サーフィンの聖地ハワイの「バンザイ・パイプライン」とは?特徴や魅力を紹介

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サーフィンの聖地として知られるハワイ。ノースショアの「バンザイ・パイプライン」は世界最大級のビッグウェーブが現れることで有名です。今回はサーファー憧れのサーフポイント、「バンザイ・パイプライン」を紹介します。

パイプラインとは

ハワイ屈指のサーフポイントとして知られる「パイプライン」。世界中のサーファーの憧れのスポットです。ここでは、「パイプライン」の正式名称や、語源を紹介します。

正式名称は「バンザイ・パイプライン」

「Banzai Papeline(バンザイ・パイプライン)」は、「パイプライン」の愛称で知られるサーフスポットです。サーフィンに適したハワイの海の中でも、大きく質の良い波が立つことで知られています。

名前の語源や由来を紹介

「バンザイ」という単語は日本人にとって聞き馴染みのある言葉。「バンザイ・パイプライン」は、波が大きいサーフポイントとして有名です。ビッグウェーブを得意とするトップサーファー、「グレッグ・ノール」がこの波に挑戦した時、両手を挙げワイプアウトしたのを見たカメラマンが「バンザイ」と呼んだことが起源。ハワイには古くから日系の人も多く、日本語が使われることも多いためこの名前が定着したと言われています。

ハワイ屈指のサーフポイント

ハワイのオアフ島、ノースショアに位置する「バンザイ・パイプライン」。ワイキキからは車で90分程と、アクセスも比較的容易。大きな波がコンスタントに来る「バンザイ・パイプライン」は世界中のサーファーの憧れの場所です。

パイプラインの特徴や魅力を紹介

サーファーなら誰もが憧れるサーフポイント、「バンザイ・パイプライン」。ビッグウェーブで有名ですが、それ以外にはどのような特徴があるのでしょうか。ここでは、「バンザイ・パイプライン」の特徴や魅力を紹介します。

世界最大級の大きな波

「バンザイ・パイプライン」といえば世界最大級のビッグウェーブで有名です。本格的なシーズンに入ると20〜30ft、約6〜9m級の波が次々に押し寄せます。その大きな波は多くのサーファー達を魅了。世界中のサーファーからの評価が高い理由の一つです。

巨大なチューブ

チューブの中をくぐり抜ける「チューブライディング」はサーフィンの醍醐味と言っても過言ではありません。そんなサーファー憧れのチューブが次々に現れる「バンザイ・パイプライン」。山のように巨大なチューブを捉えた時の感動はひとしおです。

サーフィンに適した地形

海底の地形は波の質に大きく影響します。海底を砂で形成する「ビーチブレイク」と、珊瑚や岩で形成する「リーフブレイク」が有名ですが、「バンザイ・バイプライン」はリーフブレイク。リーフブレイクは常に安定した波となるのでサーファーにとっては嬉しいポイントです。

パイプラインの波の高さは?

世界最大級のビッグウェーブで有名な「バンザイ・パイプライン」。本格的なシーズンには人々を脅かすほどのビッグウェーブが現れることも。ここでは、「バンザイ・パイプライン」の波の高さを紹介します。

20ft級のビッグウェーブが有名

冬になると、北極圏に発生する低気圧が強風をもたらし、20ftを超えるビッグウェーブを生み出します。20ftは約6mで、建物の3階ほどの高さです。そのような波が一日に何度も押し寄せます。

YouTubeをチェック

ビッグウェーブで知られる「バンザイ・パイプライン」ですが、20ftの波と言っても想像がつかない人も多いはず。YouTubeでは「バンザイ・パイプライン」でのサーフィンを紹介したビデオも多数公開されています。ぜひチェックしてみてください。

世界のトップサーファーが集う「パイプライン・マスターズ」とは

「バンザイ・パイプライン」といえば「パイプライン・マスターズ」を思い浮かべる人も多いのでは。世界のトップサーファーが集う大会として有名です。ここでは、「パイプライン・マスターズ」を紹介します。

