レジェンドサーファー「Gerry Lopez(ジェリー・ロペス)」とは?サーフボードや名言を紹介

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サーファーなら誰もが知るレジェンド、「Gerry Lopez(ジェリー・ロペス)」。パイプラインの神様として知られる、世界中のサーファーの憧れの存在です。今回はレジェンドサーファー「ジェリー・ロペス」を紹介します。

ジェリー・ロペスとは

サーファー、シェイパーとさまざまな面を持つカリスマ、ジェリー・ロペス。現在のサーフィンのスタイルを確立した存在と言っても過言ではありません。ここではベテランサーファー、ジェリー・ロペスを紹介します。

プロフィールを紹介

Gerry Lopez(ジェリー・ロペス)は、1948年11月7日生まれ。母親が日系3世で、日本にもルーツを持っています。ハワイ州ホノルル出身で、現在はアメリカのオレゴン州に在住。現在は自宅近辺でリバーサーフィンやパウダースノーを楽しんでいることでも知られています。

サーファー、シェイパーとして活躍

ジェリーは10歳でサーフィンを始め、1972年と1973年にはハワイ屈指のサーフポイント、「パイプライン」で行われる「パイプラインマスターズ」で優勝。サ彼のリラックスした優雅なスタイルは、多くの人を虜に。サーフィンスキルの向上を目指して始めたシェイプにも定評があり、サーファー、シェイパーとしてはもちろん、数々の映画に出演するなどその活躍は多岐に渡ります。

ジェリー・ロペスの功績を紹介

パイプラインの神様として知られるレジェンドサーファー、ジェリー・ロペス。サーフィンだけではなく、シェイパーとしての腕も世界中から評価されています。ここでは、彼の功績を紹介します。

ショートボードをシェイプ、世界に広める

ジェリーがサーフィンを始めた当時は、サーフィンといえば「ロングボード」が主流。彼はサーフィンのスキルの向上のためにサーフボードのシェイプを始めます。そして誕生したのが「ショートボード」です。これにより、世界中から求められていたスピード性やコントロールのしやすさが実現。すぐに世界中のサーファーに広められました。

サーフボードブランドを立ち上げる

ジェリーは1972年、当時24歳で自身のサーフボードブランド「LIGHTNING BOLT(ライトニングボルト)」を立ち上げました。ブランドロゴの稲妻のモチーフは世界中のサーファーの憧れの存在に。デザインはもちろん、乗り心地の良さも抜群で、人気ブランドとなりました。

「パイプライン・マスターズ」での優勝

ハワイ・ノースショアのサーフポイント、パイプラインで行われるサーフィンコンペティション「パイプライン・マスターズ」。毎年世界中のトップサーファーがサーフィンの腕を競い合う場です。ジェリーはパイプライン・マスターズで2度の優勝を果たしたことから「ミスター・パイプライン」との愛称で親しまれています。

俳優としても活躍

ジェリーは俳優としての活躍しています。「ビッグ・ウェンズデイ」や「コナン・ザ・バーバリアン」、「エンドレスサマー」など、数々の名作映画に出演し、話題となりました。

彼のライフスタイルも話題に

サーファーの憧れの存在、ジェリー・ロペス。ヨガなどを取り入れた彼のライフスタイルはサーフィンにも恩恵を与えています。ヨガを行うサーファーが多いのは彼の影響も大きいです。ここでは、彼のライフスタイルを紹介します。

日常的にヨガを実践

ジェリーは大学でヨガに出会います。ヨガの流れるようにスムーズな動きに魅了され、日常的にヨガに勤しむようになったジェリー。彼はサーフィンとヨガはお互いにその効果を補い合い、フィジカル面、メンタル面を整えるのに最適だと語っており、多くのサーファーがそのアドバイスを実践しています。

食事のこだわりとは

ジェリーは一日に一回しか食事を取りません。その理由は、「サーフィンやヨガをする時に体が軽い方が良いから」だそう。朝にヨガ、サーフィンを行い、夜に玄米、野菜、チキンや魚を食べる生活を50年以上続けているようです。

