元プロサーファー市東重明!スクールやブランド運営などのライフスタイルを紹介

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フリーサーファーの市東重明さんはライフスタイルとしてのサーフィンを提案しています。今回は彼が運営しているスクールやサーフボードブランドなど、サーフィンとの関わり方を紹介します。

市東重明とは?

▲イメージ画像

はじめに、市東重明さんの身長やプロフィール、魅力などについて紹介します。

身長などプロフィール

名前:市東重明(シトウシゲアキ)
生年月日:1975年12月24日
出身:千葉県東金市
身長:177cm
体重:75kg
戦歴:2002年JPASショートボード第2戦アロはガルーダカップ3位

元プロサーファー

市東重明さんは小中学生の頃は友達とローラースケートやスケートボードをしていました。15歳でサーフィンに出会うとその魅力にハマり、車の免許を取るまでは自宅から海まで8キロの道のりを自転車で毎日通うように。

「とにかくサーフィンが楽しかった」と当時を振り返っています。19歳から本格的にプロを目指し始めると、22歳でプロテストに合格して2012年5月の36歳までプロサーファーとして活躍し、独特な感性とスタイルで支持されました。

市東重明さんの魅力

市東重明さんの魅力はビッグカービングとエアートリックです。完成度の高い2つの技で、プロサーファーとして長年戦ってきました。市東重明さんは「俺的には、サーフィンもアートなんです。上手い下手ではなくスタイルがあるかないかなんですよね」と語ります。彼の独特なスタイルはこのようなサーフィンに対する考え方から生まれたものです。

市東重明さんが運営しているサーフボードブランド「Lazy Boy Skill(レイジーボーイスキル)」

2012年5月、市東重明さんは、競技としてのサーフィンに飽き、サーフィンをライフスタイルの一部と捉えるようになりました。このような考えの変化から生まれたサーフボードブランドの「Lazy Boy Skill」について紹介します。

「Lazy Boy Skill」はどんなブランド?

Lazy Boy Skillは2012年に市東重明さんが「技の優劣を競うのではなく、楽しく波に乗れる」をコンセプトに立ち上げたサーフボードブランド。名前の意味は「なまけものでいる技、頑張らない生き方もいいよ」です。従来のサーフブランドによくある、「1人のシェイパー(サーフボードを作る人)が全てのデザインを担当させるようなことはしない」「シェイパーを1人にしない」5人のシェイパーがそれぞれ得意分野のサーフボードを担当しています。

それこそがサーフボードの本当の機能性、オリジナリティを強調できる要素。時にはゲストシェイパーを迎えて個性的なサーフボードを作り、自由にサーフィンを楽しむことを第一に考えているブランドです。

おすすめ商品

Lazy Boy Skillイチオシのボードは「pink rabbit(ピンクラビット)」です。競技用ボードとオルタナティブボードの中間的な存在で、波に乗る気持ち良さを追求したモデル。

自身でサーフショップ「LBS gallery」を運営

市東重明さんはLazy Boy Skillの立ち上げと同時に、九十九里浜町にサーフショップ「LBS gallery」をオープン。廃屋になっていた店を自分の手で改装しました。隣家との境にある5メートルほどの壁には店名が描かれていて、入り口の扉のドアノブはスケートボードのパーツを使用。

カウンター上部の壁には「Style is everything」と描かれていて、「波に乗る姿、サーフィンに向き合う姿、ファッションアイテムへのこだわり、生き様全てがかっこいいのがスタイルあるサーファー。スタイルこそ全てという意味」と語ります。

LBS galleryの公式サイトはこちら→公式サイト

スクールを開催

市東重明さんは「市東道場」というサーフィンのスクールを開催しています。プロサーファー完全プライベートレッスンで本気で教えてもらえる貴重なスクールです。コースは初心者から上級者まで幅広く対応しているので、本気でサーフィンを上達したい人におすすめです。

市東道場公式サイトはこちらから→公式サイト

市東重明さんは車好き!アメ車を所持

市東重明さんは今まで20台ほどの車を乗り継いできたほど、車愛好家です。色々な車種の中でもアメ車がとても好きで、若い頃からいつかはアメ車に乗りたいと考えていました。そんな市東重明さんは現在、シボレー社製インパラ1968クーペというアメ車を所持しています。旧車としてとても希少価値の高いインパラですが、びっくりするほどの燃費の悪さ、ヒーターエアコンなし、シートベルトや片方のミラーもないキャブ車(エンジンの調子を自分で調節するクラシカルな構造の車)です。

旧車の中でも特に維持や運転が難しい車種ですが、このインパラにウェットスーツのまま乗って海に行くのが日課。「この車で夕方のサンセットを当時のオールディーズの曲を聞き、海を見ながらコーストラインを走るのが好き」と語ります。とてもマニアックなこちらのインパラは、雑誌Fineでも特集されました。

市東重明さんは結婚している?

市東重明さんは現在結婚していてます!相手は一般女性で年齢や名前などは非公開のようです。

市東重明さんはカリフォルニアから影響を受けている

市東重明さんはカリフォルニアのライフスタイルから影響を受けています。13年前自分のパートナーとして犬を飼おうと思った時も、向こうのサーファーやスケーターが飼っている迫力のあるピットブルしか思い付きませんでした。現在もピットブルを飼っています。

愛犬のピットブルは、ショップに立つ時もサーフィンへ向かう時もいつも一緒に行動するそう。ピットブルは気性が荒く、飼い主としての難しさなどが語られることが多いですが、市東重明さん自身で1からしつけをしたそうです。

市東重明さんにとってサーフィンとは?

市東重明さんにとって、サーフィンはライフスタイルの1つです。プロとして初めてスポンサーを受け始めるまでは、サーフィンをするために夜間に掃除屋、土木業などをこなしました。スポンサーを受けると撮影や取材で世界各地へ出かけるようになり、日本にはないライフスタイルとしてのサーフカルチャーに触れる機会が増えます。

サーフィンの最大の魅力は自由であることと考えていた市東重明さんは、若い頃からコンテストなどが好きではありません。サーフィンが他人に採点されること、1つの基準の枠の中で縛られるのをずっと疑問に思っていました。他人から波を奪い合うよりも、シェアすることを好みます。

海外でライフスタイルとしてのサーフィンに触れ、疑問が確信に変わった市東重明さんは2012年にプロサーファーを辞め、フリーサーファーとして活動を始めます。市東重明さんが作るブランドやショップのコンセプトの基盤にあるのは全て「自由」。自分のスタイルを持って波に乗るのがサーフィンで、そこに優劣は考えず自分なりのかっこいい自分を追い続ける手段の1つがサーフィンです。

モデルやアーティストとしても活躍

市東重明さんはライフスタイルのこだわりやかっこよさから、モデルとしても活躍。また、「音楽やアートがサーフシーンにリンクし、上手い下手は関係なく誰もが自分流に楽しんでいる」として自らアーティストとして活躍しています。

その端正なルックスからは想像できない怪しげな作風は「自分のダークな部分を吐き出している」「作品作りは自分が自分らしくいられる大切な時間。ワクワクしながら描いている」と語ります。

サーフィンを単なるスポーツとして見るのではなく、様々なものと結び付いたライフスタイルとして見ている市東重明さんだからこそ、サーフィンを通じた様々な活動の全てに魅力が詰まっています。

まとめ

サーフィンを通じて様々な活動をしている市東重明さんの紹介でした。サーフィンを通じて音楽やアートなど自分の可能性をさらに広げていく市東重明さんの今後にも目が離せません!

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