カムイスキーリンクスのコースや料金。ツアー情報や周辺ホテルも紹介

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『カムイスキーリンクス』は、お手頃な料金で充実したコースで滑れる、旭川市の穴場的スキー場といわれています。カムイスキーリンクスの基本情報や特徴、コース情報などの他、カムイスキーリンクス行きツアーや旭川市内の宿泊情報を紹介します。

カムイスキーリンクスの基本情報と利用料金

[Jupiterimages]/[Stockbyte]/ゲッティイメージズ

カムイスキーリンクスの所在地やオープン日、リフト券の利用料金などの基本情報をまとめました。

所在地と営業時間

カムイスキーリンクスは、北海道旭川市にある『神居山』の西側斜面に設けられたスキー場です。所在地である旭川市が所有し、民間に委託して運営している公設民営型のスキー場という特徴があります。

住所 〒074-1181 北海道旭川市神居町西丘112
電話番号 0166-72-2311
営業期間 2018年12月14日~2019年3月31日
営業時間 平日 9:00~17:00
コース 初級:8コース
中級:9コース
上級:8コース
リフト料金 3,100円
公式サイトURL カムイスキーリンク

天気やスキー教室の情報は公式HPから確認できます!積雪量も確認できるので、出かける前にチェックしておきたいですね!また、公式のFacebookアカウントがあり、こちらではイベントの情報やゲレンデの様子が確認できます。気になる方はチェックしましょう!
カムイスキーリンク公式Facebook

リフト券、シーズン券の利用料金

2018−19シーズンのリフト券料金は以下の通りです。

  • 1日券
    大人3100円、小学生1500円、シニア2400円
  • 5時間券
    大人2900円、小学生1200円、シニア2100円
  • 3時間券
    大人2600円、小学生1000円、シニア1900円
  • 回数券(1枚券10枚)
    大人2100円、小学生900円

※小学生は12歳以下もしくは小学生に適用、未就学児は無料
※シニアは60歳以上、要身分証明書
カムイスキーリンクスのシーズン券は、前売りや特別割引などによって料金が変わります。前売りシーズン券は、11月30日までの申し込み・販売分に限ります。

  • シーズン券
    大人5万1400円、シニア4万1100円、小学生2万600円
  • 前売りシーズン券
    大人3万9000円、シニア3万3000円、小学生1万7000円
  • 前売りシーズン券『親子セット』(親1枚、小学生1枚)
    4万8000円
  • 前売りシーズン券『親子セット』(親1枚、中高生1枚)
    6万8000円
  • 催事・イベント特別割引シーズン券(イベント時にスキー場従業員が直接販売する早期販売分のみ)
    大人3万7000円、シニア2万7000円、小学生1万5000円

※親子セットは同一生計内の親子のみ適用。子どものみ、夫婦のみ不可

レンタル可能なアイテムと料金

身軽にスキーを楽しむために便利なレンタルサービスは、カムイスキーリンクスでも利用可能です。
カムイスキーリンクスでスキー用品レンタルを行う『FISCHER BASE』では、以下のアイテムをレンタルできます。

  • スキー・スノーボード手ぶらセット(スキーまたはスノーボード、ブーツ、ウェア上下、手袋、ゴーグル、帽子、スキーのみポール)
    大人3時間6500円、1日8000円、2日1万5000円
    子ども3時間4000円、1日5300円、1日9800円
  • スキー・スノーボードセット(スキーまたはスノーボード、ブーツ、スキーのみポール)
    大人3時間4000円、1日5000円、2日9400円
    子ども3時間3000円、1日3500円、1日6700円
  • ハイエンドモデルスキーアップグレード(1日単位)
    大人のみ1日1000円
  • ウェアセット(ウェア、手袋、ゴーグル、帽子)
    大人1日4500円、2日8000円
    子ども1日3000円、2日5700円
  • 小物セット(手袋、ゴーグル、帽子)
    1日1000円
  • ソリ
    3時間100円
  • スノーレーサー(ハンドル付きソリ)
    3時間1000円

