サーフィンとキャンプを融合した「サーフキャンプ」をご存知でしょうか?時間を気にせず、良い波を選んでサーフィンを堪能できて、さらにはキャンプをしながら海や緑の自然に一日中触れ合える旅のスタイルです。今回は、サーフキャンプの魅力やおすすめキャンプ場を紹介します。更には、車中泊などのキャンプスタイルやおすすめグッズについても併せて解説しますので、チェックしてください。
1日中自然と触れ合える!サーフキャンプについて紹介
日中帯にサーフィンを堪能し、夜はキャンプを楽しむのがサーフキャンプ。サーフィンのみでなく、自然に触れられるアウトドアを愛する方にとって、魅力が詰まったキャンプスタイルでしょう。今回は、サーフキャンプの魅力や注意すべき点について解説します。
釣りも楽しめる!サーフキャンプの魅力とは?
サーフキャンプの魅力は、海や自然の緑に1日中触れ合いながら、サーフィンに没頭できることです。サーフィンを行う上で、波のタイミングを見極めることは非常に重要。海の近くにテントを張ることで海の状況を近くで確認でき、ベストなタイミングを逃さずにサーフィンを楽しめます。また、サーフィンを終えたあとの空腹を満たしてくれるのが、大自然の中での食事!さくっと調理できるレシピを事前に調べておき、手軽に食事を楽しむのがおすすめです。大自然の中でチルナイトを過ごしながら、翌日のサーフィンに備えましょう。
また、サーフィン意外にも、釣りなどのマリンアクティビティを楽しめるのも魅力の一つ!良い波が見込めなくても楽しむ手段は多岐に渡りますので、安心してサーフトリップができます。
荷物は最小限にしよう
サーフキャンプが通常のキャンプと異なる点は、サーフボードやウェットスーツなどを車に積まなければいけないこと。車内のスペースを大きく占領してしまいます。また、サーフボードは直射日光の下に置いておくと劣化する可能性があるため、日中帯、車内に保管するスペースも必要です。そのため、キャンプに使用するアイテムは、2WAYや、コンパクトサイズのアイテムを選ぶのがおすすめ!出たゴミも残さずに持ち帰るのが最低限のルールです。車のスペースは余分に確保してサーフキャンプへ出発しましょう。
関東エリアなど東日本おすすめサーフキャンプ場をエリアごとに紹介
日本各地に存在するキャンプ場。東日本にある、好立地で利便性が高いオートキャンプ場を紹介しますので、チェックしてください!
茨城県「日川浜オートキャンプ場」
茨城県神栖市にある日川浜オートキャンプ場。東関東自動車道の終点、潮来ICから30分でアクセスが可能です。都心近くで海沿いのキャンプを楽しみたいという方におすすめの場所。施設料が安いことで有名で、電源付きのオートキャンプ場が3,600円で利用できます。電源付きサイトは大変利便性が高く、携帯電話の充電や冬場の電気ストーブなどに活用できるので、一押しのポイント!海水浴場までも歩いて5分と立地も最高です。ぜひチェックしてください。
公式サイトはこちら:日川浜オートキャンプ場
千葉県「九十九里シーサイドオートサイトキャンプ場」
千葉県匝瑳市にある「九十九里シーサイドオートサイトキャンプ場」。第一キャンプ場と第二キャンプ場を合わせると、約180個のテントを張れる広大な面積を誇ります。第一キャンプ場内には、露天風呂があるのも嬉しいポイント。日本有数のサーフスポット九十九里浜までも近く、サーフトリップにおすすめです!九十九里浜では、サーフィン教室やサーフィンツアーなどが多数用意されているので、初心者は、ぜひチェックしてください!
公式サイトはこちら:九十九里シーサイドオートサイトキャンプ場
神奈川県「茅ヶ崎市柳島キャンプ場」
神奈川県茅ヶ崎市にある「茅ヶ崎市柳島キャンプ場」。都心から約60分でアクセスが可能です。目の前には湘南の海が広がり、江ノ島を眺められる絶好のスポット!目の前に広がる海は波が割れやすく、良質な波が押し寄せるサーフポイントが2ヶ所存在します。
駐車場が完備されていないため、日帰りの方にとっては、立ち寄りにくい場所。そのため、混雑を回避しやすく、伸び伸びとサーフィンを堪能できるおすすめの場所です。テントサイトの他に、キャビンなどの宿泊施設もありますので、テントを持っていない方の利用も可能。温水シャワーが完備されていたり、キャンプ用品のレンタルサービスが充実しているのも嬉しいポイントです!
