これまでスケートボードのシーンは変化を続けていて様々なカルチャーと結びついてきました。今回はスケートボードとラグジュアリーブランドという異色の組み合わせを提案する「MORTAR TOKYO」とはどんなショップなのか紹介します。
「MORTAR TOKYO(モータル トウキョウ)」とは?
はじめに、MORTAR TOKYOはどんなショップなのか紹介します。
どんなショップ?
MORTAR TOKYOは、渋谷のストリートカルチャーのルーツである神南にて、スケートボードカルチャーとハイエンドなストリートファッションが共存していたら面白いという思いから作られたセレクトショップです。
「アパレルショップから見るストリートスタイルではなく、プレイヤー目線で編集したリアルな商品展開と空間構築」をコンセプトにしています。1990年代当時のストリートヘッズから、その子世代に当たる14歳までが現在進行形のストリートカルチャーに触れるスポットです。
誰が作ったの?
MORTARは2016年3月に小林俊太さん通称「ハカセ」を中心にその周りのスケーターが「スケートとファッション」の融合をテーマにして創立しました。ハカセはDIASPORA SKATEBOARDSのライダーで、東京のスケートシーンを牽引するスケーターの1人です。
異色の組み合わせを提案する
MORTAR TOKYOでは、これまでスケーターとは縁のなかったブランドも取り揃えていて、常に新しいスタイルを提案しています。Maison Margiera(メゾンマルジェラ)のようなスケートボードとは全く関わりのないデザイナーズブランドなども取り扱っていて、これからの新しいスケートカルチャーを牽引するスケートショップです。
MORTAR TOKYOの紹介動画
こちらはMORTAR TOKYOの紹介動画です。ハカセ本人がショップの成り立ちやコンセプト、こだわりについて話しています。
店内の紹介
MORTAR TOKYOは二階建ての建物。それぞれのフロアについて詳しく紹介していきます。
1Fはハイエンドなブランドを取り扱っている
MORTAR TOKYOの1Fは主にハイエンドなブランドや人気ブランドを取り扱っています。お店を外から見た時にスケートボードに興味がない人でもお店に興味を持ちやすいようにするための配置です。
2Fはスケートアイテムを多数取り扱い!
2Fに上がると店内の雰囲気がガラリと変化。デッキやトラックからスケボーブランドのアパレル商品などが並び、脇にはスケボーの雑誌なども置いてあります。日本のスケボーブランドから海外のスケボーブランドまで、様々な種類のブランドを取り扱っていて、自分のお気に入りのスケボーを見つけられる場所です。
2Fはカフェ&スケートスポットへ早変わり!
2Fの一角にはカフェも併設されています。頼むとコーヒーを淹れてくれて、くつろげるソファーなども置かれています。スケーター同士でスケボーについて語ったり、交友の場を広げる場としても利用可能。
また、商品が置いてある店内は全てセクションで作られています。商品を片付ければ2F全体がスポットになるように作られていて、スケートショップらしいユニークな作りです。
様々なイベントを定期的に開催
MORTAR TOKYOでは、スケートボードの普及と発展、また、ショップ自体がスケーターの居場所に慣れるように定期的にイベントを開催。イベント時には2Fをセクション化してトリックの完成度を競う大会を開いたり、ブランドのスケートビデオの上映会を開催しています。
基本的に誰でも参加可能で、大会ではレア度の高い商品を優勝品として贈呈したりと、東京のスケートシーンを盛り上げています。
こちらはMORTAR TOKYOでのイベントの様子です。上手い下手関係なく心の底からスケボーを楽しんでいる様子が伺えます。
NIKE SBなどの限定コラボシューズを取り扱っている
MORTAR TOKYOでは、NIKE SBなどの数量限定のコラボシューズを取り扱っています。以前は先着順でしたが、現在はオンラインサイトでの抽選販売。転売目的の購入防止や店内の混雑緩和のためです。
MORTAR TOKYOの公式オンラインサイトで登録の手続きを済ませておくと、コラボシューズの販売開始の予定などの詳細を確認できます。抽選参加もオンラインサイトから行うので興味のある方はぜひチェックしましょう。
公式サイトの紹介
MORTAR TOKYOの公式オンラインサイトはこちらから→MORTAR TOKYO-BASE
MORTAR TOKYO取り扱いおすすめブランド
ここではMORTAR TOKYOが取り扱っているブランドの中でも、おすすめのブランドをいくつか紹介します。
STONE ISLAND(ストーンアイランド)
STONE ISLANDは、イタリアのファッションブランド。素材などの最先端をいくことを目指し、革新的なデザインを取り入れて、スポーツウェアの共通感覚を新たに定義する「インフォーマルウェア」を提案しています。
NIKEやSUPREMEともコラボ商品を出していて、現在のストリートブランドと密接に関わっているブランドです。STONE ISLANDのロゴが描かれた取り外し可能なワッペンがついているシリーズが定番商品です。
Maison Margiela
Maison Margielaは1988年にデザイナーのMartin Margielaによって立ち上げられたデザイナーズブランドです。「反モード」を掲げ、流行に反したボディーラインのファッションなどを提案。背中のタグがついている部分の「4つタグ」が特徴的です。
Magenta Skateboards(マゼンタスケートボード)
SOY PANDAY(ソイ・パンデイ)とVIVIEN FEIL(ヴィヴィアン・フェイル)によって立ち上げられたフランス発のスケートボードブランドです。個性的でどこかおしゃれな雰囲気のあるデザインが特徴的。クリエイティブな発想から生まれる映像や、アパレル商品は世界中のスケーターを魅了し続けています。
Polar skate co.(ポーラースケートコー)
Polar skate co.は、スウェーデン出身のPONTUS ALV(ポンタス・アルブ)が手掛けるスケボーブランド。所属するスケーター、ビジョン、スタイルのどれをとっても洗練された彼のスタイルがブランドに反映しています。デッキだけに限らず、アパレル商品も数多くの定番商品を展開していて、スケーター以外の人からも認知度の高いブランドです。
Levi’s550からインスピレーションを受けて制作されたデニムパンツ「93 DENIM」は、世界中で愛用するスケーターの多い人気商品です。
また、NIKESBとコラボして発表した2種類のコラボシューズは、デザイン性も高く現在も人気商品となっています。
MORTAR TOKYO基本情報
名前:MORTAR TOKYO
住所:〒150-0041東京都渋谷区神南1丁目3-4
電話番号:03-6416-3181
営業時間:11:00〜20:00
定休日:不定休
まとめ
東京のスケートシーンを牽引するMORTAR TOKYOの紹介でした。今後もイベントやファッションとスケボーの融合など、活発な活動が期待できるので、これからの動きも目が離せません!