セットとなっている各アイテムは、単品でのレンタルも可能です。

カムイスキーリンクスの特徴

[Digital Vision.]/[DigitalVision]/ゲッティイメージズ

カムイスキーリンクスは、他にはないさまざまな魅力があるスキー場です。

極上のパウダースノーとコスパの良さが魅力

カムイスキーリンクスの最大の魅力は、雪質が良いという点です。『シルキースノー』と称されるほどの最高のパウダースノーを爽快に滑ることができます。子供用の『ちびっこKids Garden』というコースもあるので、家族連れにもオススメです!
また、コスパの良さも魅力の1つです。前項目で紹介したように、リフト券は他のスキー場と比較してもリーズナブルな価格です。
このように、手頃な価格で極上の雪質でスキーやスノーボードが楽しめるのが、カムイスキーリンクスの大きな特徴といえるでしょう。

北海道名物旭川ラーメンなどのゲレ食が充実

カムイスキーリンクスでは、場内で旭川のグルメを味わえます。山麓にあるメインレストラン『センターハウス2階レストラン』では、旭川名物の『旭川しょうゆラーメン』をはじめとして、カツ丼やそば、うどんなどの定番メニューが揃います。
中でも名物は、大盛りのルーとライスにカツとコロッケ、目玉焼きをトッピングした超大盛りカレー『キング・オブ・カムイ』です。
12月中旬~3月上旬まで期間限定で営業を行う旭川ラーメンの人気店『らぁめん食堂Nobu』でも、本格的な旭川ラーメンを堪能できます。
標高751mの山頂には、暖炉が置かれた落ち着いた雰囲気のレストラン『Mt751』があります。山頂からの絶景を眺めながら、山頂限定のメニューを楽しめます。

夏シーズンは大自然の中をMTBで滑走

カムイスキーリンクスは、夏の間のゲレンデの有効活用を目的として、開放されます。このサマーゲレンデでは、グラススキーやMTBが楽しめます。
グラススキー、MTBいずれも現地でのレンタルができ、初心者でも気軽に楽しめるアクティビティです。

カムイスキーリンクスのリフト券割引情報

[MaxTopchij]/[iStock / Getty Images Plus]/ゲッティイメージズ

少しでもお得な料金でカムイスキーリンクスのリフト券を購入したいのであれば、以下のような割引価格をチェックしてみましょう。

北海道シーズンネット入会で割引価格に

カムイスキーリンクスは、割引や特典が受けられる北海道内のスキー場ネットワーク『北海道スキーシーズンネットワーク』に加盟しています。入会すると、以下の割引価格で1日券を購入できます。
大人2700円、シニア2100円、小学生1300円

子ども連れなら親子1日セット券がお得

親子でスキーへ行くなら、『親子1日券』がおすすめです。
大人と小学生~中・高校生の組み合わせでリフト券がお得な価格になるこちらの1日券のセットは、親子の組み合わせと人数によって以下の料金になります。

  • 親1名+小学生1名:3900円
  • 親1名+中高生1名:5200円

※親子券に追加する小学生1名:1300円、中高生1名:2600円

アルペン、スポーツデポで割引券を購入

ウィンタースポーツ用品中心のスポーツショップ『アルペン』または総合スポーツショップ『スポーツデポ』では、カムイスキーリンクスのリフト券を早割価格で販売しています。
12月16日までの販売となりますが、通常価格3100円のリフト1日券が2900円で購入できます。
2018-2019 スキー&スノーボード早割リフト券 | アルペングループ

初級者、中級者向けの定番コース紹介

[SerrNovik]/[iStock / Getty Images Plus]/ゲッティイメージズ

カムイスキーリンクスには、スキーが初めての初心者からステップアップを目指す中級者までが快適に滑れるコースが揃っています。
多数あるコースの中で、そんな初級者や中級者向けの定番コースを紹介します。

まずはファミリーやレッスンコースで練習

山麓のセンターハウス前にある『ファミリーコース』は、コース幅が広々とした初心者に最適のゲレンデです。
カムイスキーリンクスにあるゲレンデの半分近い面積を占めているほど幅に余裕がある広大なコースなので、初心者でも安全に滑れます。
『レッスンコース』も、初心者向けです。最大斜度はファミリーコースよりも低い15度ですが、緩やかなポイントと少し急なポイントがあり、練習にピッタリのコースです。

