bigfootやKeith Haringまで!スケートカルチャーに欠かせないアーティストを紹介

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スケートカルチャーを語る上で欠かせない、ストリートアート。その芸術性はもちろん、社会情勢や哲学、思想などさまざまなバックグラウンドから誕生したアートは見るものの心を掴んで離しません。今回は、bigfoot(ビッグフット)からKeith Haring(キース・ヘリング)まで、スケーターなら知っておきたいアーティストを紹介します。

ストリートアートとは

スケーターにとって馴染み深いストリートアート。スケートカルチャーと切っても切れない関係と言えるでしょう。その定義は一体どういった点なのか気になる人も多いのではないでしょうか。ここでは、ストリートアートの特徴を解説します。

街で見かけるアートの数々

ストリートアートとは、その名の通り街中で見かけるアートのこと。壁などにスプレーなどで描かれることが多く、英語ではgraffiti(グラフィティ)と呼ばれることもあります。

もともとは他人の所有物に許可なくアートを描くことが多かったため、いたずらや迷惑行為との認識が強かったストリートアート。現代ではそのデザイン性が評価され、アーティストが正式な依頼を受けて公共の場にアートを描く事例も増えてきています。

MoMAでも注目されている

ストリートアートは、MoMAでも注目されています。MoMA(The Museum of Modern Art)とは、ニューヨーク現代美術館の名前で知られるマンハッタンの美術館。ピカソやダリ、ゴッホなど著名なアーティストによる作品を10万点以上所蔵しており、観光客も多く訪れる人気の美術館です。

そんな格式高い人気の美術館MoMAでも、ストリートアートの芸術性は高く評価されており、アート通の間でも注目を集めています。実際に館内ではKeith Hering(キース・ヘリング)やBasquiat(バスキア)などのアート作品が展示されていることも有名です。

さまざまな作品を手がけるアーティストを紹介

独自の視点や思想から誕生するストリートアート。アーティストの数も多く、さまざまなテイストのアート作品が楽しめます。ここでは、ストリートアートに深い関わりがあるアーティストを紹介します。

bigfoot

bigfoot(ビッグフット)は、アメリカ・ニュージャージー州出身のアーティストです。自身のアーティスト名でもあるビッグフットのキャラクターや自然からインスピレーションを受けた独自のスタイルで有名。スケートシューズブランド、「IPath(アイパス)」の共同設立者としても知られています。

Keith Haring

Keith Haring(キース・ヘリング)は、アメリカ・ペンシルベニア州出身のアーティストです。1980年代にニューヨークの地下鉄内でサブウェイ・ドローイングと呼ばれる活動を始め、その名が知られるようになりました。代表作に「Radiant Baby(ラディアントベイビー)」、「Andy Mouse(アンディマウス)」、「Pop Shop(ポップショップ)」などがあります。

Banksy

Banksy(バンクシー)は、イギリス・ロンドンを拠点に活動する匿名のアーティストです。1994年頃からアート作品を描き始めたと言われており、型紙を用いるステンシルアートの作風で知られています。作品には反戦や反ファシズム、アナキズムなどの強いメッセージが込められていることも有名。代表作に「Girl with Balloon(ガールウィズバルーン)」、「Game Changer(ゲームチェンジャー)」などがあります。

Jean Michel Basquiat

Jean Michel Basquiat(ジャン・ミシェル・バスキア)は、アメリカ・ニューヨーク州出身のアーティストです。黒人のレッテルを貼られることを嫌悪していた彼は、自らのルーツである文化や音楽、差別問題をテーマにした作品を多く描いたことで知られています。代表作に「Crown(クラウン)」、「Warrior(ウォーリアー)」、「Flexible(フレキシブル)」などがあります。

Mark Gonzales

Mark Gonzales(マーク・ゴンザレス)は、アメリカ・カリフォルニア州出身のアーティストです。アーティストとして活動する傍ら、プロスケーターとしても活躍しています。黄色い鳥のようなイラスト「エンジェル」が有名。デッキブランド「KROOKED SKATEBOARDS(クルキッドスケートボード)」のデザインも手がけています。

Russ Pope

Russ Pope(ラス・ポープ)は、アメリカ・カリフォルニア州出身のアーティストです。デッキブランド「Transportation Unit(トランスポーテーションユニット)」を手がけているスケーターでもあります。著書「Life Lines(ライフライン)」や自身の公式サイトでアート作品を公開。イラストとペインティングの2つのスタイルを持っています。

BABU

BABU(バブ)は、北九州を拠点に活動するアーティストです。スケーター、現代美術作家としての顔も知られており、映像制作や絵画、彫刻、タトゥーなどあらゆるジャンルの作品を制作しています。代表作に「PUSH(プッシュ)」、「WORLD(ワールド)」、「BANDIT(バンディット)」などがあります。

ストリート感満載!アーティストが手がけるデッキ&ギアを紹介

ここまではストリートアートの特徴やアーティストを紹介しました。実際にストリートアートの作品を手に入れたい、触れてみたいという人もいるでしょう。ここでは、ストリート感溢れるアート作品を落とし込んだデッキやギアを紹介します。

KROOKED KR BRD CROMER PANTONE

Mark Gonzales(マーク・ゴンザレス)が手がける「KROOKED SKATEBOARDS(クルキッドスケートボード)」のデッキです。Markらしいポップなグラフィックが全面に施されたユニークなモデル。コンケーブ、キックともに強めで高さのあるオーリーがしやすいのもうれしいポイントです。

【Xadventuremのおすすめポイント】
・ポップなデザイン
・高さのあるオーリーがしやすい

Keith Haring monster smile-print wooden skateboard deck

Keith Haring(キース・ヘリング)の代表作のひとつ、「Three Eyed Monster(スリーアイドモンスター)」がプリントされたデッキです。シンプルなデザインながら抜群の存在感を放ちます。滑るのはもちろん、インテリアとしても活躍すること間違いなしです。

【Xadventuremのおすすめポイント】
・シンプルなデザイン
・耐久性に優れている

REMIO BOX TRUCK DECK

「HUF (ハフ)」のアンバサダーでありアーティストのREMIO(レミオ)によるグラフィックが特徴的なデッキです。トップ面にはHUFとREMIOのコラボ仕様の限定ロゴがプリントされています。耐久性に優れたカナディアンメープルを使用しているので乗り心地も抜群です。

【Xadventuremのおすすめポイント】
・存在感のあるデザイン
・よくしなり弾きやすい

Satori Bigfoot 53mm

bigfoot(ビッグフット)と「Satori Movement (サトリムーブメント)」のコラボウィールです。マンダラと瞑想するビッグフットのグラフィックが印象的。101Aと硬めなのでストリートやパークなどさまざまな路面に対応します。

【Xadventuremのおすすめポイント】
・さまざまな路面に対応
・リーズナブルな価格帯

bigfootやKeith Haringなどお気に入りのアーティストを見つけよう

今回はスケートカルチャーの代名詞とも言えるストリートアートについて紹介しました。ストリートアートからは、社会情勢や哲学、思想の他、音楽や文化などさまざまな要素を読み取ることができます。ぜひ今回の記事を参考に、お気に入りのアーティストを見つけてみてください。

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