WSLが主催のサーフィンコンペ

WSL=世界サーフィン連盟が開催するサーフィンコンペティションは毎年、世界中の海で行われています。中でも「パイプライン・マスターズ」はトップサーファーによるワールドツアーの最終戦。その年のチャンピオンが選ばれる場とあって、最も注目される大会の一つです。

歴代の王者を紹介

「パイプライン・マスターズ」で優勝したサーファーはその年のチャンピオンとしてその名を馳せます。これまでに、「ケリー・スレーター」や「ジョン・ジョン・フローレンス」、「ジョシュ・モニーツ」「ジャック・ロビンソン」などが「バイプライン・マスターズ」での優勝を果たしました。

パイプラインでの注意点を紹介

世界最大級のビッグウェーブに憧れるサーファーも多いはず。しかし、他の波とは一線を画す「バンザイ・パイプライン」の波は、危険な状況をも引き起こします。ここでは「バンザイ・パイプライン」での注意点を紹介します。

サーフボードをへし折るパワフルな波

「バンザイ・パイプライン」のパワフルな波は、世界中のサーファーの憧れである一方、危険性も知られています。「バンザイ・パイプライン」の大きな波は一日に20本ものサーフボードを折るほどのパワーです。

水深が浅い

力強い波に加え、水深の浅い「バンザイ・パイプライン」では怪我の危険も。海底はリーフで形成され、その水深は1〜2mとされています。その為、ワイプアウト時に怪我をするサーファーが続出。「バンザイ・パイプライン」でのサーフィンを行う際は最新の注意が必要です。

日本人の死亡事故も

世界最大級のビッグウェーブ、リーフブレイクとの条件が重なり、サーファーにとっては好都合な反面、危険な一面も。コンディションによっては、プロサーファーであっても怪我や重大な事故に巻き込まれるほど。実際に日本人が死亡する事故も起こっています。

ノースショアのサーフポイントを紹介

サーフィンの聖地として知られるハワイのノースショア。「バンザイ・パイプライン」だけでなく、数々のサーフポイントがノースショア周辺に存在します。ここでは、ノースショアのサーフポイントを紹介します。

バンザイ・パイプライン

ハワイ屈指のビッグウェーブが現れるサーフポイント、「バンザイ・パイプライン」。WSLのチャンピオンツアー最終戦「パイプライン・マスターズ」の舞台としても知られています。

バックドア

「バックドア」はエフカイ・ビーチパークの左に位置するサーフポイントです。「バンザイ・パイプライン」と同じくパワフルな波に恵まれ、「パイプライン・マスターズ」の舞台となります。

ハレイワ

初心者におすすめのサーフポイントが「ハレイワ」。波のサイズは「バンザイ・パイプライン」や「バックドア」に比べると小さいですが、パワフルな波が楽しめます。

オフ・ザ・ウォール

「オフ・ザ・ウォール」は波の崩れるスピードが速く、上級者向けのサーフポイント。「バックドア」の左に位置し、パワフルな波やチューブが楽しめるポイントとして知られています。

ロッキー

「ロッキー」はその名の通り、インサイドの岩が特徴のサーフポイントです。「バンザイ・パイプライン」と同じく水深が浅く、ワイプアウトの際は注意が必要です。

ワイメア

「バンザイ・パイプライン」と並んで世界有数のビッグウェーブポイントとして知られる「ワイメア」。最大で30ft級の波が押し寄せたことも。この「ワイメア」も世界のトップサーファー憧れのポイントです。

サンセット

「パイプライン」や「ワイメア」と並び、ノースショアを代表するサーフポイント、「サンセット」。パワフルで大きな波が有名で、プロサーファーの前田マヒナ選手のホームブレイクとしても知られています。

まとめ

「バンザイ・パイプライン」は世界最大級のビッグウェーブポイントとして知られ、世界中のサーファーの憧れです。毎年行われる「パイプライン・マスターズ」のファンも多いはず。ぜひ「バンザイ・パイプライン」をチェックしてみてください。

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