スケボー初心者必見!すぐにマスターできる簡単な技一覧を紹介

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スケボーといえば、かっこいい技の数々をイメージする人も多いのではないでしょうか。今回は、スケボー初心者に向けてスケボーの簡単な技を紹介。必ずマスターしたい定番トリックの他、スケボーの歴史やコツも合わせて解説します。

スケボーの簡単な技とは

スケボーの醍醐味といえば、華やかな技の数々を思い浮かべる人も多いでしょう。スケボーにはたくさんの技があり、多くのスケーターがその技を身につけるべく、練習を続けています。ここでは、スケーターなら知っておきたいスケボーの歴史やトリックの種類について紹介。ぜひチェックしてみてください。

スケボーの歴史

スケボーの歴史は古く、1940年頃に誕生したと言われています。アメリカ・カリフォルニアで木の板に鉄製の戸車を付けて滑った遊びが始まりとされており、 50年代に入ると現在のスケボーに近い形へシフト。今ではオリンピック競技のひとつにもなり、世界的にメジャーなスポーツとして知られています。

スケボーの歴史を語る上で外せないのが、レジェンドスケーター「ロドニー・ミューレン」。10歳でスケボーを始め、翌年にはわずか11歳でプロスケーターとしてデビュー。今では定番のトリックであるキックフリップ、ノーコンプライ、インポッシブルなどさまざまなトリックの生みの親として知られています。

初心者でも取り組みやすいトリックがたくさん

スケボーのトリックは、スケーターたちによって次々生み出され、少なく見積もっても100種類以上あります。慣れないうちはその難易度の高さに打ちのめされてしまうこともあるかもしれません。しかし、初心者でも取り組みやすいトリックがたくさんあります。まずはスケボーに乗り恐怖心を振り払うことから始め、徐々にできるトリックを増やしていきましょう。

スケボーの簡単な技をランキング形式で紹介

スケボーを始めたいけれど、どの技から練習すれば良いのか分からないという人も多いはず。ここでは、スケボーの簡単な技をランキング形式で紹介します。

1. プッシュ

プッシュは、スケートボードの上に乗り、前足をデッキに乗せたまま後ろ足で地面を蹴って進む動きです。この動きは、前進するだけでなくスピードをつけるのにも必要なため、スケートボードを始める際に必ず覚えておきましょう。

2. チックタック

チックタックは、ノーズを左右に振ることで前進するトリックです。プッシュとは違い、地面を蹴らずに行います。ノーズ側のウィールを地面から離し、左右どちらかに勢い良く振りながら着地させ、次は逆方向というように連続して行うことで前進しましょう。

3. オーリー

オーリーは、滑りながらデッキのノーズ部分を上げてジャンプするトリックです。トリックの多くに応用されているため、スケートボード初心者が最初に挑戦したいトリックのひとつ。上半身をブレないように固定しながら、デッキを強く弾くことを意識しましょう。

4.ショービット

ショービットは、後ろ足を使ってスケートボードを180°回転させるトリックです。体の向きは変えずにデッキだけを回転させるのがポイント。このトリックは、ポップショービットなど他のトリックにも応用ができるので、必ず覚えたいトリックのひとつです。

5.ノーコンプライ

ノーコンプライは、基本的に両足を乗せていたデッキから片足を地面に下ろし、デッキと体を半回転させるトリックです。シンプルながらスタイリッシュなトリックで、スタンスを瞬時に変えられるのでスマートな印象を与えます。

6. フェイキーオーリー

フェイキーオーリーは、フェイキースタンスのままオーリーをするトリックです。進行方向とは逆側に進むため、初めは他のスタンスと比べてバランスが取りづらいかもしれませんが、フェイキースタンスに慣れることで挑戦しやすくなるでしょう。

7. ハーフキャブ

ハーフキャブは、フェイキーオーリーをしながらフロントサイドへ180度回転するトリックです。レールやカーブでのスライドに入る時にも重宝するので押さえておきたいトリックのひとつ。フェイキースタンスをメインスタンスに戻す時にも使えます。

8. テールマニュアル

テールマニュアルは、ノーズを浮かせたまま走行するトリックです。テール側のウィールだけで走行し、バランスをキープすることが重要。オーリーやフリップ、カーブトリックなど他のトリックと合わせて行うことができるのでさまざまなシーンで重宝すること間違いなしです。

9. ポップショービット

ポップショービットは、テールを弾き空中に浮かせた状態で、デッキだけを180°横方向に回転させるトリックです。デッキをスライドさせるように回転させるショービットに対して、ポップショービットはデッキを空中に弾き上げるイメージで行いましょう。

10. エンドウォーク

エンドウォークは、テールとノーズを交互に前方へ押し出し前に進むトリックです。フリースタイルスケートボードでよく使われるトリックのひとつ。テールとノーズを交互にリズミカルに動かすのがコツです。

スケボー初心者が簡単な技を練習する時に知っておきたいポイント

ここまでは、スケボーの歴史や簡単な技を紹介しました。スケボーは、ただ練習を重ねれば良いというものではなく、スケボーについて理解を深めることも重要です。ここでは、スケボー初心者に向けて、スケボーをする上で知っておきたいポイントを紹介します。

基礎から固めよう

スケボーを楽しむためには、いきなり高度な技に挑戦するのではなく、基礎から固めることが重要です。基本の技ができてやっと高度な技もきれいにメイクできるようになります。

まずはプッシュやチックタックなど、スケボーの基本動作を練習しましょう。慣れてきたら、基本の技であるオーリーやノーリーを練習するというように、徐々にレベルを上げながら練習するのがおすすめです。

自分のスタンスを知ろう

また、自分のスタンスを知ることも重要です。スタンスとはスケートボードの乗り方のことで、利き足によって異なります。左足がノーズ側にくる「レギュラースタンス」と右足がノーズ側にくる「グーフィースタンス」の2種類があるので、どちらが乗りやすいかを知ることから始めましょう。

デッキやトラックなどのパーツについて理解しよう

スケボーには、デッキやトラックなどさまざまなパーツがあります。パーツについて理解を深めることで、トリックの練習もしやすくなるでしょう。

(例)デッキ…スケートボードをする時に足を乗せる板のこと。形状やグラフィックなど、さまざまなデザインのものがあります。トリックに特化したストリートタイプや、走行を楽しむためのクルーザーなどの種類が有名。

トラック…デッキとウィール(車輪)を繋ぐ金属製のパーツのこと。トラックの高さは主に「HI(ハイ)」と「LOW (ロー)」の2種類。トラックの良し悪しでスケートボードの乗り心地が大きく変化します。

スケートパークも活用しよう

スケボーをするなら、スケートパークも活用したいもの。スケートパークはスケボーをするために作られた施設のことで、さまざまなセクションが設置されているのが特徴。スロープ状の直線斜面のバンクや、楕円を半分に切ったような形のランプ、細長い棒状のレールなどが有名です。

スケートパークは、単にスケボーの練習場としてだけでなく、スケーターたちの交流の場にもなっています。スケボーの上級者もたくさんいるので、トリックのコツが学べるかもしれません。

スケートボードの簡単でかっこいい技を身につけよう

今回はスケーターなら覚えておきたい簡単な基本トリックを紹介しました。基本トリックは、シンプルながら見た目もスタイリッシュなものが多く、他のトリックに応用できるものもあります。最初はつまずくかもしれませんが、練習を重ねることで、着実に上達するはずです。ぜひ、今回の記事を参考にスケボーの簡単な技を身につけてください。

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