今回は初心者から上級者まで、様々な人が楽しめる充実した設備がそろった愛知県にあるHi-5スケートパークについて紹介。東京オリンピックで活躍したある選手の練習場でもあります。
Hi-5スケートパークについて
はじめにHi-5スケートパークがどんなパークなのか紹介します。Hi-5スケートパークは愛知県あま市にある全国でも屈指のセクションを有しているスケートパークです。
オリンピック種目になったスケートボードやBMXの世界基準のコンテストへ対応した設備が充実しているので、プロも主な練習拠点として利用する施設です。ハイレベルな滑りを目の前で見れるので、良い刺激を得られます。
初級者向けのセクションも充実しているので、初心者や子供、女性も安心。また、休憩用のスペースも用意されているので、家族やカップルで訪れた付き添いの人も快適に過ごせます。
室内パークなので雨の日でも利用可能
Hi-5スケートパークは完全室内型スケートパークなので、雨天など天候が悪い日でも滑れます。室内型のスケートパークはどうしても屋外のスケートパークよりも面積が狭かったり、大きなセクションなどがおけず設備が整っていないことがありますが、Hi-5スケートパークは設備が充実しているのでいつでも快適。
セクションの紹介
Hi-5スケートパークにあるセクションを紹介します。
アール
アールとは、英語の「radius(半径)」の頭文字をとっていて、湾曲しているセクションを使って円を描くセクションの総称。設備の曲率をR2000のように「R」と数字で表記することもあり、数字が小さいほどカーブの曲率が厳しくなります。
ランプ
両側にアールがついているセクション。プッシュしなくても滑り続けられます。ランプ自体の大きさが小さければミニランプ、大きければメガランプと呼ばれます。アールのセクションをランプと総称する場合もあります。
バーチカル
英語の「vertical(垂直)」から名付けられました。メガランプのさらに大きなセクションを総称して呼びます。傾斜が地面に対して直角になっている大型のハーフパイプもバーチカルです。着地の衝撃が強くなるので、上級者向けのセクション。
ボウル
様々なアールが入り混じった複合アイテムです。また、海外のスケートビデオによくあるホームプールのようなセクションのこともボウル、プールと呼びます。アメリカでスケートボードが大衆化し始めた頃、若者が家に忍び込んでホームプールで滑り始めたことがボウルやランプといった湾曲しているセクションの起源です。
アールやランプは決まった方向に対しての重心だけを必要としますが、ボウルは様々な方向にセクションの形状によって重心の方向を変える必要があるため、難易度が上がります。
オリンピックで活躍!岡本碧優選手の練習場
ここまで紹介したように、Hi-5スケートパークは競技スケートボードでいう「パーク」に特化したスケートパークです。そのため、パークを専門としているプロスケーターが多く利用しています。2021年8月4日に行われた東京オリンピックスケートボードパークで活躍した岡本碧優選手もHi-5スケートパークを拠点として練習していました。
岡本碧優選手は決勝リーグ2本目の滑りを終えたときの暫定順位は4位でした。3本目のラインが始まると、岡本碧優選手は大技を次々と決めて良い滑り出し。しかしラインの最後の中で大技「キックフリップインディーグラブ」に挑み失敗しました。
堅実な技で終えればメダル獲得は確実でしたが、岡本碧優選手は最後までスケーターとしてのプライドを貫きました。最終結果は4位でメダル獲得はなりませんでしたが、岡本碧優選手のチャレンジ精神に観客や選手はリスペクトを送りました。
基本情報
名前:Hi-5 スケートパーク
住所:〒490-1107愛知県あま市森7-18-1
電話番号:052-414-7381
利用時間:9:00〜20:00or21:00
定休日:不定休
利用料金:平日 1h/550円 4h/1,100円 1d/1,650円
休日 1h/550円 4h/1,650円 1d/2,200円
レジー&プールは全日別途1,100円
Hi-5スケートパークの公式インスタグラムはこちらから→@_5.skatepark
まとめ
プロスケーターも利用するHi-5 スケートパークの紹介でした。なかなか見られないプロの滑りを間近で気軽に見れることはとても良い機会なので、ぜひHi-5 スケートパークを利用してみましょう!