スケボーを始めたものの、正しい持ち方を知らない方もいるのではないでしょうか?実は、スケボーの持ち方に正解はありません。しかし、かっこいいスケートボーダーを目指すならさまになる持ち方をマスターしたいもの。今回は、持ち方の種類や電車移動時におけるスケボーの扱い方、更にはスケボーを収納するおすすめアイテムなどについて紹介します!
スケボーのかっこいい持ち方を紹介
かっこいいスケートボーダーを目指す上で、周囲からの見え方は気にするべきもの。まず始めに、一般的なスケボーの持ち方を2パターン紹介します。
デッキのボトムが体と反対側
デッキを横向きに持ち、デッキのボトムが体と反対側にくる持ち方です。デッキの中央下部分を手で握りホールドします。デッキの裏側が周囲によく見える持ち方であるため、デッキ裏のグラフィックや、自分好みで貼ったステッカーなどをよく魅せることができる持ち方です!デメリットは、ヤスリ状であるデッキの表面が、体の側面に触れてしまうため服が擦り減ってしまう原因になること。お気に入りの服を着用している時などは、特に注意が必要です。
デッキのボトムが体側
デッキを横向きに持ち、デッキのボトムが体側にくる持ち方です。デッキの中央下部分を手で握りホールドします。車輪やトラックの重量が、腕の内側にデッキと一緒にかかるため、疲労感が上記の持ち方に加えて増加します。けれど慣れてしまえば簡単!洋服が擦り減ってしまうリスクも抑えられるので、安心して持ち運びできます。
スケボーの電車移動事情
電車内でのスケボーの扱い方を紹介します。マナーにも関わることなので、ぜひチェックしてください。
バッグには入れても入れなくてもOK!
電車内で見かけることが少ないスケートボーダー。移動手段で電車を選んだ際、そのまま持ち込んでよいのか悩んだ経験はありませんか?
電車内でスケボーは、収納ケースに入れても、剥き出しで持ち歩いてもどちらでも大丈夫です!自分に合った持ち運び方法で、周囲に迷惑をかけない方法を選ぶようにしましょう。
リュックを使用するメリット・デメリット
電車には、通学や通勤、お出かけで利用している人などさまざまな人がいます。中には、スーツや綺麗な洋服を召されている方もいるでしょう。
スケートボードは、地面の上を滑走するもの。車輪やデッキなどあらゆる部分が汚れています。そのボードを剥き出し状態で満員電車に乗車した場合、意図していなくても揺れなどで人に衝突してしまうことも。他人の洋服を汚してしまったり、デッキの凹凸で怪我をさせてしまうというリスクもなきにしもあらずです。リュックに収納すると上記のようなリスクを回避してくれます!
デメリットとしては、スケボーの重さがある分、リュックにしっかり固定されずずり落ちてきてしまうこともあります。使用する収納アイテムとスケボーがしっかりと固定されるようにリュックの中身の多さを調節するなど工夫しましょう。
また、リュックにスケボーを取り付けるアイテムは多く展開されていますが、電車内でリュックを背負ったままにするのは避けましょう。一般的に、リュックサックを前に持つことがマナーとされている電車。スケボーも前の足下に下ろすようにしましょう。長さのあるスケボーですが、前の足下に下ろすことで他人の邪魔になることを回避できます。
専用のバッグに収納しよう
スケボーのケースは、リュック以外にも手持ちタイプのアイテムもあります。メリットは多数。取手があるので持ち運びしやすく、自分の手や洋服も汚れづらいです。また他人にぶつかって怪我をさせてしまうリスクも減少します。リュックに比べると、持ち運びする際に重さを感じやすいので、自身に適したアイテム選びをしましょう!
決まった運び方はありませんが、電車は公共の場です。周囲からの目も気にかけ、ケースに収納して持ち運びをし、マナーを守って安全にスケートボードを楽しみましょう。
スケボーバッグおすすめ3選!
