数多くのデッキブランドの中で、異彩を放つ「Hook-Ups(フックアップス)」。日本のアニメの影響を受けたグラフィックが印象的なブランドです。今回はコアなファンも多いデッキブランド、Hooks-Upsを紹介します。
Hook-Upsとは
90年代のアニメやコミックにインスパイアされたデッキを展開するブランド、Hook-Ups。どのようなブランドなのか気になっている人も多いでしょう。ここではHook-Upsの特徴やブランドヒストリーを紹介します。
アメリカで誕生したデッキブランド
Hook-Upsは1994年にアメリカ・カリフォルニア州で誕生したデッキブランドです。ブランド創立当初は、アパレルアイテムを中心に展開していましたが、後にデッキブランドとして知られるようになりました。Hook-Upsは、当時 L.E Skateboards(エルイースケートボード)、Black Label(ブラックレーベル)、SK8Mafia(スケートマフィア)などのブランドを販売していたBlitz Distribution(ブリッツディストリビューション)傘下にあったことも有名。
また、Hook-UpsはプロスケーターのJeremy Klein(ジェレミー・クライン)がディレクションやデザインを手がけていることでも知られています。Jeremy Kleinは、Birdhouse(バードハウス)やWorld industries(ワールドインダストリー)などのデッキブランドでのライダー経験もあるトップスケーターです。
無骨でスタイリッシュなデザインを展開するデッキブランドが多い中、アニメやコミックのテイストを取り入れたデザインが人気の理由のひとつです。コアなファンも多く、etnies(エトニーズ)やMAGICAL MOSH MISFITS (マジカルモッシュミスフィッツ) などさまざまなブランドとのコラボも行われており、注目を集めています。
日本のアニメにインスパイアされたデザインが特徴
Hook-Upsといえば、90年代を彷彿とさせるデザインを思い浮かべる人も多いでしょう。
創立者でありデザイナーのJeremy Kleinが日本のアニメ愛好家なのは有名な話。世界的なアニメブームが起きる前からジャパニーズアニメに注目しており、アニメやコミックにインスパイアされたデザインは多くのスケーターを虜にしています。
Hook-Upsのデッキの選び方
デザイナー、Jeremy Kleinが手がけるデッキブランド、Hook-Ups。購入を考えている人も多いのではないでしょうか。ここでは、Hook-Upsのデッキの選び方を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
サイズで選ぶ
デッキを選ぶ際に重要なのは、自分に合ったサイズを選ぶのがポイント。デッキのサイズは長さと幅がありますが、特に重視したいのはデッキの幅です。デッキの幅は乗り心地を大きく左右するので自分にあったものを選ぶようにしましょう。
男性の場合は8.0〜8.2インチ、女性の場合は7.5〜7.75インチを目安に選ぶのがおすすめ。より自分にあったサイズを知りたいという人は、足のサイズを目安に、以下の表を参考にして選んでみてください。
足のサイズ(cm) | デッキサイズ(インチ) |
18cm 以下 | 6.875” |
19cm | 7.25″ |
20cm | 7.25″ |
21cm | 7.25″〜7.5″ |
22cm | 7.25″〜7.5″ |
23cm | 7.5″〜7.75″ |
24cm | 7.5″〜7.875″ |
25cm | 7.625″〜8″ |
26cm | 7.75″〜8.25″ |
27cm | 8″〜8.5″ |
28cm | 8″〜8.5″ |
29cm | 8.25”〜8.75″ |
30cm | 8.375″〜8.75″ |
キックやコンケーブの強さで選ぶ
次に注目したいのが、キックやコンケーブの強さです。キックはデッキの前方と後方にある反り返しのこと、コンケーブはデッキの幅の反りのことを指します。
キックが強いデッキは、 テール部分が高くなるので、オーリーなどのトリックの際、高さが出しやすいのが特徴。反対にキックが弱いデッキは安定感があるので、初心者にも扱いやすいという特徴があります。
コンケーブの強いデッキは、グリップ力があり、小さい動きにも反応してくれるという特徴があります。反対にキックが弱いデッキは、足首が動かしやすいのでトリックを決めやすいという特徴があります。レスケのデッキもどちらかというとコンケーブが強いモデルが多いです。
これらは、スケーターによって好みが分かれるので、好みの乗り心地のものを選びましょう。初心者の場合や自分の好みが分からないという人は、キックやコンケーブの弱いデッキを選ぶのがおすすめです。
コンプリートデッキもおすすめ
スケボー初心者の場合は、コンプリートデッキもおすすめです。コンプリートデッキとは、パーツが全て揃った状態のデッキのこと。デッキ以外のパーツを一から揃える必要がないので購入してすぐに使え、便利です。また、中には組み立て済みのデッキもあるので、ぜひ利用してみてください。
Hook-Upsのおすすめのデッキを紹介
ここまではHook-Upsの特徴やデッキの選び方を紹介しました。Hook-Upsにはどのようなデッキがあるのか気になる人も多いはず。ここからは、Hook-Upsのおすすめのデッキを紹介します。ぜひお気に入りのデッキを見つけてみてください。
NURS BRANDI 8.0inch
小さな動きにも反応してくれるコンケーブ、キックともに強めのモデルです。グリップテープ付きなのもうれしいポイント。
【Xadventureのおすすめポイント】
・小さな動きにも反応してくれる
・グリップテープ付き
POCAHOOK-UPS Yellow 8.475inch
Hook-Upsのチームモデルです。キックの角度は抑えめなものの、立ち上がりが早く強めなのが特徴。コンケーブは強めで、グリップ力も抜群です。
【Xadventureのおすすめポイント】
・豊富なカラーバリエーション
・抜群のグリップ力
ALISON’S WONDERLAND 8.0inch
アリスインワンダーランドのパロディデザインが施されたモデルです。アイコニックなデザインはスケボー時はもちろんインテリアにも活躍すること間違いなし。
【Xadventureのおすすめポイント】
・アイコニックなデザイン
・高さのあるオーリーがしやすい
DETONATOR 2 8.25inch
アメリカでも品薄と言われているレアなモデルです。両面にアニメ風のデザインが施されており、存在感のあるデッキに仕上げられています。
【Xadventureのおすすめポイント】
・存在感のあるデザイン
・小さな動きにも反応してくれる
海外からも評価の高いHook-Upsのデッキをチェック!
今回はコアなファンも多いデッキブランド、Hook-Upsを紹介しました。日本のアニメやコミックのテイストを取り入れたデッキを展開するHook-Upsは、海外のスケーターからも高く評価されています。ぜひ今回の記事を参考に、お気に入りのデッキを見つけてみてください。