男女別おすすめスノボグローブ。選び方やジュニアアイテムも紹介

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スノーボード施設にはレンタルショップが併設されていることがほとんどで、アイテムも充実しています。しかしながら、帽子とグローブのアイテムを実施していない場合が多いです。これからスノーボードを始めようと思う人は、ぜひ自分のアイテムを購入しておきましょう。ここではグローブの選び方、おすすめの商品を紹介します。

まずはスノボグローブの種類と選び方を確認

[gyro]/[iStock / Getty Images Plus]/ゲッティイメージズ

まずはスノボグローブを選ぶ上で知っておくべきことをチェックしましょう。始めに、どのような種類があるのか、また選ぶ際に大切なポイントを紹介します。

主に5本指、ミトンタイプの2種類がある

スノボグローブには大きく分けて2種類あります。一般的な手袋と同じように、5本指タイプと指が5本に分かれていないミトンタイプです。それぞれの特徴を知っておきましょう。
<5本指タイプ>
メリットはなんといっても動かしやすいことです。ブーツをきつく締め直したり、スマホを取り出したりと作業がしやすいでしょう。
一方デメリットとしては、5本指に分かれているため縫い目が多く、風や水が入りやすいことです。また、もし濡れてしまった場合の乾きも遅くなるといえます。素材によって差はあるので、速乾性のあるものを選ぶと、万が一濡れてしまっても快適にスノーボードを楽しめます。
<ミトンタイプ>
ミトンタイプのメリットは、親指以外の4本の指が同じエリアに入っているので、熱が逃げにくく、暖かいことです。ただし、5本指タイプと比べると作業がしにくいです。

初心者には5本指タイプがおすすめ

ファッション性と保温性の観点で、ミトンタイプを使用するノボーダーも増えています。
しかし、初心者ボーダーには5本指タイプをおすすめします。初心者はゲレンデで滑ることでそもそも手一杯になりがちです。手を動かしにくいとなると、集中力が欠けてしまいます。慣れないうちは無駄なストレスをできるだけなくして、まずは何よりスノーボードを楽しみながら、上達を目指しましょう。
また5本指タイプを選ぶ際の注意点としては、ミトンタイプに比べてフィット感が重要になります。指の長さ、手のひらや甲の大きさにあっているかを確認しておきましょう。小さすぎると窮屈でグリップしづらいですし、大きいとグローブの中で手が動きやすくなってしまいます。

耐水圧が高いものを選ぶ

先ほど5本指タイプは、グローブの素材によっては水が入りやすいと紹介しました。スノーボードに転倒はつきものですが、できるだけ快適にスノーボードを楽しむために、グローブを購入する際には耐水性をチェックしてください。
スノボーウェアでも利用されている『GORE-TEX(ゴアテックス)』という素材は耐水性と通気性に優れており、多くのボーダーに支持されています。また耐水性については、耐水圧として数字で表示されている場合も多く、10000mm以上あれば優れているということができるでしょう。

インナーが取り外せるタイプは洗濯しやすい

自宅に戻ってからの洗濯、メンテナンスも長く使用する上では大切です。そこでおすすめなのが、グローブのインナーを取り外せるタイプのものです。単純に洗いやすいですし、二重構造になっていると暖かさも増します。
ちなみに安価なものは、インナーがそもそもなく、1枚構造のものもあるようです。機能性を考えると、しっかりインナーがついており、インナーとアウターを取り外せるものを選んだ方がベターです。

スノボグローブが有名なブランドメーカー

[molchanovdmitry]/[iStock / Getty Images Plus]/ゲッティイメージズ

スノーボード用品はさまざまなブランドから販売されています。その中でも有名なブランドを3つ紹介します。どれも老舗ブランドだけあって、クオリティがとても高いです。

種類が豊富。BURTON バートン

スキー、スノーボードのあらゆるアイテムを調べると、バートンは必ず目に入るのではないでしょうか。バートンは、1977年にアメリカでジェイク・バートンによって設立されたブランドで、世界のスキー、スノーボードの多くの有名選手と契約していることでも知られています。
スノーボードは1970年頃にアメリカで誕生したといわれており、ほぼ同時期にバートンが設立され、スノボとともに成長してきたブランドといえるでしょう。
また長く続くブランドだけあって、さまざまなボーダーを研究し、さまざまなニーズにあったアイテムが製造されています。商品ラインナップが幅広いので、自分に合ったものを見つけやすいことも魅力的です。

シックなデザイン。DAKINE ダカイン

『ダカイン』は1979年にハワイのマウイ島で生まれたブランドで、ロバート・カプランによって設立されました。
ハワイ生まれということからも分かるように、最初はウインタースポーツではなく、サーフィンのアクセサリーブランドでした。その後、スケート、スノーボード、バイクなど幅広いアクティビティーやスポーツへの展開がなされ、現在はスノボグローブとしても人気を得ています。
ハワイ語で『最高』を意味するダカインは、シックで落ち着いたデザインながらも、小慣れたおしゃれ感を醸し出してくれます。