スケボーを収納するバッグは、具体的にどのようなアイテムがあるのでしょうか。使用しやすいものからデザイン重視のものまで、幅広いアイテムが存在!おすすめの3つを紹介します。
Doratumyoi スケボーリュック
スポーツやアウトドア周辺商品を販売するショプ、Doratumyoiから販売されているスケボー用リュックケースです!バックパック、ダッフル、ショルダー、全てのスタイルに対応します。ファスナー口がサイドにあり、ものの出し入れをしやすいのもポイント。背中部分のパッドや、ショルダーにはウレタンパッドを使用しており、身体の負担を軽減してくれるおすすめのアイテムです!
【Xadventure おすすめポイント】
・嬉しい3WAY仕様!
・フロント部分には収納ポケットがあり、小物類が入れられる
HONGHONG スケボーバッグ
主な素材は、900Dナイロンを採用し、防水性や擦り切れなどに強い作りです。リュックサック仕様のコンパクトな見た目ですが、ボードを収納する際には縦に拡張。3点式固定パネルでしっかりとボードを固定します。中央部分には小物類を収納できるポケットもあり便利です!
【Xadventure おすすめポイント】
・肩のストラップが頑丈な作りなので、長時間の使用でも疲れない
・ファッショナブルなデザイン!
MACKAR
MACKARの3WAY仕様のスケボーバッグです。収納・耐久性・使いやすさを追求したアイテムです。摩擦に強いナイロン素材を採用。地面に触れる部分には、耐久性の強い素材を使用し補強されているのも嬉しいです。
【Xadventure おすすめポイント】
・ストラップを好みの長さに調節できる!
・フロント部分に便利な大容量ポケットがあり、小物を多数収納可能!
初心者がダサい「ポーザー」と思われないために
スケボー界で使われる「ポーザー」ついて解説します。スケボーを行う上で、触れる場面も出てくる用語ですので、チェックしてください。
「ポーザー」とは?
「ポーザー」という言葉を聞いたことはありますか?「ポーザー」は、いわゆる「ダサい」という意味。具体的には、スケボーを持って滑れる風にしていても、実際はスケボーをしない人のことを指します。SNSで映えるためだけにスケボーを持っているような人です。しかし、初心者=ポーザーにはならず、一生懸命スケボーを練習している人は該当しません。
トラックを持つのは避けよう「モールグラブ」
スケボー界では、スケボーの持ち方一つで「ポーザー」と思われてしまうことも。その持ち方が、スケボーを持ち歩く際にトラック部分を握る「モールグラブ」です。モールはショッピングモールのこと。初心者がモールでデッキを購入し、出てきた時にしていた持ち方でこの名前が付けられました。
トリックをするとトラック部分が削れるケースが多いスケボー。トラックの削れた部分を触ると手が汚れたり、金属片が付着したりするため、経験者は、デッキを持つことがほとんどです。そのため、モールグラブで持ち運びしているとポーザーと思われることもあります。
ルールを厳守しよう
スケボーパークの障害物(セクション)に座る行為や、ゴミを捨てることは滑る場所を潰していることに該当し、ポーザー扱いされてしまうことも。
スケボーを愛する人たちは、滑走できるスペースを非常に大切に扱っています。事前にルールを把握しておかないと、知らないうちにマナー違反の行動をしていることがあるかもしれません。特に初心者のうちは、周囲の環境をよく観察することが必要。滑走順を守ったり、滑っている人の邪魔をしないなど、マナーを遵守してスケボーを楽しみましょう!
ライディングのスムーズさにも直結する!
街中もライディングできるスケボー!歩きながらいきなり滑走に移ることもあり、スケボーの持ち方は、ライディングとライディングの繋ぎにも大きく影響します。かっこいい持ち方とダサい持ち方を比較した動画を紹介しますので、スケボーの持ち方による滑走の違いをチェックしてみてください!
まとめ
今回は、スケボーの持ち方について紹介しました。スケボーを持ち運ぶのに、決まったルールはありませんが、周囲の人々になるべく迷惑をかけないような方法を選んでみてください!そして、かっこいい持ち方をマスターし、あなたならではのスタイルでスケボーライフを楽しみましょう。