沖縄のサーフポイント「スーサイド」を紹介!由来や特徴も解説

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日本屈指のリゾート地として知られる、沖縄。有名なサーフポイントのひとつに「スーサイド」があります。今回はスーサイドの特徴や名前の由来を紹介。その他のエリアのサーフポイントや注意点も紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

沖縄のサーフポイント「スーサイド」とは

沖縄といえばサーフィンやSUPなどのマリンスポーツを想像する人も多いはず。数あるサーフポイントの中でも、特に人気なのがスーサイドです。ここでは、スーサイドの特徴と名前の由来を紹介します。

県内有数の人気スポット

スーサイドは沖縄県糸満市にある米須海岸(こめすかいがん)のこと。東西に長く伸びた海岸線に多くのピークが点在しているのが特徴です。初心者から上級者まで、それぞれのレベルに合わせてサーフィンが楽しめます。

近くにトイレやシャワーはありませんが、駐車場はあるので車でのアクセスが可能です。他のポイントと比べるとローカル色が強いものの、春から夏にかけては潮干狩りや海水浴を楽しむ人で賑わいます。

名前の由来は?

スーサイド(Suicide)とは、英語で自殺を意味する単語。なぜ、サーフポイントにこのような名前が付いているのでしょうか。

このような名前で呼ばれるようになったのは、第二次世界大戦末期頃といわれています。諸説あるものの、沖縄で行われた沖縄戦で米軍に追い詰められた人々がこの付近で崖から身を投げたことに由来するという説が有名。

近年では悲しい出来事が由来となったこの名前を変更するための動きがある他、例年このポイントで行われているサーフィン大会では戦没者に哀悼の意を示すため大会前に黙祷を捧げるなどの取り組みが行われています。

那覇から名護エリアまで!沖縄の人気のサーフポイントを紹介

沖縄にはスーサイドの他にもたくさんのサーフポイントがあります。ここでは、那覇エリアから名護エリアまで、沖縄の人気サーフポイントを紹介。沖縄旅行へ行く際は、ぜひ参考にしてみてください。

コーチャン

コーチャンは、国頭郡にあるサーフポイントです。沖縄本島の最北端「辺戸岬」の東側にあります。北東のうねりをキャッチするので質の良い波がコンスタントにブレイクするのが特徴。水深が浅いので上級者向けのポイントとして知られています。

安謝

安謝(あじゃ)は、那覇市にあるサーフポイントです。胸〜腰サイズの波がブレイクすることで知られています。北のうねりをキャッチするグーフィーメインのポイントで、中級者から上級者におすすめのポイントです。

真栄田

真栄田(まえだ)は、国頭郡にあるサーフポイントです。ホレた波がブレイクするので、上級者におすすめ。有名なリゾート地「恩納村」にあるのでシャワーやトイレなどの設備が充実しているのもうれしいポイントです。

天願

天願(てんがん)は、うるま市にあるサーフポイントです。普段は波が立たないものの、台風などの影響を受けて反応することが多いのが特徴。比較的メローな波質なので、初心者やロングボーダーにもおすすめです。

砂辺

砂辺(すなべ)は、北谷町にあるサーフポイントです。沖縄で最も有名なサーフポイントのひとつで、初心者から上級者まで多くのサーファーで賑わいます。「ボウル」「ハワイアン」などブレイクポイントが点在するため初心者でも入りやすいのが特徴です。

部間

部間(ぶま)は、名護市にあるサーフポイントです。台風や北のうねりの影響を受け、ホレた波がブレイクするので、上級者向けのポイントとして知られています。トイレや駐車場などの設備が充実しているのもうれしいポイントです。

沖縄でサーフィンをする時の注意点

ここまでは、沖縄の人気サーフポイントを紹介しました。沖縄旅行へ行く際に、サーフィンに挑戦したいという人も多いのではないでしょうか。ここでは、沖縄でサーフィンをする時の注意点を紹介します。

ローカルへの配慮を忘れずに

沖縄に限らず、日本全国どのポイントでもローカルサーファーへの配慮は基本のマナーです。ローカルサーファーとは、そのサーフポイントを拠点とする地元サーファーのことを指します。ローカルサーファーの多くは、気持ちよくサーフィンを楽しむためにゴミや騒音、駐車場などの問題に取り組んでいます。そのため、ローカルサーファーの考えやルールを尊重するようにしましょう。

もちろん騒音を立てたり、ゴミを放置したりするのは禁止。その地域のルールに従って楽しくサーフィンをしましょう。地域のルールが不安な人は、地元のサーファーやサーフスクールのスタッフに尋ねてみてください。

干潮時間はNG

沖縄は本州とは違い、サーフポイントのほとんどがリーフブレイクです。リーフブレイクとは、海底の地形が珊瑚や岩のこと。

海底が珊瑚や岩でできているため、素足でサーフィンをすると怪我をする可能性があります。また、パワフルな波にのまれ海底に叩きつけられると大怪我にも繋がるので、注意が必要です。怪我を予防するためには、干潮時間にはサーフィンをしないこととリーフブーツの使用の徹底をしましょう。

カレントに注意

サーフィンをする上で最も注意したいのが、カレントです。カレントとは、沖に向かう強い潮の流れのこと。離岸流とも呼ばれ、一度波にのまれてしまうと沖に流され戻れなくなってしまいます。

カレントはテトラポットや障害物のまわりに発生することが多いので、なるべく避けましょう。また、海をよく知る地元のサーファーに見分け方を聞くのもおすすめです。安全に十分気をつけて、サーフィンを楽しんでください。

沖縄屈指のサーフポイント「スーサイド」でサーフィンを楽しもう

沖縄屈指のサーフポイントとして知られる、スーサイド。初心者から上級者まであらゆるレベルのサーファーが楽しめます。沖縄を訪れた際は、ぜひスーサイドでサーフィンを楽しんでみてください。

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