2輪スケボーとは?名前や特徴、乗り方を解説|おすすめの2輪スケボー6選を紹介

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「ブレイブボード」の名前で知られる2輪スケボー。しかし、実際の種類はブレイブボードだけではありません。さまざまな名前があり、それぞれ特徴が異なるでしょう。2輪スケボーの名前や特徴、乗り方を解説します。おすすめの2輪スケボーも紹介するので、自分にあった2輪スケボーを選びましょう。

2輪スケボーとは?

2輪スケボーについて解説します。現在も子供が夢中になる2輪スケボー、「ブレイブボード」の人気の理由を解説します。また、「同じスケボーなのに、2輪と4輪でどう違うのか」と感じるでしょう。そんな方のために、それぞれの違いも解説します。

ブレイブボードは子供に人気の2輪スケボー

「2輪スケボー」と聞くと、ブレイブボードを想像するほど有名でしょう。安定性があり転倒の可能性が低い、操作が簡単などの理由から、子供でもあまり恐怖心を感じずに乗れます。

また、バランス感覚の教育として大人が子供に勧めたことも人気の理由です。さらに、ブレイブボードを楽しむ子供の姿をみた大人までもが熱中する結果となり、ブレイブボードの人気は急上昇しました。

2輪と4輪、それぞれ違った魅力がある

2輪のブレイブボードは、4輪のスケボーと同じ横乗りスポーツの一種です。2枚のデッキがパイプで繋がっており、ウィールが1つずつ付きます。それぞれのデッキに片足ずつ乗せ、前後交互に動かし自走する仕組みです。4輪付き、さらに片足で漕いで自走するスケボーとは構造から乗り方まで異なります。

ブレイブボードの魅力はサーフィンやスノーボードのような独特の滑り心地です。本体が重く、ジャンプ技(トリック)に適さない構造なため、きれいなターンやデッキの上で片足立ちするなどの動きが初心者用トリックとして確立されました。スケボーに比べて難易度が低く、めきめきと上達する自分の姿にモチベーションが上がります。

反対に、スケボーの大きな魅力といえばトリックでしょう。回転やジャンプ、障害物を利用したバリエーション豊かなトリックがあり、現在はオリンピック競技で競うほどの人気です。高難度のトリックが成功したときの喜びはひとしおでしょう。

購入に迷う方も安心!2輪スケボーの名前と特徴

2輪スケボーの名前はブレイブボードを含め数多く存在します。そのためどの商品を買ってよいかわからないでしょう。厳密にいうと、すべてほぼ同じ構造、特徴といえます。名前が複数存在する理由は、国内外のメーカーが2輪スケボーの販売に参入したためです。

キャスターボード

キャスターボードはブレイブボードを含め、すべての2輪スケボーの総称です。商品名ではないため、一般的な認知度が低いキャスターボード。世界中に広まり種類が増えたのは、後に販売される商品名からです。

ESS-BOARD(エスボード)

エスボードは、2000年に韓国で開発した初代キャスターボードです。デッキが広く設計されており、子供でも乗りやすい安定性があります。小回りが利きにくく、重量もあるため高難易度の技には不向きです。初心者の大人や子供におすすめの2輪スケボーでしょう。

J-BOARD(ジェイボード)

エスボードをもとに、台湾のJD Corporation(JDコーポレーション)から販売された類似商品です。エスボードの廉価版とされており、すべてのキャスターボードの中でも安い価格設定です。特徴として、目を引くようなボードの配色や光るタイヤなどがあります。派手なデザインは小さな子どもに喜ばれるでしょう。

RIPSTIK(リップスティック)/ブレイブボード

2007年にアメリカのRazor社(レーザー社)が製造したキャスターボードを「リップスティック」とよびます。日本では正規輸入会社であるRANGS JAPAN(ラングスジャパン)が販売する2輪スケボーです。

そして1年後の2008年に「ブレイブボード」が生まれます。Razor社のもう一つの正規輸入会社である日本のビタミンiファクトリーが、リップスティックの一部を輸入発売しました。つまりリップスティックとブレイブボードの違いは、販売メーカーで商品名が異なることです。

現在は2社がシリーズ化し、新たな改良を加えたリップスティックやブレイブボードが販売され差別化が図られます。どちらも子供から大人まで楽しめ、人気のある2輪スケボーです。

4輪スケボーよりも難しい?2輪スケボーの乗り方を解説

ブレイブボードの乗り方について解説します。「単純に車輪の数が減っているぶん乗るのは難しい」と感じる方も多いでしょう。実は4輪のスケボーよりも2輪のブレイブボードのほうが安全で、慣れるまでのスピードも早い傾向です。直線状に足元から滑り抜けてしまうスケボーに比べ、ブレイブボードはデッキが傾き足元で静止します。転倒の心配が少なく、子供にも安心して勧められるでしょう。

