スケボー初心者こそプロテクターが必要!安全で早く上達できます

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プロテクターは手首やおしりなど、体の各所を保護する道具です。しかしプロテクターの装着は「自己責任」。「装着した姿がダサい」「初心者だからハードに練習しない」など、不要に感じる人もいるでしょう。今回はプロテクターの必要性を解説した上で、選び方やおすすめの商品を紹介します。

スケボー初心者こそプロテクターが必要な理由3つ

スケボー初心者だからこそ、プロテクターが必要な理由を解説します。プロテクター装着するメリットは「怪我の防止」と思われがちです。しかし「上達が早くなる」「スケートパークを利用できる」といったメリットも存在。プロテクターの必要性について、それぞれ解説します。

怪我を防止する

プロテクターが必要な一番の理由が、怪我の防止です。スケボーは全身のどこにでも怪我をするスポーツ。「安全第一」というように、まずは安全の確保が大切です。怪我が想定される体の各所にプロテクターを装着し、転倒や事故による怪我から守ります。

上達が早くなる

プロテクターを着けると、スケボーの上達が早くなります。もちろんプロテクターそのものによる身体的効果ではありません。プロテクターを装着した、スケーターの心理的効果です。

プロテクターは怪我や痛みへの恐怖心を和らげます。転倒しても安全なら「もっと強い力でやってみよう」「新しいことに挑戦してみよう」といった気持ちになれるでしょう。結果、どんな練習にも思い切って挑戦できるようになり、上達が早くなります。

スケートパークで必要な場合がある

スケートパークでは、プロテクターの装着が義務付けられている場合があります。スケートパークの運営上、スケーターの安全を優先してのことでしょう。また障害物に見立てた「セクション」を利用する場合は、衝突や落下などの事故が増えます。さらにプロテクターの装着が必要です。

プロテクターを揃えておくと、スケートパークを練習場所に利用できます。スケートパークはスケボーに適した環境です。好環境の中で練習し、どんどん上達しましょう。

スケボーで怪我をしやすいのはこの5箇所

スケボーで怪我をしやすい部位を5箇所紹介します。怪我をしやすい部位から順番に、優先して保護しましょう。

ヒザ、スネ

スケボーで最も怪我のリスクが高い部位は、ヒザとスネです。スケボーからバランスを崩し転倒すると、高確率でヒザから地面につきます。同時にスネも地面につくため、打撲もしくは擦り傷を負うでしょう。さらにスネは転倒以外にも、技の失敗でスケボーがぶつかる場合があります。打撲すると非常に痛い思いをするため、優先的に保護しましょう。

手首、手のひら

ヒザやスネに次いで、地面につきやすいのは「手」です。人は突然の危険を手で防ごうとします。その際、手のひらに打撲や擦り傷を負うでしょう。さらに手は体重がかかりやすく、手首を痛めるリスクがあります。手首を捻挫すると数日間痛みを感じ、酷い場合は日常生活に影響するでしょう。

足首

スケボーにおいて、足首は板をコントロールする重要な役割をもちます。そんな足首を捻挫するとスケボーに乗るどころか、酷い場合はまともに歩くことも困難でしょう。

足首の捻挫のことを「グリッチョ」と呼びます。スケボー用語として扱われるだけあり、プロスケーターからも恐れられている怪我です。技の着地ミスや急な路面状況の変化など、いつでも発生するリスクがあります。

ヒジ

背中側に転んだときや横に倒れ込むように転んだとき、ヒジを怪我するリスクがあります。そのため勢いよく転倒した場合に怪我をしやすい部位です。具体的にはスピードを出した状態で転倒した場合や、セクションでバランスを崩した場合が考えられます。

おしり

ヒジと同じく、背中側に倒れ込んだ場合に怪我をしやすい部位です。先に手や足が地面につくため、大事に至るリスクは低いでしょう。ほとんどは軽い打撲で済みます。しかし勢いよく転倒し、衝撃を緩和できずに尻もちをつくと、尾てい骨を怪我する恐れがあり危険です。酷い場合は日常生活に影響してしまうでしょう。