公式サイトはこちら:茅ヶ崎市柳島キャンプ場
静岡県「マリンサイドキャンプ場」
静岡県下田市にある「マリンサイドキャンプ場」。吉佐美大浜海岸まで、歩いて約15分でアクセス可能で、サーファーから人気を集めているキャンプ場です。砂浜と芝生のキャンプサイトがあります。予約は不可なので、早朝に場所取りをしてからサーフィンをするのがおすすめ!トイレや温水シャワーは完備されています。チェックアウトが14時なので、翌日もサーフィンをゆっくり楽しめるのも魅力的なポイント!
関西エリアなど西日本おすすめキャンプ場をエリアごとに紹介
きれいな海の宝庫として有名な和歌山県と全国屈指のサーフポイントとして知られる宮崎県。2つのエリアのおすすめキャンプ場をそれぞれ紹介します。西日本へ、サーフトリップを考えている方は、ぜひチェックしてください!
和歌山県「南紀串本リゾート大島」
和歌山県東牟婁郡串本町にある「南紀串本リゾート大島」。串本方面には2ヶ所のサーフスポットが存在し、キャンプ場から、車ですぐにアクセス可能なのでサーファーにおすすめの場所です。6種のコテージと5種のキャンプサイトがあり、広大な敷地と絶景の露天風呂が魅力のキャンプ場。
全国で有数の星空観測スポットとしても有名で、自然のプラネタリウムも堪能できます。毎日、トルコランプの手作り体験が開催されていますので、ファミリーにもおすすめです。
公式サイトはこちら:南紀串本リゾート大島
宮崎県「日向サーフキャンプ」
サーフィンの本場とも言える、宮崎県にあるキャンプ場で、日向市に所在します。敷地内には、一棟貸しのコミュニティゲストハウスが18棟並んでいます。サーフスポットの金ヶ浜から、車で1分という好立地にあることがサーファーにとって嬉しいポイント!各棟に車を横付けできて、まるで自宅のように利用できます。
周辺には、コンビニや温泉施設もあり、利便性が大変高いです。宮崎県へサーフトリップを考えている方は、ぜひチェックしてみてください!
公式サイトはこちら:日向サーフキャンプ
2WAY,3WAYのキャンプギアが便利!おすすめグッズを紹介
キャンプをするのに便利なアイテム4選を紹介します。2WAY、かつ、コンパクトサイズのアイテムを厳選しました。ぜひ活用してください!
BBQグリル兼、焚き火台
バーベキューをする上で欠かせないのがバーベキューコンロです!トランクを広げ、パーツをセットするだけ!わずか10秒で組み立てが可能なのが魅力的です。サイズは非常にコンパクト。焚き火台としても使用が可能です!
【Xadventureおすすめポイント】
・ソロキャンプやお花見にもおすすめ
・コンパクトサイズなので、女性でも持ち運びが苦にならない!
テーブルチェアセット
アルミ製で軽量化されていて、キャンプに手軽に持ち出せる折りたたみ式のテーブル・チェアセットです。テーブルの中に、チェアを収納できるのでコンパクトサイズになり、車にも収納しやすいのがポイント!
【Xadventureおすすめポイント】
・開いてロックするだけなので、女性でも簡単に組み立てが可能!
・テーブルの高さが2段階調整できるので、使い勝手が良好!
2WAYクーラーボックス
キャンプでマストなクーラーボックスにテーブルとチェアがセットになったアイテムです。28リットルという大容量のスペースが確保されています。取手と車輪が付いているので重量があっても、簡単に持ち運びが可能なのが嬉しいポイント!
【Xadventureおすすめポイント】
・容量が大きいので多くの食材やドリンクを保管できる!
・ソロキャンプや少人数キャンプにはちょうど良いサイズ感!
