ヨアン・タイランジーが手掛けた話題のスケートビデオ「Meanwhile」を紹介

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フランスを拠点に活動しているフィルマーのヨアン・タイランジーが手掛けた、個性が詰まった作品「Meanwhile」を紹介します。他のスケートビデオにはない独特なトリック選びと世界観に迫ります。

ヨアン・タイランジーとは?

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ヨアン・タイランジーさんとは、フランス発のスケートボードブランド「MAGENTA SKATEBOARDS(マゼンタ スケートボード)」の映像作品を手掛けるフィルマーです。彼の作風は危険な大技や複雑なトリックの掛け合わせではなく、スケーターがスケボーを純粋に楽しんでいる姿を撮影し、その背景に地理的な特色や建築様式をうまく利用することで、自分だけの個性を生み出し続けています。

「Meanwhile」

ヨアン・タイランジーが手掛けた「Meanwhile」はこちらから視聴できます。

間奏で流れる世界観を演出した映像

Meanwhileでは普通のスケートビデオにはない間奏でモノクロの映像が流れます。これはMeanwhileの世界観を演出していて、冒頭ではダークで不気味な雰囲気を、中盤ではたくましく自然の中で生きている動物の映像を使ってスケートの雰囲気の切り替わりを表現。

トリック選びのスタイルが抜群

Meanwhileに登場するスケーター達は、地形を自由に使いながらそれぞれが得意なトリックを滑っています。同じスポットでもスケーターによって使い方が異なりそれぞれのスケーターのスタイルを大事にしています。オーリー、ノーリー、ウォーリーなど基礎中の基礎であるトリックをどのスケーターも多様しますが、同じようには見えないところもスケーターそれぞれのスタイルが上手く表現できている証拠です。

シンプルなトリックをかっこよく見せられるか

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Meanwhileでは難しいトリックの掛け合わせや危険な大技などは映されません。シンプルでわかりやすいトリックをかっこよく見せています。スケートボードのスキルの高さではなく、自分たちの個性を大事にしており、誰でもできるシンプルなトリックを組み合わせて個性を最大限表現しています。

スケボーの音と映像と音楽で1つの作品に

Meanwhileではスケートボードの滑る音が強調されていおり、音楽はBGMのみで、スケートボードの滑走する心地よい音と映像に集中できます。一定のテンポでトリックが披露されていて、作品中盤の間奏部分を区切りとして、前半と後半でそれぞれ違う一定のリズムで映像を構成。

まとめ

ヨアン・タイランジーが手掛けた「Meanwhile」の紹介でした。他の作品にはない独自のスタイルは新鮮でとてもかっこいいです。これからのヨアン・タイランジーの活躍もぜひチェックしましょう。

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