子供に大人気!キャスターボードの乗り方とは?コツや種類を徹底解説!

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小学生に大人気で、誰もが一度は見たことがあるキャスターボード。公園などで親子で乗っていることも珍しくなく、手軽なスポーツとして人気を集めています。今回はキャスターボードの種類や乗り方のコツについて紹介します!

キャスターボードとは?

キャスターボードとは板にタイヤが2つついたボードのことで、足を前後に振ることで振り子の原理で前に進みます。スケートボードと違い「地面をキックしなくても前に進む次世代ボード」として流行っている比較的新しく手軽な乗り物です。

名前の由来

キャスターボードの名前の由来は車輪が前と後ろに1つずつ、車輪を自在に動くように固定する仕組みの2キャスター機構が採用された製品ということからきています。普通のスケボーよりもカーブや加速がしやすくなっていて、街中や公園でのライディングの楽しさを追求したボードです。

対象年齢は8歳から大人までと幅広い世代に対応していて、子供の誕生日プレゼントや家族で楽しむために買われること多い人気の商品。最近は街中でも乗っている人を見かける機会が多くなりました。

子供に大人気の理由

キャスターボードは子供に大人気のスポーツです。その理由は手軽さです。手軽に持ち運べて、道路があれば遊べるキャスターボードは、場所を選ばずいつでも楽しめます。また、楽しく遊びながらバランス感覚を養えることも人気の理由です。

バランス感覚が養われる

8〜12歳はゴールデンエイジと呼ばれていて、成人の90%まで神経系が発達します。見よう見まねで新しいことをどんどん吸収し、この時期に覚えたことは大人になっても忘れません。キャスターボードは動的バランス感覚を養えるとして複数の大学のスポーツ科学研究所からデータが提示されています。

この動的バランス感覚とは、多くのスポーツで役立つバランス感覚のこと。また、ジョギングと同じ量の運動強度もあるので、運動不足の解消にもぴったりのスポーツです。親子で始めるスポーツとしてはとても良い効果が期待できるスポーツ!

キャスターボードの種類について

キャスターボードには様々な名称があります。その全てが実はキャスターボードで、よく聞くブレイブボードやリップスティックなどは商品名です。ここでは、有名な商品について3つほど紹介します。

Jボード

台湾のJD Corporation参加のキックスクーターブランドのJD Bug社が販売しているキャスターボード。値段も他の物に比べてお手頃なので初めてのキャスターボードにおすすめです。この会社は子供用キックスケーターを販売している会社なので、こちらのJボードも子供用のサイズになっています。

リップスティックデラックスミニ

近年人気になっているのがこちらの商品。普通のリップスティックデラックスシリーズとは違い、小さめのサイズになります。メンテナンスが簡単になっていて、別売で消耗品の純正交換用ウィールなども展開。世界中で人気のシリーズで、豊富なカラーバリエーションを展開しているので、自分のお気に入りのキャスターボードを見つけられます。

ブレイブボード

実はブレイブボードはリップスティックの日本名となっていて、同じ商品を指します。日本には正規代理店が2店舗あり、そのうちの1つがブレイブボードと名称していて、どちらも機能性や見た目は全く同じです。こちらではリップスティックデラックスシリーズを紹介します。

先程のシリーズとは違い、こちらは好きなサイズを選ぶことができるので大人にもおすすめです。こちらのシリーズも別売でカスタムパーツ、豊富なカラーバリエーションがあるのでお気に入りの1枚を見つけられます。

キャスターボードに乗るためのコツ

次に、キャスターボードに乗るための練習方法やコツを紹介していきます。商品によって多少の誤差はありますが、練習方法やコツなどは共通しているので、自分の好みの形、色、サイズのものを選びましょう!

まずは両手つかまった状態で

最初はボードに乗ることも難しいので、長い手すりなどにつかまりながら滑りましょう。手すりにつかまりながら滑ることを「手すり磨き」と言います。乗る回数よりも、長い距離を走る意識が大切。そうすることでより早くボードに乗るバランス感覚を養うことができます。

後ろ手を離しながら進もう

バランスに慣れてきたら、後ろの手を離して片方の手だけを補助にして進みましょう。その時につかまっている手を離す、つかまるを繰り返します。慣れてきたら離す時間を徐々に増やして自力でボードの上に乗る時間を増やしていきましょう。補助なしでボードの上に乗ると転倒する恐れがあるので油断は禁物です。

体重は後ろ足にかける

両足で乗れることに慣れてきたら、体重を後ろ足にかけるようにしましょう。後に方向転換するときに重心が後ろ足にあるとその分前が軽くなるため、ボードを操作しやすくなります。この段階で重心を後ろにかける癖をつけましょう。

足よりも手を振ることを意識しよう

いよいよ漕ぐ(自分の力で前に進む)練習です。キャスターボードはボードを左右に振りながら振り子の原理で前に進みますが、足を動かす意識ばかりになると思うように動いてくれません。足よりも手を振ることを意識して、自然と重心が左右に揺れるようにしましょう。慣れてくれば手を振らなくても重心を動かすだけでボードが左右に揺れるようになります。

後ろ足を振ると進みやすい

焦げるようになってきたら、最後はカービング(いきたい方向に曲がること)を覚えましょう。体重を曲がりたい左右の方向に向けるとボードが自然とそちらに傾いてカービングできます。その時、後ろ足に重心を置いて後ろ足だけを振る意識が重要。

すると前足が自由に動けるので、簡単にカービングできます。先程の後ろ足に体重をかける癖がついていれば、すぐにコツを掴めるのでチャレンジしましょう!

キャスターボードのHOWTO動画

ここではさらにイメージが掴みやすいように、キャスターボードのHOWTO動画について紹介します。

安全のために防具をつけよう

キャスターボードに限らず、横乗りのボード競技は怪我する確率が非常に高いスポーツです。特に怪我をしやすい部分は転倒した時にぶつけやすい頭、肘、手首、膝です。これらの箇所を守るプロテクターを装着することで気持ちにも余裕が生まれて、安心して練習できます。

安全面でも防具は重要ですが、スケートパークによってはヘルメットの装着が義務化されている場所もあります。貸し出しの有無などもスケートパークによって違うので、滑る予定のスケートパークの注意事項やルールは事前にしっかりと調べてから行くようにしましょう。

ボードに乗るときは周りに配慮して

日本の道路交通法では、交通の頻繁な道路においては、球技やスケートボードに乗ることが禁止されています。キャスターボードもこのうちに含まれるため、交通の頻繁な道路で遊ぶことはできません。

ボードスポーツは道であればどこでも手軽にできるのが魅力ですが、周りへの配慮は欠かせません。車通りや人通りが多い道などでは使用を避けて、万が一の事故が起きないようにすることが大切です。

まとめ

子供から大人まで幅広い世代で手軽に楽しめるキャスターボードの紹介でした。種類もたくさんあってお気に入りの色のものを探すのも楽しいです。家族でのお出かけ時などに持っていって楽しみましょう!

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