センターやJrチャレンジ大岩でステップアップ

初心者からステップアップしたい人におすすめのコースが、レッスンコースよりも少し斜面が急なポイントがある『センターコース』です。
自由にチャレンジできるポールが期間限定でセットされることもあるので、ポールを初チャレンジしたいときにも適したゲレンデです。
もう1つステップアップにおすすめなのが、初心者コースやファミリーコースと接続している『Jr.チャレンジ大岩』です。斜度は15度とさほど急斜面ではないものの、小川に架かる『鶴井橋』やカムイスキーリンクスで最大の大岩をめぐることができます。
狭めのコース幅なので、中級者を目指す人のチャレンジにも向いているコースでしょう。

ゴールドコース2、3は中級者に人気

カムイスキーリンクスのメインゲレンデである、最大幅150mの『ゴールドコース』は、『ゴールドコース1~3』の3カ所に区分されています。
このうち、中級者向けのコースとして人気が高いのは、中腹部分にあたる『ゴールドコース2』と山頂部分にあたる『ゴールドコース3』の2コースです。
ゴールドコース2はゴールドコースの中で最も長い1200mの距離があり、最大斜度30度の急斜面を爽快に滑り降りることができる、ダイナミックなコースです。
ゴールドコース3は、山頂からの雄大な景色や樹氷を眺めながら滑れるコースです。山頂に位置しているので気温が低く、エッジが効いた雪面が特徴です。

上級者向けの定番コース紹介

[Marcin Wiklik]/[iStock / Getty Images Plus]/ゲッティイメージズ

カムイスキーリンクスには、上級者も満足できるコースが充実しています。数あるコースの中でも、定番の2コースを詳しく紹介します。

パウダー好き必見。ロイヤル上級コース

山頂近くに位置する『ロイヤル上級コース』は、最大斜度28度の急斜面を未圧雪の深雪で豪快に滑れるコースです。パウダースノー好きの人には、ぜひおすすめです。

急斜面を全力で体感。ダイナミックコース

最大斜度35度の『ダイナミックコース』は、かつて『国設神居山スキー場』だった時代に国体や全日本選手権を開催したことがあるコースを利用した、いわばカムイスキーリンクス発祥のコースです。
カムイスキーリンクスで最も急な斜面は北向きとなっており、雪が固く引き締まった圧雪が特徴です。足がすくむほどの急斜面で豪快にすべりたい上級者におすすめです。

カムイスキーリンクスへのアクセス情報

[Diy13]/[iStock / Getty Images Plus]/ゲッティイメージズ

他都府県からカムイスキーリンクスへアクセスするには、飛行機の利用が基本です。北海道内なら、車やバスを利用してのアクセスもできます。

飛行機でのアクセス方法

飛行機を利用してカムイスキーリンクスへアクセスする場合は、各空港から旭川空港または新千歳空港へ向かいます。
旭川空港からバスに約35分乗り、JR旭川駅でカムイスキーリンクス行きのバスに乗り換えます。バスでのJR旭川駅からカムイスキーリンクスまでの所要時間は、約40分です。
新千歳空港からのルートは、JR線を利用して旭川駅へ行きます。この場合の最短所要時間は約132分です。その後のルートは、旭川空港からのルートと同様です。

車でのアクセス方法と駐車場について

北海道内の各地からは、車でのアクセスが可能です。旭川市内からは国道12号線を経由し、約30分でアクセスできます。
札幌から車で向かう場合は、道央自動車道の『深川IC』で降り、国道12号線を約15km進むと、カムイスキーリンクスに到着します。所要時間は、約90分です。
留萌からは、国道233号線と国道12号線を経由して約70分、名寄からは国道40号線と国道12号線経由で約100分、北見からは国道39号線と国道12号線経由で約180分の所要時間で行くことができます。
車でアクセスする際に気になる駐車場ですが、カムイスキーリンクスでは3000台収容の無料駐車場を完備しているので、安心です。

