ワックス10選をご紹介します。雪山でのスキーをもっと楽しむためにも必見ですよ。
スキー用ワックスは滑りをよくしてスキー板を保護する
スキー用ワックスは、スキー板と雪面の摩擦を少なくして、滑りをよくするためのものです。せっかくスキーをするのなら、思い通りにグングン滑りたいですよね。ワックスが不十分な状態で滑ったことがある人は、ワックスがいかに快適な滑りに影響するかご存じでしょう。
それに、ワックスがない状態ではスキー板がむき出しになっています。雪質によっては、板に傷がついてしまうこともあるでしょう。ワックスは、快適な滑りを約束してくれるだけでなく、スキー板を保護する役目があるのです。そのため、適切なワックスの使用をおすすめします。
スキー用ワックスに関する口コミを集めてみました
フッ素系は滑走能力はより高いのですが、耐久性に難あり。
競技板のようにベースしっかり作り上げた板ならまだしも、
さほど仕上がってない板に塗ってもすぐに滑走性が落ちるような・・・。
やはり浅く広く対応幅の広い「オールラウンド」。侮れません。
出典:スキー&スノボのチューンナップ屋さんでがんす。
ワックスが十分に効いた板では雪との摩擦が最小限なので、思い通りに滑ることができます。十分にワックスが塗られていないと、思わぬところで板と雪の摩擦が起こり、板が安定しません。
出典:ninja14RとMINI Clubmanと一緒に!
雪温度が特に低い場合は、フッ素含有率が高いと逆に滑らない事もあります。
なので、何でも高フッ素が良いというわけでも無いと。
奥が深いですよね~。
ワックス選定を間違えるとソールに引っかかるような感触があり、「滑らない」ことを実感できます
なるべくなら、そんな事はなくして気持ちよく滑りたいものです。
出典:むらのブログ
やはり中・上級者の皆さんは、スキー用のワックスをきちんと使用しているようですね。ワックスが快適な滑りに必要不可欠であることを実感しているからでしょう。しかも、ワックスの材質を雪山の状態によって使い分けていることが分かります。
ワックスの選び方を間違えると、滑りにくくなるだけでなく、スキー板を傷めてしまうこともあるので甘く見てはいけません。ほかの皆さんも試行錯誤しながら、状況を見てワックスを使い分けながら、スキーを楽しんでいるのです。
快適な滑りを約束する!スキー用ワックス10選
さて、ここからはおすすめのスキー用ワックス10選をお届けしていきます。いずれも高品質で使い勝手がよく、口コミ評価の高いものばかりです。それぞれの特徴をじっくり読んで、ワックスを選ぶときの参考にしてください。
低濃度フッ素配合で軽い滑りを約束する
Zardoz(ザードス) 低濃度フッ素含有タイプ テフロンブレンドLT
パラフィン素材を基本として低濃度フッ素が配合されたタイプで、雪山での軽い滑りをサポートしています。対応外気温は、-20℃~+3℃です。生塗り・ホットワクシングの両方に対応し、好みや状況に応じて利用できます。
フッ素配合・生塗り専用のオールラウンドタイプ
UNIX(ユニックス) 生塗り 専用 ワックス(滑走万能タイプ) SB08-89
オールラウンドタイプのスキー用ワックスで、生塗り専用タイプなので使い方も簡単です。液体タイプよりも耐久性に優れ、フッ素配合で軽い滑りが期待できます。初めてワックスを使用する人にもおすすめです。
軽量で携帯性に優れた液体タイプのワックス
Zardoz(ザードス) ザードス・ノットワックスポケットパック PSARNW
15g入りのスキー用ワックスで携帯性に優れているので、スキー場への持ち運びや塗り直しがも楽にできます。主な材質はフロロポリマーで、気温が高く水分多めの雪でメリットを感じられるでしょう。春スキーにおすすめです。
1回の塗布で完了し優れた滑走力を提供する
チームレスキュー レスキュー無双60g
パウダータイプのポリエチレン系素材を採用し、優れた滑走力を発揮するワックスです。重ね塗りの必要がなく、1回の塗布で完了するためお手入れの手間もかかりません。汚れにも強く、春の雪や室内ゲレンデでの使用にも向きます。
オールラウンドタイプでホットワクシング初心者にも向く
TOKO(トコ) スノーボードスキー用 ワックス NF 純パラフィン オールインワンワックス
全天候・全雪質対応で、オールラウンドタイプのワックスです。素材はハイドロカーボンで、ホットワクシング初心者にも取り扱いが簡単なことで人気を集めています。10℃~-30℃と適応範囲が広いのも使いやすさの理由です。
全天候・全雪質対応で浸透性が高く扱いやすい
DOMINATOR(ドミネーター) ZOOM GRAPHITE 400g ZG400
グラファイト配合のハイドロカーボンを素材とした、全天候・全雪質対応のオールラウンドタイプのワックスで、静電気防止効果も期待できます。浸透性が高く、ホットワクシング初心者にも取り扱いやすい点でもおすすめです。
スティックタイプで手を汚さずに使えるワックス
スキーワックス A1 スティックワックス
携帯性に優れるスティックタイプのワックスで、スキー板に塗る際に手が汚れずに済みます。また、全天候・全雪質対応で幅広く使えるのもメリットでしょう。フッ素配合のレーシング用素材採用で、軽い滑りも約束してくれます。
フッ素入りのペーストタイプで塗りやすさが特徴
GALLIUM ガリウム スノーボード ペーストワックス GENERAL PASTE WAX SW2098
全雪質対応・ペーストタイプのワックスで、フッ素入りなので滑りの良さが向上します。また、固形タイプよりも伸びがよく、携帯性にも優れているのでゲレンデでも気軽に塗布できるのも人気が高い理由です。
純パラフィン素材のワックスで扱いやすさが特徴
TOKO(トコ) スキー スノーボード用 ワックス NF 純パラフィン
滑走性能が高い純パラフィン素材にハイドロカーボンを配合したワックスで、ほかのワックスを塗る前のベースワックスとしても使用できるタイプです。中・上級者からも扱いやすいと評価が高く、汚れなどで抵抗感が高い雪にも対応しています。
エアゾールタイプで素早く塗布できるワックス
SWIX(スウィックス) F4エアゾール
エアゾールタイプのワックスなので、ゲレンデをはじめ、どこでも気軽に塗布しやすいのが特徴です。また、フッ素入りで軽い滑り心地を実現してくれます。耐久性より気軽に使える点を重視する人には、特におすすめです。
2020年のスキー用ワックスのトレンドは携帯性や使いやすさ
スキー用ワックスのラインナップ自体は、2020年も目立つ変化はありません。基本的に、状況に応じて適切なワックスを使うことになりますが、全天候・全雪質対応のオールラウンドタイプが人気です。
また、引き続き携帯性や使いやすさを重視したものが注目を集めることでしょう。たとえば、ゲレンデでも使いやすいエアゾールタイプやペーストタイプです。固形タイプと比べると耐久性は劣りますが、使いたいタイミングで簡単に塗布できるのは大きなメリットになります。手を汚さずに塗布できる点も見逃せません。
ただし、間違った使い方をするとどんなワックスも台無しです。使用説明書を読み、正しく塗布しましょう。大切なスキー板を損傷から守り、スキーを思いきり楽しむためにも自己流で使わないことが大切です。
まとめ
今回は、おすすめのスキー用のワックス10選を詳しくご紹介しました。快適な滑りのためには、スキー板に適切なワックスをこまめに塗ることが必要です。塗り方が悪いと逆効果にもなるので注意しましょう。どんなワックスを選ぶといいかについては、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。
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