2024年オリンピックの開催地は?種目や日程をチェック!

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2021年に開催された「2020東京オリンピック」。サーフィンやスケートボードなどの競技が新しく追加され、白熱した戦いが繰り広げられました。中継を見ながら、興奮、感動したと言う人も多いのではないでしょうか。今回は、2024年に開催予定のオリンピックの開催地や種目を紹介します。

オリンピックとは

1年の開催延期を経て行われた「2020東京オリンピック」。新競技でのメダルラッシュや選手同士の交流などが見られ、話題となりました。平和の祭典とも表されるオリンピック。その由来や歴史が気になるという人もいるのではないでしょうか。ここでは、オリンピックについて解説します。

4年に一度開催されるスポーツの祭典!

オリンピックは4年に一度開催されるスポーツの祭典として世界に広く知られています。なぜ4年に一度の開催なのでしょうか。

理由は諸説ありますが、最も有名なのは、古代ギリシャ人が使っていた太陰暦に合わせたと言う説。現代で一般的に使われている太陽暦の8年が、太陰暦の8年と3カ月にほぼ等しく、8年という周期は古代ギリシャ人にとって重要な意味を持っていたと考えられています。その為、古代オリンピックは8年に一度の周期で開催されていました。その後に半分の周期、4年に1回となったと言われています。

また、ギリシャ神話の女神アテナを祝福する為にオリンピックが誕生したとされており、アテナが司る金星と地球が、一直線上に並ぶ4年に1回の周期に合わせたと言う説も有力です。

オリンピックの始まりは?

オリンピックの起源は古く、紀元前776年に古代ギリシャのオリンピアで第一回オリンピックが行われました。しかし宗教的観点から393年を最後に古代オリンピックは長い歴史に幕を下ろします。

近代では1896年に、フランスの教育者、クーベルタン男爵により現在のオリンピックの基礎となる大会が行われました。彼は古代ギリシャ・ローマ文明を参考に近代オリンピックを構想。理想としてスポーツと芸術を通して肉体と精神の調和、また平和の実現を掲げています。それが現在もオリンピックの根底に流れる思想となっているのです。

オリンピック開催地や種目はどう決まる?

「東京オリンピック」の開催が決定したのは2013年。夏季オリンピックとしては56年ぶりの国内での開催となり、話題となりました。次のオリンピック開催地も続々と決定している中、その仕組みが気になるという人もいるのではないでしょうか。ここではオリンピックの開催地や種目はどのように決まるのか、詳しく解説します。

IOCによる評価

 オリンピックの開催地は、国際オリンピック委員会(International Olympic Committee)によって決定されます。オリンピックの開催を希望する都市は、IOCに立候補を申請。その後、IOCが各都市をいくつかの項目ごとに点数で評価し、その評価をもとに選考。現地調査やIOC総会での投票を経て最終的に決定されます。

これまで開催地となったのは大半が北半球にある都市。アフリカ大陸、中東、中央、南アジアでの開催は一度もありません。グローバル化が進む中、これらの都市での開催も期待されています。

知名度のある競技が選ばれる

オリンピックの競技はオリンピック憲章に基づき決められます。規定では「男子では4大陸75カ国以上、女子では3大陸40カ国以上で行なわれている競技」と定められており、世界各地で普及しているものが競技として採用されるのです。

気になる次のオリンピック開催地と予定種目を紹介

人々に感動と勇気を与えるオリンピック。次のオリンピック開催地が気になっているという人も多いのではないでしょうか。ここでは、次のオリンピック開催地と予定されている競技を紹介します。

【2022年冬季】北京

2022年に行われる冬季オリンピックの舞台は中国・北京。2022年2月4日から20日のスケジュールで開催予定です。スキージャンプ、ボブスレー、スケルトン、フィギュアスケートなどの種目が予定されています。日本からはスキージャンプの高梨沙羅選手が出場予定。活躍に期待が寄せられています。

【2024年夏季】パリ

2024年夏季オリンピックはフランス・パリで行われます。2024年7月26日から8月11日のスケジュールで開催予定。東京2020でも注目を集めたサーフィンは、タヒチで行われるとのこと。また、史上初めてブレイクダンス、「ブレイキン」が競技に採用され、注目されています。

【2026年冬季】ミラノ、コルティナ・ダンペッツォ

2026年冬季オリンピックの会場となるのはイタリアのミラノと、コルティナ・ダンペッツォ。2026年2月6日から22日のスケジュールで開催予定です。開催地に選ばれた理由として「伝統的に冬のスポーツが盛んな国」であることが挙げられています。

【2028年夏季】ロサンゼルス

2028年夏季オリンピックはアメリカ・ロサンゼルスで行われます。2028年7月21日から8月6日のスケジュールで開催予定。夏季オリンピックがアメリカで開催されるのは、32年ぶりとなります。

【2030冬季】2023年に決定!