旭川市内発のバスでのアクセス方法

旭川市内からは、ウィンターシーズンのみバス『カムイ号』を利用し、カムイスキーリンクスへのアクセスも可能です。バスは旭川駅と市内のホテル4軒が発着場所となっているので、市内のホテルに宿泊しているときには便利なアクセス方法です。
料金は大人(中学生以上)片道1000円、子ども500円です。

カムイスキーリンクスへのツアー情報

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関東以西からカムイスキーリンクスへ行くなら、宿泊やリフト券がセットになったツアーの利用が便利でお得です。
スキー旅行を販売する旅行会社では、カムイスキーリンクス行きのさまざまなプランを用意しています。

羽田空港発、宿泊付き。JTRIP北海道スキー

北海道スキー旅行を専門とする『JTRIP』では、カムイスキーリンクス行きの往復航空券と宿泊、往復送迎付きプランを販売しています。
滞在期間中のリフト券付きなので、旭川市内のホテルに宿泊しながら、存分にスキーを楽しめます。
ライドシーンの撮影やインストラクターによるゲレンデガイドなどのプレミアム特典が付いたプレミアムツアーも選択可能です。
カムイスキーリンクスに日帰りで行く(旭川宿泊) 東京発|北海道スキーツアーなら格安旅行のJ-TRIP

全国4都市発、宿泊付き。しろくまスキー

『しろくまスキー』も、北海道のスキーツアーを企画・販売しています。カムイスキーリンクスへのツアーは羽田空港、関西の各空港、中部国際空港、福岡空港発着のツアーを利用できます。
こちらのツアーも、航空券と宿泊、往復送迎とリフト券が含まれています。ツアー期間は3日間または4日間から選択でき、帰着日は最大14日まで延長可能です。
カムイスキーリンクス|北海道スキーツアーのしろくまスキー

カムイスキーリンクス周辺で人気の宿泊施設

[boggy22]/[iStock / Getty Images Plus]/ゲッティイメージズ

泊まりがけでのカムイスキーリンクス利用なら、旭川市内に宿泊するのがベストです。旭川市内でもおすすめの宿泊施設が、以下の3軒です。

全客室から市内を一望。旭川パークホテル

旭川市内の高台に位置する『旭川パークホテル』は、すべての客室から市内を一望できる眺望の良さが自慢です。最上階のレストランからは、旭川の夜景や朝日を浴びる大雪連峰の絶景も見られます。
客室は、禁煙フロアを2カ所用意しています。旭川市の人気観光スポット『旭山動物園』監修の『旭山動物園ルーム』は、動物園にいるような感覚のデコレーションが施されており、子ども連れにおすすめです。

サウナとスパを完備。アートホテル旭川

『アートホテル旭川』は、JR旭川駅から車で約5分、徒歩約15分の場所にあるホテルです。旭川駅からは予約制の送迎シャトルを利用できるので、アクセス至便です。
また、カムイスキーリンクス行きのバス・カムイ号の発着場所になっており、スキー場へのアクセスがしやすいのもポイントです。
こちらのホテルは、2種類のサウナやジャグジー、低音バスなどを備えたスパ施設が自慢です。館内着やタオル、シャンプーなどのアメニティ完備で、手ぶらでスパを楽しめます。

展望大浴場を満喫。ホテルクレッセント旭川

旭川駅から徒歩約7分の好立地にある『ホテルクレッセント旭川』も、先述の『カムイ号』発着場所の1つです。
こちらのホテルの11階には、大雪山連峰の山々と旭川市の夜景を望める展望大浴場、サウナやジャグジー、ラウンジを備えた会員制のスパがあります。宿泊客なら、1回600円で利用できます。

まとめ

豊富なコースが整備され、幅広いレベルの人が良質のパウダースノーを楽しめるカムイスキーリンクスは、比較的手頃な料金でスキーができる、コスパの高いスキー場です。
旭川市内からアクセスしやすいので、冬の旭川旅行にカムイスキーリンクスでのスキーも組み込んでみてはいかがでしょうか。
 
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