ランタンとスピーカーがセットに!
キャンプで明かりを灯すために必須アイテムのランタン。Colemanからランタンとスピーカーがセットになったアイテムが登場。Bluetoothで接続可能で、お洒落な明かりと共に、音楽を流しながらキャンプナイトを過ごせます
【Xadventureおすすめポイント】
・明るさの調節が3段階で可能!
・音質良好で、音楽に癒されながらソロキャンプを楽しめる!
自由度が高い車中泊もおすすめ!おすすめの車などチェックしよう
キャンプは、コテージやテントのみでなく、車に泊まる「車中泊」というスタイルも存在します。車中泊の魅力や気をつけたいポイント、おすすめの車種を紹介しますので、ぜひチェックしてください。
車中泊の魅力は?
車中泊の最大の魅力は、なんと言っても「自由度」です。宿泊施設の事情などを考えずに、思い立った時に出掛けられます。また、車ごと移動できるので、サーフボードの輸送問題について悩まなくても良いというポイントも!車種によっては車の中にキッチンやバスなども設置されており、寝る場所もしっかり確保されているため、自由度高く快適に過ごせます!
アウトドアに最適!トヨタ「ハイラックスサーフ」とは?
日本のピックアップトラックの代表であるトヨタ「ハイラックス」。1997年に6台目が発売されたと同時に日本での発売は終了しました。その後、2005年にタイで、8代目が発売されると、日本でも再販売を開始し、現在も、多くの人から人気を集めています。
今回、取り上げている「ハイラックスサーフ」とは、ハイラックスの小型トラックに、パートタイム4WDを搭載したことに加え、屋根のスペースも広げた大型SUV車です。1983年に初代が発売され、2009年まで、日本でも取り扱われていました。現在は、別名「4Runner」として、海外市場のみで発売されています。
ボディサイズは、全長4830mm、全幅1925mm、全高1796mmという大きさを誇り、多くの荷物の積載が可能。サーフボードやキャンプ用品の収納や、車内で寝るための十分なスペースをしっかりと確保できます。後部座席を倒せば、2,3名でも快適に車中泊できるでしょう。
また、車輪周りが柔らかいため長時間の乗車でも快適な乗り心地を実現!車高も高いため、自然の中を広い視野で走行でき、アウトドアに非常に適しています。現在、日本では、新車で購入することはできませんが、中古車として購入が可能。サーフキャンプに使用する車を探している方は、チェックしてみてください!
手軽なキャンプを提供するサービス、「STRAYCATS」を紹介
有限会社ツノダ製作所は、2021年7月より、キャンプを手ぶらで楽しむことができる「STRAYCATS」のサービスを開始しました。カスタムカーとして、トヨタ「ハイラックスサーフ(185型)」を採用し、車に設置できるルーフテントや、キャンプ用品の貸し出しサービスも合わせて提供しています。
ナビシステムが搭載されているので、慣れない土地でも安心して利用可能。貸し出しされるルーフテントはわずか1分で設営でき、初心者にもおすすめです!キャンプ用品とルーフテント付きのカスタムカーを合わせてレンタルし、気軽にキャンプを楽しめるというありがたいサービス。初めてサーフキャンプをする方に非常におすすめですので、ぜひチェックしてください!
車中泊に適した場所とは?
自由度が高いとはいっても、どこにでも車を停められる訳ではありません。近隣に迷惑にならない場所や、道路交通法違反に該当しない場所を選ぶ必要があります。車中泊で快適に過ごせる代表的な場所は、道の駅、トラックステーション、サーフポイントなどが挙げられます。
道の駅やトラックステーションには、トイレやドライブインが完備されていますので利便性が高いでしょう。サーフポイントなど自然の土地に停滞する場合、事前に規定をしっかりと調べる必要があります。セキュリティー面を考慮すると、オートキャンプ場の利用が安全でおすすめでしょう。
まとめ
今回は、各地のおすすめサーフキャンプ場から、テント泊、車中泊などのサーフキャンプスタイルなどを併せて紹介しました。海と緑の自然を一気に堪能できるサーフキャンプ!ぜひ、今年の夏に挑戦してみてはいかがでしょうか。