本革仕様で暖かい。HESTRA へストラ

スウェーデン発のレザーグローブの『ヘストラ』は、高級ラインですが、ファンの多いブランドです。
レザー素材はもちろん、耐久性、保温性、防水性、フィット感、使いやすさなどの機能性を追求し続けています。デザインも大人なものが多く一流のイメージがあるので、持っているだけで一目置かれるかもしれません。
ブランド名のヘストラはスウェーデンにある小さな街の名前で、そこで林業に従事している人のために、丈夫な作業用グローブを作ったことが始まりだそうです。レザーに味が出て、機能面も衰えずに、何年も長く使うことができるというグローブなのです。

おすすめスノボグローブ メンズ、ミトン

[molchanovdmitry]/[iStock / Getty Images Plus]/ゲッティイメージズ

ここからは実際におすすめのスノボグローブを紹介します。まずはメンズのミトンタイプです。

ゴアテックス素材。BURTON ak R GORETEX 3L Hover Mitten

耐水性と通気性に優れていると紹介したゴアテックス素材を採用した、バートンの商品です。すべての縫い目をシームテープ加工しており、雪や水はもちろんのこと、風も入りにくい構造になっています。
バートンの[ak]ラインのコンセプトである『Guaranteed To Keep You Fly』とゴアテックスのコンセプトである『Guaranteed To Keep You Dry』の両方を取り込んだ、最高で無敵のアイテムといえます。
ハイグレードなだけあって、料金は高くなっていますが、クオリティを考えるとリーズナブルな価格です。

防水性抜群。DAKINE IMPREZA MITT

ハワイ生まれのダカインからも、ゴアテックス素材を使った商品が出ています。
手のひら部分にはシリコン製の滑り止めがついているのでグリップ力に優れ、耐久撥水性に優れたDWRトリートメントで加工しているので耐水性も抜群です。デザインはシンプルで合わせやすい模様をあしらっています。

3本指ミトン。HESTRA FALL LINE 3-FINGER

ミトンといっても、親指とその他の指で分かれるタイプではありません。ヘストラから3本指ミトンが販売されています。
一見使いづらそうだと感じる人もいるかもしれませんが、先ほどヘストラのブランド紹介でも紹介したように、長年に渡って使いやすく、耐久性に優れたグローブを作り続けるヘストラなので安心です。
レザーはしなやかで馴染みの良いCOWHIDEを使用し、タイトな形での裁断ながらも縫い方を工夫することで適度なフィット感を生み出してくれます。手のひら部分にはレザー補強をし、グリップで力を入れてもしっかりと耐えてくれるでしょう。
ちなみにユニセックスなので、女性も使えます。

おすすめスノボグローブ メンズ、5本指

[wojciech_gajda]/[iStock / Getty Images Plus]/ゲッティイメージズ

続いて、メンズの5本指タイプでおすすめのスノボグローブを紹介します。5本指タイプは初心者も必見です。

インナー取り外し可。BURTON GORETEX Under Glove

ゴアテックス素材を搭載し、耐久性と通気性はもちろんのこと、Gore Warm Technologyで何度転倒しても、どんなに寒い日でも手をしもやけから守ってくれる優れものです。
またインナーの取り外しが可能なので、気候にあわせて調節することができます。たとえばキッカーを造るときはライナーのみで、暖かい3〜4月の春滑りはシェルのみ、そしてハイシーズンは2つを合わして寒い日に対応できるという3way仕様です。
デザインはシンプルな単色のものから、迷彩と影をもよおしたものの計4種類があります。

レザー素材。HESTRA OMNI GTX FULL LEATHER

レザーならではの馴染みが、5本すべての指にフィットし、動きやすさを実現してくれます。
ゴアテックス素材を搭載し、耐久性も安心なので、思う存分アクティブに動くことができます。ウェアにあわせてコーディネートしやすいように、カラーも豊富でオフホワイト、ブラック、ロイヤル/グレー、ネイビー、ブラウン、コルク、ブラウン/ブラックの全7カラーです。
ちなみにユニセックスなので、女性も使えます。

プロも愛用。DAKINE BRONCO GLOVE

ゴアテックス素材を搭載し、それでいてコスパの良いスノボグローブをお探しの人にはこちらがおすすめです。
5本指タイプで使いやすく、機能性も優れていながら、昨シーズンの商品なのでとてもお得な価格になっています。スタイリッシュなデザインでプロも愛用する商品です。カジュアルながらも、ボーダーらしいかっこいい雰囲気を出してくれるでしょう。