2030年の冬季オリンピックの開催地は2023年にインド・ムンバイで開催されるIOC総会にて決定されます。カナダ・バンクーバーや、日本・札幌、スペイン・バルセロナなどが候補に挙がっています。

【2032年夏季】ブリスベン

2032年夏季オリンピックはオーストラリア・ブリスベンで行われます。2032年7月23日から8月8日のスケジュールで開催予定。オーストラリアでの開催は1956年のメルボルン、2000年のシドニーに続き3度目となります。

【スノーボード】注目選手を紹介

2022年に開催を控えている北京オリンピック。スノーボードやスキージャンプなどの競技が予定されています。ここではスノーボードの注目選手を紹介。ぜひチェックしてみてください。

戸塚優斗

戸塚優斗(とつかゆうと)選手は2001年9月27日生まれ、神奈川県出身のスノーボーダーです。2018年の平昌オリンピックに男子ハーフパイプで出場するも、無念のリタイアとなりました。しかし2019〜2020年には「Burton U.S. Open」、2021年には「FISフリースタイルスキー&スノーボード世界選手権」で優勝、今最も勢いのある選手です。

平野歩夢

平野歩夢(ひらのあゆむ)選手は1998年11月29日生まれ、新潟県出身のスノーボーダーです。2014年のソチオリンピック、2018年の平昌オリンピックで銀メダルを獲得。また東京オリンピックではスケートボード男子パークの日本代表にもなっています。

Shaun White

Shaun White(ショーン・ホワイト)選手は1986年9月3日生まれ、アメリカのスノーボーダーです。2006年のトリノオリンピック、2010年のバンクーバーオリンピック、2018年の平昌オリンピックで金メダルを獲得し、注目を集めています。

【スケートボード】注目選手を紹介

東京オリンピックで注目を集めたスケートボード。2024年のパリオリンピックでも公式種目に採用されています。ここではスケートボードの注目選手を紹介。

中山楓奈

中山楓奈(なかやまふうな)選手は2005年6月17日生まれ、富山県出身のスケートボード選手です。東京オリンピックではスケートボード・女子ストリートに出場、銅メダルを獲得し話題となりました。

岡本​​碧優

岡本​​碧優(おかもとみすぐ)選手は2006年6月22日生まれ、愛知県出身のスケートボード選手です。2019年にはカルフォルニアで行われた「デュー・ツアー」や「STU Open」などで優勝。JAPAN ACTION SPORTS AWARDS 2019を受賞しています。

Keegan Palmer

Keegan Palmer(キーガン・パーマー)選手は2003年3月13日生まれ、オーストラリアのスケートボード選手です。東京オリンピックではスケートボード・男子パークに出場。周りを圧倒する強さを見せ、見事金メダルを獲得しました。

【サーフィン】注目選手を紹介

東京オリンピックで初めて競技となったサーフィン。パリオリンピックではWSLのチャンピオンシップツアーも行われるタヒチ・チョープーが舞台に決定。ここではサーフィンの注目選手を紹介します。

五十嵐カノア

五十嵐カノア(いがらしかのあ)選手は1997年10月1日生まれ、日本のサーファーです。東京オリンピックでは銀メダルを獲得。常に世界ランキング上位をマークしており、今注目の選手です。

Sky Brown

Sky Brown(スカイ・ブラウン)選手は2008年7月7日生まれ、イギリスのスケートボード選手、サーファーです。東京オリンピックではスケートボード・女子パークで銅メダルを獲得しました。2024年にはサーフィンでのオリンピック出場を目標に掲げています。

まとめ

世界中を感動の渦に巻き込むオリンピック。平和の祭典としても知られています。今後の開催地や注目選手に注目してみてください。よりオリンピックが楽しめること間違いなしです。

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