スキー用具を選ぶ際に重要なブーツとスキー板を連結するビンディング。しかし、ビンディングはいろいろなメーカーがたくさんの種類が発売されているため、どれが良いのか迷ってしまいます。
今回は、ビンディングを選ぶ際のポイントとおすすめの商品をピックアップして紹介していきます。
ブーツとスキーを連結するビンディング
ビンディングは、スキー板にブーツを取り付けるための器具で、滑りと安全性を左右する重要なパーツです。
ビンディングにはいくつかの規格がありますが、そのなかでも従来からあるアルペン規格ソールは、多くのビンディングで採用されている規格です。また、テックビンディング対応ソールは、マウンテン用のつま先とかかとに切り込みがある規格です。他にも、登り用に開発されたツアー規格ソールや歩行用に開発されたWTRソールやグリップウォークなどの規格があります。
メーカーによるビンディングの違いを解説します!
ビンディングは、メーカーにより機能や軽さが異なります。
MARKER(マーカー)
たくさんの種類のビンディングを発売しているMARKER(マーカー)は、カラフルなカラーと斬新なデザインだけでなく、頑丈さと軽量さをあわせ持ったビンディングとして人気があります。
SALOMON(サロモン)
フランスのブランドSALOMON(サロモン)は、おしゃれなカラーとデザイン性の高いビンディングがあり、多くのスキーヤーが選ぶ人気ブランドの1つです。
TYROLIA(チロリア)
TYROLIA(チロリア)のソフトなのにしなりを出すレールシステムと、フリーレックスビンディングは、お手頃価格もあって注目されています。
LOOK(ルック)
このほか、ロシニョールグループのビンディング部門であるLOOK(ルック)が発売するビンディングは、モーグルでは欠かせないPIVOTシステムを採用したプロも愛用するアイテムです。
今シーズンおすすめのビンディングをピックアップ!
ビンディングはメーカーや機種により、スキー板からブーツの外し方、拘束力や重さなどが異なります。この細かな違いが、スキーを滑る際には重要になります。今回は、そんな数あるビンディングのなかでもおすすめの商品をピックアップしていきます。
アルピニストにおすすめの最新ビンディング「MARKER ALPINIST 12」
その名の通りアルピニストのためのビンディング。滑走する際には、安全にヒールを解放できるため、快適に滑れるだけでなくブレーキの際にも簡単に切り替えができます。
初級者から上級者まで使えるオールラウンドタイプのビンディング「MARKER GRIFFON 13 ID 」
重量が軽く、高い機能性を持つ「GRIFFON 13 ID」は、初心者からレベルの高いスキーヤーまで満足できる滑りを実現する人気のビンディングです。
フリースタイルにおすすめのビンディング「TYROLIA BINDING」
コンパクトにもかかわらず、すべての地形をこなすオールラウンドなビンディングです。
ジュニアでも使用可能なビンディング「MARKER FREE TEN」
他のビンディングよりも軽量なため、初心者やジュニアでも使用可能です。なお、ジュニア用のショートスクリューが付属しています。
モーグルやパイプなどのフリースキーヤーにおすすめのビンディング「LOOK ビンディング PIVOT 14 」
スイングバランスに優れて、安全性が高いビンディングです。ショートスキーでは、フレックスを上手く引き出します。
女性におすすめのビンディング!「Salomon STH2 WTR 13」
ガーディアンのヒールピースを取り入れているため軽く、ダウンヒルで性能を発揮してくれます。
足元からパフォーマンスを上げていきたいスキーヤーにおすすめ「MARKER SKI BINDING SQUIRE 11 ID」
マーカーのフリースタイルシリーズにおけるすべての機能を受け継いだ、非常に優れたビンディングモデルです。足元からパフォーマンスを上げていきたいと思っているスキーヤーにおすすめ。
バックカントリー向けのおすすめのビンディング「 ION 10 アイオン10」
バックカントリー向けの軽さが特徴のテックビンディングです。
プロスキーヤーも愛用するおすすめのビンディング「MARKER SKI BINDING JESTER 18 PRO ID」
フリースタイルでさらにパワーアップしたい方へおすすめのビンディングです。
ゲレンデのなかでもひときわ目立つ派手目のカラーと、幅広い規格のブーツに対応したプロも愛用する人気のアイテムです。
2021年おすすめはフリースタイル
一般的にはスキー板とビンディングが一体化したモデルで売られていること多く、高い機能性を感じながら滑りを楽しめます。しかし、このタイプは、メーカーごとに特徴のあるビンディング仕様のため、別メーカーへの付け替えができないデメリットが残ってしまいます。
一方で、中・上級者の方は、よりアクティブに雪質を楽しめるフリースタイルスキーへの人気が非常に高くなっています。その人気の高まりとともに、ビンディングのバリエーションも増え、フィット感や機能面だけでなく、軽量化・デザイン性も併せ持ったアイテムが選べるようになりました。
最近では、滑るだけでなく、山に登るバックカントリースキーのアイテムも充実しており、今後も目が離せません。
スキーのビンディングはメーカーにもこだわろう
ビンディングは、いろいろな滑りに対応しながら、デザインや軽量化などの各メーカーで進化してきました。そのなかで、ブーツやスキー板との相性は安全に楽しむためにも非常に大切なことです。ビンディングの購入に悩んでいる場合は、ぜひ今回の記事を参考にしながらチェックしてみてください。
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