スキーウェアならデサントがオススメ。ウェアの選び方を紹介

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デサントは日本発のメーカーで、古くから多くのスキーのプロ選手にも愛用され続けています。そんなデサントの特徴と、スキーウェアを選ぶ際に見るべきポイント、またスノボウェアとの違いなど、よくある疑問についてもまとめてみました。

デサントは日本のスポーツウェアメーカー

フランス語で『滑降』を意味する「descente(デサント)」に由来しています。名前からはイメージつきませんが、デサントは大阪発のスポーツブランドです。まずは、どのようなブランドなのか、紹介します。

プロも愛用する機能性

デサントの創業は1935年にまで遡ります。石本他家男によって、デサントの前身である『ツルヤ』が創業されました。その後、1957年からデサントの商品展開をはじめています。「マンシングウェア」「アリーナ」「ルコックスポルティフ」といった人気海外ブランドの日本およびアジアでの商標権取得を取得し、展開ブランドを増やしながら、成長していきました。

デサントの最初のスキーウェア製品は、プロスキーヤー西村一良選手のアドバイスをもとに開発した「ラウスビー(RWSB)」でした。その後、さまざまなスキーウェアを開発し続け、ワールドカップの出場選手が表彰台に登る一役を買っていました。

伝説となった、1980年にエリック・ハイデン選手のレークプラシッドオリンピックでの5種目を完全制覇で、デサントのスケートスーツを着ていたことで、より一層の注目を集めました。

こうして創業から現在に到るまで、多くのプロ選手にも愛用されており、その技術力は一目置かれる存在となりました。

豊富なデザイン

デサントはおしゃれであることと、使いやすいことの両方の側面からデザインにもこだわって、豊富な商品を生み出しています。単にかっこいい、おしゃれなだけではなく、また見た目優先というわけでもなく、両方を実現しているブランドといえるでしょう。

デサントのおすすめウェアをチェック!

高品質なデサントのウェアを2つ紹介します。

セットアップスーツ

こちらは2020-2021モデルの上下セットのスキーウェアです。蓄熱保温素材である「HEATNAVI」を採用しており、寒冷地でも暖かく過ごせます。サスペンダーの取り付け位置が変えられるので、動きの邪魔をしない位置に簡単に調節可能。

【Xadventureのおすすめポイント】
・蓄熱保温素材を使用
・サスペンダーのベルト位置が調節可能

ジュニア セットアップスーツ

子供向けのスキーウェア上下セットです。スキー・スノーボードはもちろん、雪遊びの時のウェアにもぴったり。スポーティなデザインでかっこいい印象。ゆったりとしたデザインなので、動きを邪魔しません。

【Xadventureのおすすめポイント】
・スポーティなデザイン
・動きを邪魔しないつくり

 

スキーウェアの選び方


スキーウェアを買おうとすると、多くのメーカーから、さまざまな謳い文句の商品が出ていることが分かります。快適に楽しくスキーを楽しみ、上達する上で、重視すべきポイントをまとめてみました。

サイズは通常の服と同じ

まず大切なサイズ選びですが、基本的には日常の洋服を買う際と同じ感覚で問題ありません。あえていうと、スキーは膝回り、肩周りなどを中心に動かすスポーツなので、ひざの曲げ伸ばしや、かがんだ姿勢でもつっぱらないようなサイズ感のものを選ぶ必要があります。

スキーウェアとして販売されているものは、ある程度余裕のあるものが多いものです。基本的には、そういうものだということを頭に入れておきましょう。これは快適に滑るために大切なポイントです。

キッズ、ジュニア用はサイズ調整可能を選ぶ

子どもは毎年成長するので、日常の服もすぐに着られなくなってしまいます。スキーウェアとなると、基本的には冬に限られた回数しか着ないので、さらに使用できる期間が短くなります。

そこで、少しでも長く使えるようにと、サイズ調整が可能なスキーウェアが出ているのです。ウェアによって異なりますが、約20cm程度の調整ができるものが多いです。子ども用のスキーウェアを購入する際は、ぜひサイズ調整可能なものを探してみてください。

つなぎとセパレートタイプがある

また、子ども用のスキーウェアで大切なポイントがもう1つあります。
上下がつながったつなぎタイプと、一般的な大人のスキーウェアと同じで上下別々のタイプが販売されています。

スキー滑りというよりもキッズパークで雪遊びをする小さな子どもは、つなぎタイプがおすすめです。寝転んだりしても雪が入りづらいことと、保温性もつなぎタイプの方が高いので、小さな子どもには安心です。一方で、トイレの時の着脱は大変です。

ある程度大きくなってくると、子どもがつなぎを嫌う場合もあるでしょう。そういう場合は、大人と同じように、セパレートタイプを選んであげましょう。

飽きのこないデザインがオススメ

視認性を高くするため、スキーウェアは派手なデザインやカラーのものも多く出ています。ゲレンデは一面真っ白なので、普段より目立ちにくいため、大胆な柄やカラーを選んでも問題ありません。

しかし、着る頻度から考えると、日常の洋服のようにスキーウェアを何着も購入するという人は少ないでしょう。そういう意味では、飽きないものを選ぶことをおすすめします。少し派手でも構いませんが、自分が「そのスキーウェアを着たい」と思えるような、自分にとって飽きがこないものでないと、せっかくのスキーを楽しめなくなってしまうのです。