プロテクターで守れない部位と対策方法

スネと足首は怪我をしやすいと同時に、プロテクターで守れない部位でもあります。プロテクターで固定すると動きにくくなり、滑りに影響するからです。とはいえ、全く防げないわけではありません。しっかり対策すれば怪我のリスクを減らし、スケボーを楽しめます。

スネ

スケボーは立ち上がったり屈んだり、下半身の動作で板を操作します。プロテクターを着けると、プロテクターそのものが邪魔になり、動きづらくなるでしょう。とはいえスネは板がぶつかりやすい部位です。対策方法として、長いボトムスを穿くと痛みを緩和。転倒による擦り傷からも防げます。丈夫で肉厚なデニムパンツなら、通年使えておすすめです。

足首

足首の繊細な操作は、板のレスポンスに大きく影響します。そのため足首は非常に重要な役割をもつ部位です。足首をプロテクターで固定してしまうと、上手く操作できなくなります。足首の主な怪我は捻挫です。捻挫への対策はストレッチがおすすめ。スケボーを始める準備運動として取り入れましょう。手首や首などもストレッチすると、大幅に怪我のリスクを減らせます。

プロテクターを選ぶポイント3つ

プロテクターの選び方を解説します。選ぶポイントは3つです。怪我のリスクを減らし、快適にスケボーを楽しみましょう。

優先度の高いプロテクターから揃える

まずは怪我をしやすい部位から揃えましょう。怪我のリスクが高い部位は「ヒザ」「ヒジ」「手首」「手のひら」の4箇所。手首と手のひらは同一のプロテクターで保護するため、実際に揃えるべきプロテクターは3種類です。セット販売が多く、まとめて揃えられるためおすすめです。

しっかり固定できる

プロテクターはしっかり固定できるものを選びましょう。手や足を通すだけのプロテクターは、スケボーを楽しむ最中にズレる可能性があります。マジックテープを使用したベルト式のプロテクターなら、ズレることなくしっかりと固定が可能です。ほかにも幅広くサイズ展開しており、大人用からキッズ用まであります。サイズを間違えず、しっかりと固定できるプロテクターを選びましょう。

快適な素材で長時間楽しめる

スケボーを長時間楽しむためには快適性が求められます。時間が経つにつれ、蒸れや臭いを感じるプロテクターは集中力を欠く原因です。速乾性や通気性があれば、長時間でも快適にスケボーを楽しめるでしょう。また洗濯できるプロテクターなら、常にキレイな状態で着用できます。

【大人用】高品質で人気のプロテクターセット3選

スケボー上級者からも人気の、高品質なプロテクターセットを3つ紹介します。セットの内容は「ヒジ」「ヒザ」「手のひら、手首」用のプロテクターです。必要なプロテクターがまとめて入手できるでしょう。長く使うものだからこそ信頼性のある、高品質なプロテクターを探しているスケボー初心者におすすめです。

【INDUSTRIAL(インダストリアル)】セーフティパッド3点セット

アメリカでプロスケーターが立ち上げた、セーフティギアを扱うブランドです。低価格ながら丈夫で高品質なプロテクターが特徴。最低限必要なプロテクターをまとめて安く揃えたい人におすすめです。

【Xadventureのおすすめポイント】
・ベルト式の固定具で、しっかり体に固定できる
・マジックテープで簡単に着脱可能

【OMG!(オーエムジー)】プロテクター3点セット

「OMG!」は世界的に有名なスケボーブランドです。多くのプロスケーターを支えてきたブランドだからこそ、商品に高い信頼性をもちます。表面は丈夫で汚れに強いコーデュラ素材、内部は衝撃に強いウレタン素材を使用。高品質なプロテクターを揃えたい人におすすめです。

【Xadventureのおすすめポイント】
・厚みのあるウレタンを使用しており、衝撃に強い
・コーデュラ素材を使用しており、転倒時の擦り傷に強い

【187 KILLER PADS (187キラーパッド)】SIX PACK プロテクター3点セット

「187KILLER PADS」は、スケボー専用に設立されたセーフティギアブランドです。トニー・ホークやクリスチャン・ホソイなど、歴代の有名プロスケーターが愛用。耐久性の強さにも定評があり、長く使いたい方におすすめです。