おすすめスノボグローブ レディース、ミトン

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ここからはレディースのおすすめスノボグローブを紹介します。まずは3種類のミトンタイプです。

速乾。BURTON WOMENS GORETEX UNDER MITT

まずはバートンから、使い勝手の良い1品を紹介します。メンズアイテムでも同様の機能を紹介しましたが、こちらはインナーの取り外しが可能なタイプです。
つまり、気候にあわせて調節することができます。昼は暖かいが、ナイター滑走で冷えてきたなというときにも対応できるのは嬉しいですよね。デザインは3種類ですが、色合いは落ち着いていて、派手なカラーのウェアとも相性バッチリです。

防寒。THE NORTH FACE FAKIE MITT

カジュアルウェアとしても馴染み深いTHE NORTH FACEも、スノボグローブを作っています。普段からよく見かけるブランドということで、安心感を抱きますよね。
もちろん機能性もしっかりしています。丈夫なナイロン素材と、防水透湿性に優れた素材を使用しています。濡れてしまった場合も、保温力を保つ技術を搭載しているので、何度転倒しても安心です。
またタッチパネル操作に対応しているので、スマホの操作をすることができます。ゲレンデでの美しい山の景色や、みんなでの思い出の1ショットをしっかり収められるのは便利です。

インナー取り外し可。ScoLar ミトングローブ

使いやすいシンプルなアイテムもいいですが、グローブが主役のコーディネートも良いのではないでしょうか。そんな思いを実現してくれるのが、スカラーのスノボグローブです。
スカラーのブランドコンセプトは『ストリート・ワクワク・ドキドキ・リアリティー』で、可愛らしいプリント柄のアイテムが人気です。中綿をたくさん使用しているので暖かく、インナーを取り外しての温度調節も可能で、そのほかにも細かな機能性にも優れています。
デザインは9種類から選ぶことができ、すべて可愛い女性らしいものなので悩んでしまいそうですね。

おすすめスノボグローブ レディース、5本指

[Corr]/[iStock / Getty Images Plus]/ゲッティイメージズ

続いて、レディースの5本指タイプのスノボグロープを3つ、紹介します。

キュートなデザイン。ICEPARDAL

ICEPARDALは『女性にスポーツをもっと身近に楽しめること』をコンセプトとしたブランドで、キュートなデザインが魅力的です。
それでいて耐水性に優れ、使い勝手の良い工夫がいくつもなされています。たとえば指先の滑り止めや、グローブを外しても紛失しないためにジョイントパーツがついていたりと、細かな気配りが女性にとってはうれしい機能です。

透湿性持続。BURTON WOMENS REVERB GORETEX

続いては信頼のあるバートンより、ゴアテックス素材を搭載し、さらに優れた透湿性で汗を放出してくれるグローブが出ています。さらに2017-18シーズンの商品なので、お得な価格で購入することができます。
デザインはシックで使いやすいボーダー柄で、合わせやすいのがポイントです。

オシャレで快適。ROXY ERJHN JETTY GLOVES

ROXYは、1990年にカリフォルニアで生まれのビーチウェアブランドです。ポジティブなパワーを持った女性によりそったアイテムを製造するROXYは、スノーボードアイテムでも人気があります。
JETTY GLOVESは、速乾性と保温性に優れ、またスマホの操作も可能なタッチスクリーン対応です。

おすすめスノボグローブ キッズ、ジュニア

[Steve Mason]/[Photodisc]/ゲッティイメージズ

最後に子ども向けのおすすめのスノボグローブを紹介します。

5本指タイプ、スキーや雪遊びにも。ONYONE

子ども向けにはポップなデザインのグローブはいかがでしょうか。
ブラック、レッド、ターコイズ、ピンクの4カラーで、どれも差し色があるので可愛らしい雰囲気です。スノボではなく、スキーや雪遊びで思いっきり遊べるように素材はポリエステル100%です。素材へのダメージを気にせず、存分に楽しむことができます。

ミトンタイプ。BURTON Youth Profile Mitt

子どもの雪遊びからしっかり手を守ってくれるグローブです。起毛マイクロファイバーライナーと、バートン独自技術の素材が雨風を遮断し、暖かさを保持してくれます。サイズはXS〜XLで、およそ4〜13歳の子ども向けです。

まとめ

スノボグローブの種類、選び方から、実際におすすめのブランドや商品を紹介しました。冒頭で説明したように、スノボグローブはレンタルできないことが多いです。つまりスノーボードを始める際に最初に購入すべきアイテムなのです。失敗のないように、スノボグローブ選びの参考にしてください。
この他にもスノーボード用のグローブについてまとめた記事があります。気になる方はチェックしてみて下さい。
スノボのグローブどこで選ぶ?おすすめブランド10選

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