耐水性や保温性など性能を確認

スキーウェアとして販売されているものは、ある程度の機能性があることは前提ですが、商品によって、差はあります。しっかり比較検討してみましょう。
大切なポイントは「耐水性」「透湿性」「保温性」です。

耐水性とは、ウェアが雪で濡れても体に水がつかないように、防水性(生地の表面に水滴が乗った状態で、上から圧をかけて水が浸入してこないこと)を有しているか否かです。これは耐水圧で数値化されており、スキーウェアとしては最低でも10,000mm程度の耐水圧が望ましいといわれています。

次に、透湿性です。先ほど説明したように、防水性をあげることは大切ですが、まったく水や空気を通せないと、汗で蒸れてしまいます。そのため、水は通しづらく、空気を通しやすいGORE-TEX(ゴアテックス)素材が、スキーウェアでは使用されていることが多いです。素材も要チェックでしょう。

最後に保温性も外せません。ゲレンデは何といっても寒いです。しかし保温性を高めるには空気を通さない必要があるので、体温が低下しないように、寒さから体を守る必要があります。防水性や透湿性とトレードオフな側面があります。最近では、外から中への空気は通しづらく、中から外へ湿気を排出してくれるというウェアも販売されています。

スキーウェアは実物を確認して購入しよう


スキーウェアを購入する上でおすすめしたいのは、実際に商品を手にとって、試着してみることです。

カタログで候補を確認しておく

まずは、各メーカーのHP等で気になるメーカーや商品の目星をつけておきましょう。また、さまざまな商品をみながら「こういう機能がほしいな」「こういうデザインがいいな」というイメージを持っておくことが大切です。

というのも、各スキーメーカーからたくさんの商品が販売されているので、実際にお店に行ってから悩んでしまったり、決められないことが多くなってしまうためです。

上下セットや別売りがある

スキーウェアは、上のジャケットと下のズボンを購入することが一般的です。当然ですが、組み合わせも考慮して選ぶ必要があります。コーディネートが面倒という人には、上下セットのものもあるので、ぜひチェックしてみてください。色合わせはもちろん、デザインのバランスもとれているでしょう。

ただし、上下でサイズが変わる体型の人は、セットは購入できないので、セットの合わせを参考に自分で選んでみてくださいね。

ウェアについての疑問を解消


いざ購入しようとすると、疑問はたくさん湧いてくるでしょう。失敗しないためにも、よくある疑問をまとめておきます。

メンズウェアの特徴は?気になるサイズ感もご紹介!

男性用のウェアは普段一般的に販売されている服とサイズ感が近いです。以下に身長や肩幅に応じたサイズ表もあるので是非参考にして下さい。

出典:楽天


人によってはウェアの上下でサイズ感がことなる場合があります。購入する場合は必ず店舗で試着することをおすすめします!

レディースウェアの特徴は?男性物もOK?

子ども用のスキーウェアは、デザインの好みはあれど、ほとんどがユニセックスでどちらでも着用できるものが多いです。

大人のスキーウェアになると、もちろん体型による差は大きいのでサイズが異なるのと、レディースウェアの方がスリムなシルエットとなっています。男性用の方がブカブカしているというイメージです。これは日常の洋服でも、比較的女性用はタイトで、男性用はゆとりがあることと同じかもしれません。

女性が男性物を着用しても問題ありませんが、サイズ感には注意してください。細い女性がゆとりのありすぎるズボンをはくと、もたついて滑りにくいということもありえるためです。

スノボウェアでも代替できる?

スキーウェアとスノボウェアの違いは明確で、サイズと厚みが異なります。スキーウェアは、滑走路の風の抵抗を減らすためにタイトに作られている一方で、スノボウェアはインナーやプロテクターを装着するので、薄手でやや大きめに作られています。代替できないかといわれると、防水性や保温性の観点では可能ですが、パフォーマンス向上という観点ではおすすめはできません。

安く揃えたいならいつ買うべき?


スキーウェアはシーズン中しか着ないものです。それでいても、さまざまな機能性が求められるので、高品質なものは高くなりがちです。しかしながら、少しでもお得に購入したいもの。

2021ー2022シーズン終了後に購入

購入のタイミングですが、シーズン前は高いでしょう。日常の洋服も冬服は、秋頃と冬に入ったばかりの頃は高く、終わりかけになるとセール等で安くなります。スキーウェアも需要が伸びるシーズン前、中は高いので、シーズン終わり以降に探してみましょう。掘り出し物が見つかることが多いです。

特にメーカー直営店よりも、スポーツ用品ショップなどでは、安く買える可能性が高いです。

旧モデルを購入

これはスマートフォンや家電に例えると分かりやすいかもしれません。技術の進化は日々起きており、新しいものほど高価であることがほとんどです。また人は最新のものを選びたがるので、旧モデルとなった時点で、安くなることがあります。

同じメーカーの同じモデルで、機能性は変わらず、デザインが新しくなったものというだけでも今シーズンのものは高く、昨シーズンのものは値引きされることもよくあります。

まとめ

スキーウェアはさまざまなメーカーから出ていますが、選ぶ際に大切なポイントはやはり機能性です。デサントのスキーウェアは長年にわたって多くのプロ選手から愛されていることが証明するように、非常にクオリティが高いメーカーといえるでしょう。

紹介した選ぶ際に見るべきポイントを参考に、ぜひお気に入りのウェアを探してみてくださいね。

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