とはいえ、事故や怪我には注意が必要です。身を守るためにはヘルメットやプロテクターを装着します。また、早く上達するためにも恐怖心を払いましょう。

手順1.まずはブレイブボードの上に立ってみる

まずは静止したブレイブボードの上に乗り、バランス感覚を覚える練習です。前後のデッキの上に片足ずつ乗せ、重心を落としてバランスをとりましょう。はじめはふらつき、デッキも地面についてしまいます。数分ほど練習しふらつきがなくなれば、次は動いてみましょう。

手順2.バランスをとりながら前進してみる

前進したブレイブボードの上でバランスをとる練習です。はじめはゆるやかな坂道を利用したり、誰かに補助してもらったりすると練習しやすいでしょう。補助なしで10mほどの距離を進めるようになれば、いよいよ自走に挑戦します。

手順3.自走してみる

ブレイブボードの自走とは、後ろ側のデッキに乗せた足で漕ぐ動作です。後ろ側の足のつま先側とかかと側、それぞれ交互に体重をかける、デッキがクネクネした動きで自走します。感覚を覚えるためにも、しばらくは滑り続け慣れましょう。

ブレイブボードには、さらに速い滑り方や簡単なトリックが存在します。挑戦したい方は、まずは自走できるようになりバランス感覚を鍛えましょう。

子供から大人まで人気の2輪スケボー6選

ブレイブボードを含め、子供から大人まで人気の2輪スケボーを紹介します。メーカーが異なるにもかかわらず、非常によく似た名前です。何も知らずに間違った商品を買ってしまうと、思っていた滑りができなかったり、子供が「友達の持っているものと違う」と感じたりする可能性があります。それぞれの違いを知り、名前で迷わない選び方ができるようにしましょう。

【ビタミンiファクトリー】ブレイブボード リップスター

子供向けブレイブボードです。重量が2kgほどと非常に軽く、子供でも簡単に持ち運びできます。全体をコンパクトにし、小回りのきいた動きが可能でしょう。これから乗り始める子供の練習や持ち出して遊びにいく際にもおすすめです。

【Xadventureのおすすめポイント】
・子供でも軽々と持ち運べる重さ
・小回りがきき、簡単にボードコントロールが身につく

【ビタミンiファクトリー】ブレイブボード リップスティックエア

大人の体幹トレーニング向けモデルのブレイブボードです。通常の2枚で構成されるデッキと違い。リップスティックエアは1枚のデッキで構成されます。デッキの中央が柔らかい素材でしなるようになっており、自走するためには強い力が必要でしょう。滑走やトリックの上達よりも、体幹を鍛えたい大人におすすめのモデルです。

【Xadventureのおすすめポイント】
・強い力が自走に必要なため、体幹トレーニングに適している
・1枚デッキのボードコントロールはサーフィンやスノーボードの練習に活用できる

【ビタミンiファクトリー】ブレイブボード リップスティックG

リップスティックGは滑り慣れた上級者モデル。横乗りスポーツが好きな大人におすすめでしょう。プロのスノーボーダーも練習に愛用しており、軽量で高い耐久性をもつアルミニウム製です。

【Xadventureのおすすめポイント】
・軽量で丈夫な設計のため、高難度のトリックにも使用できる
・本格的な横乗りスポーツを好み、ブレイブボードを極めたい方に適したモデル

【ラングスジャパン】リップスティック デラックス ミニ

アメリカのリップスティックを日本に輸入、改良したものが「リップスティック デラックス」として商品化されました。「ミニ」とは子供向けモデルを指し、子供が乗りやすい重量、デッキサイズで設計されます。衝撃吸収材を使用し、揺れに強いことも人気の理由でしょう。

【Xadventureのおすすめポイント】
・高性能なパーツで構成された子供向けモデル
・衝撃に強く、快適で安全に滑走できる

【ラングスジャパン】リップスティック デラックス

リップスティックの大人向けモデルとして販売され、商品名に「デラックス」を記載して分類します。リップスティックデラックスミニと同じく、高性能なパーツや衝撃吸収材、大人が乗りやすいデッキサイズで構成されたモデルです。

【Xadventureのおすすめポイント】
・大人にあわせた設計で乗りやすい
・日本メーカーのため純正パーツが豊富

エスボード

エスボードは、夜間に光るウィールと派手なデッキデザインが特徴の2輪スケボーです。子供が喜ぶデザインにこだわり、ブレイブボードと比べて低価格で購入できます。小さな子どもの練習や、バランス感覚を養う目的としておすすめでしょう。

【Xadventureのおすすめポイント】
・派手なデザインは小さな子どもが興味をもちやすい
・ブレイブボードよりも低価格で購入できる

2輪スケボーは4輪スケボーとは違った楽しみ方がある

2輪スケボーであるブレイブボードの魅力や種類、乗り方を解説しました。4輪スケボーと違い安全性が高く、簡単に達成感を感じられるでしょう。子供から大人まで人気があり、国内外からさまざまな商品名で販売されます。名前だけで購入を判断しないためにも、メーカーや商品名に注意しましょう。

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