【Xadventureのおすすめポイント】
・丈夫で長く使用できる、耐久性のあるプロテクター
・有名スケーターから10年以上愛用されており、非常に高い信頼性を誇る

【キッズ用】かっこいいデザイン!安心のプロテクターセット3選

大人用だけではなく、キッズ用のプロテクターセットも紹介します。「子供に大きな怪我をしてほしくない」と不安に思う親におすすめです。最低限必要なプロテクターに加え、ヘルメット付きのセット商品も紹介します。安心して、子供にスケボーの楽しさを知ってもらいましょう。

【NOGES(ノージス)】ヘルメット&プロテクター3点セット

プロテクター3点にヘルメットを加えたセット商品です。耐衝撃や耐摩耗など、丈夫な作りは転倒による怪我のリスクを減らします。また伸縮性のあるストラップを使用。子供の早い成長スピードに合わせて、しっかり固定できます。

【Xadventureのおすすめポイント】
・ヘルメット内側のスポンジ素材は取り外して選択可能。いつでも清潔に使える
・黒と白の2色展開。ロゴプリントが控えめなシンプルデザイン

【triple eight(トリプルエイト)】セイバーシリーズ 3点セット

「トリプルエイト」は、着け心地と安全性を重視したプロテクター専用ブランドです。大人のスケーターからも人気があり、耐久性と快適性に優れた素材を使用。人間工学に基づいた設計で、プロテクターがズレることなく固定できます。

【Xadventureのおすすめポイント】
・通気性の良い素材を使用しており、汗による蒸れを軽減する
・迷彩柄デザインで、かっこいい柄物デザインが好きな子供におすすめ

【Kintone(キントーン)】ヘルメット&プロテクター3点セット

安全基準を満たしたことを認める「CEマーク」付きで、安心してスケボーに使用できます。軽量化に努めており、持ち運びやすさや装着中に重さを感じないことが特徴です。4点をまとめる収納袋付きで、子供でも持ち運びできることも嬉しいポイントでしょう。

【Xadventureのおすすめポイント】
・子供でもまとめて持ち運べる軽量設計
・3種類のカラーバリエーションから選択できる

揃えておくとより安全安心なプロテクターを紹介

より安全安心にスケボーを楽しむために、ヘルメットやおしり用プロテクターを紹介します。プロテクターセットだけでは不安に感じる人や、セクションに挑戦したい人におすすめです。

【BenKen(ベンケン)】ヒッププロテクター

スノーボードでの使用も想定したプロテクターです。厚さ20mmの衝撃吸収材を使用しており、腰や尾てい骨、太ももを保護します。パンツのように穿いて着用するため、大きめのボトムスと合わせると自然なシルエットで着用可能です。また通気性に優れた素材は蒸れにくく、快適にスケボーを楽しめます。

【Xadventureのおすすめポイント】
・分厚い多重構造の衝撃吸収材で、おしり周りをしっかり守る
・通気性の良い素材を使用しており、蒸れにくく快適に楽しめる

【bern(バーン)】WATTS ALL SEASON JAPANFIT

スケーターやスノーボーダー、BMXなど、多くのXスポーツ好きから愛用されるヘルメットです。ヘルメットに必要な通気性や機能性はもちろん、軽量設計やスタイリッシュなデザインが人気。人気モデル「ジャパンフィット」は、日本人の頭に合わせた設計です。強固で心地よいフィット感で、滑走中のズレを防止します。

【Xadventureのおすすめポイント】
・ジャパンフィットモデルは頭に馴染みやすく、快適でズレにくい
・ツバ付きヘルメットで、日差しからの眩しさを軽減できる

プロテクターはスケボーと向き合うための道具

今回はプロテクターの必要性を解説。さらにプロテクターの選び方やおすすめの商品を紹介しました。恐怖心を抑えたり怪我を防止したりと、プロテクターはスケボーの練習により集中できる道具です。「早く上手くなりたい」「安全安心に楽しみたい」と思う初心者こそ、プロテクターを着けて安全で早い上達を目指しましょう。

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