アウトドアブランド「パタゴニア」のアンバサダーに就任

世界中のサーファーの憧れ、ジェリー・ロペス。サーフィン用品も人気の高い、大人気アウトドアブランド「パタゴニア」のアンバサダーにも就任しています。ここでは、彼のパタゴニアのアンバサダーとしての活躍を紹介します。

パタゴニアとは

パタゴニアは、1973年にアメリカで誕生したアウトドアブランド。創業者のイヴォン・シュイナードはロッククライマー、登山家でもあります。環境問題にいち早く取り組む姿勢と、質の高いサーフィン用品、登山用品が人気のブランドです。近年はそのスタイリッシュなデザインからアウトドアのシーンのみならず、街でも見かけることが増えてきました。

ジェリー・ロペスコレクションが人気

これまで、「キース・マロイ」や「レラ・サン」など数々の有名サーファーとコラボしてきたパタゴニア。2017年に発表された「ジェリー・ロペスコレクション」では、サーフィンとスノーボードを楽しむジェリーからインスパイアされたアイテムが登場し、話題となりました。

動画をチェック

ジェリーがバリ島のウルワツでのサーフィンを開拓したのは1974年のこと。今では世界屈指のサーフポイントの一つとして知られていますが、当時バリ島ではサーファーが普及していませんでした。それから長い期間を経て、バリ島に戻ったジェリーはサーフィンとヨガを通して再びその土地の精神と繋がります。ドキュメンタリー作品「The More Things Change」はYouTubeで公開されているのでぜひチェックしてみてください。

ジェリー・ロペスのサーフボードを紹介

レジェンドサーファーとしての地位を確立したジェリーですが、シェイパーとしても高い評価を受けています。彼がシェイプしたサーフボードの乗ることは全てのサーファーの憧れ。ここでは、ジェリー・ロペスのサーフボードを紹介します。

シェイパーとしての評価も高い

1966年、大学生の時にシェイパー、「ディック・ブリューワー」からインスピレーションを受け、よりスピードの出るボードを完成させるためシェイプを始めたジェリー。彼がシェイプした「ショート・ボード」はスピードはもちろん、小回りが利きサーファー達の定番となりました。そんなシェイパーとしての評価も高いジェリーは自身のサーフボードブランド「LIGHTNING BOLT」のほか、さまざまなブランドともコラボ。常にサーファー達からの注目を集めています。

SOMETHING FISHY

ジェリーの代表的なモデル「SOMETHING FISHY(サムシングフィッシー)」。サーファーなら名前は聞いたことがあるかもしれません。レトロクラシックな見た目に反して、フィンプラグやレール形状は現代風にアレンジ。稲妻のモチーフも入った人気モデルです。

SQUIRTY

こちらも人気のモデル「SQUIRTY(スクワーティ)」。強度があり頑丈ながらも柔軟性に優れています。一般的なサーフボードに多いエポキシ加工やブラシではなく、ティントカラーを使用。こだわりの詰め込まれたサーフボードです。

ジェリー・ロペスの名言を紹介

世界の強豪が集まる「パイプライン・マスターズ」での優勝や、ショートボードを世界に普及させたシェイパーとしての実力から、レジェンドサーファーとして知られるジェリー・ロペス。彼はインタビューや著書の中でさまざまな名言を残しています。ここではジェリーの心に残る名言を紹介します。

Don’t give up, Keep paddling

「諦めずに、パドリングし続けなさい。」あまりにも有名なジェリーの名前です。「サーフィンは人生に似ている」とはよく言ったもの。サーフィンにおいても、人生においても諦めずに進むことは大切だという教訓です。

​​​​Surfing is attitude dancing

ジェリーは「サーフィンとは何か」という問いかけに「海と自分との境界をなくすこと。だから、ダンスを踊る。地球の一部になるために。」と答えています。

Waves keep coming

人生で失敗することは大いにあります。しかしジェリーは「波は絶えず来る。それは人生でただ一つ期待できることです。」失敗して落ち込んでいる、そんな状況でも希望を見出すジェリーの言葉に勇気がもらえます。

まとめ

レジェンドサーファーとして知られている「ジェリー・ロペス」。サーフィンの実力はもちろん、穏やかで親しみやすい人柄にも魅了されるファンは多いです。70歳を超えた今も現役で活躍するジェリー。今後も彼の活躍から目が離せません。

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