【子供にもおすすめ】ブレイブボードの技一覧!初心者から上級者向けまでを一挙解説

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ブレイブボードは日本中の子供から人気の横乗りスポーツです。子供とブレイブボードを楽しんだ経験から、大人まで夢中になった方も多くいるでしょう。ブレイブボードの技術をさらに上達したいと感じる方のために、ブレイブボードの技を難易度別で紹介します。子供にもおすすめする技です。諦めずに頑張って挑戦しましょう。

ブレイブボードの技に挑戦するまで

ブレイブボードの技に挑戦する前に、まずは実際に乗りバランス感覚を鍛えましょう。バランス感覚は身体の内側の筋肉「体幹」を使います。難易度の高い技ほど体幹が必要になり、子供の頃に養うと非常にメリットのある筋肉です。

ブレイブボードの技で大切なのはバランス感覚

ブレイブボードの技は、初心者向けでは乗り方から始まり上級者向けになるほどボードをコントロールする技が増えます。難易度が高くなるにつれ安定したバランス感覚が必要です。

それぞれの技で体重をかける重心の場所が異なり、デッキの端で両足立ちする技や板の端を地面に接地しない程度に浮かせる技も存在します。それぞれ繰り返し練習することで安定したバランス感覚を鍛えましょう。

子供の体幹トレーニングは重要

ブレイブボードは子供の体幹トレーニングに効果的なスポーツです。子供の頃に養ったバランス感覚は将来の運動神経を決定するとまでいわれます。「ゴールデンエイジ」とよばれ、5歳から8歳は運動神経が急速に発達する年齢です。さらに9歳から12歳では、それまでの経験をもとに運動神経が完成します。つまり子供の頃に養った運動神経は、将来の運動神経を決定づけるともいえるでしょう。

まずは乗ってみる

まずはブレイブボードに乗り基本的な感覚を覚えましょう。デッキの上に立ってバランスをとることから始まり、緩やかな坂や手すりにつかまって前進します。

慣れればテール(進行方向の後ろ側のデッキ)を左右に振り、簡単な自走も可能です。このときはまだ、ノーズ(進行方向の前側のデッキ)は進路の決定だけに集中します。この方法でしばらく滑り、ブレイブボードの感覚を身に着けましょう。

ブレイブボードの技集:初心者向け

ブレイブボードで簡単な自走ができるようになったあとは、いよいよ応用技に挑戦しましょう。初級者向けの技として、さらに速く滑る方法やブレイブボードを自由にコントロールする方法を紹介します。

ツイスト

ツイストはさらに速く自走できる方法です。舵取り役のノーズも活用し、全身を使い滑りましょう。

ツイストの練習方法は以下の手順です。

1.両足の膝を軽く曲げ重心を低く落とし、進行方向に目線を向ける

2.両腕を左右に振ると同時に上半身をひねる

3.上半身に連動して下半身もひねる

4.上半身、下半身のひねりを左右交互に繰り返し滑る

(ツイストのコツは4:49〜6:03)

逆さ乗り

逆さ乗りはノーズとテールに立つ足を入れ替えて乗る方法です。最初は左右の足が入れ替わるだけでもかなりの違和感があり滑りにくいでしょう。逆さ乗りを習得すると身体のバランス差が整えられ、安定した滑りが可能です。

8の字

ブレイブボードを左右自在にコントロールする技です。進行方向に障害物を2つ設置し、左右交互にターンします。数字の「8」を描くように綺麗にターンしましょう。

8の字の練習方法は以下の手順です。

1.ノーズ側の足のつま先とかかとを曲がりたい方向に重心をかける

2.ノーズ側のデッキを少し傾けると、傾けた方向にターンする

3.つま先とかかとの重心を入れ替え、左右交互にターンする

クイックターン

クイックターンは8の字の緩やかなターンと違い、テールも操作することでより小さな動きで速くタターンできます。180°に急旋回するため、バランスを崩さないように注意しましょう。

クイックターンの練習方法は以下の手順です。

1.ターンする方向に対してノーズ側の足のつま先、またはかかとに重心をかける

2.重心をかけノーズ側のデッキを少し傾けると、傾けた方向にターンする

3.テール側のデッキはターンする方向と逆側に傾ける

4.始めは傾ける角度を小さくして練習する

(クイックターンのコツは1:20〜2:50)

ブレイブボードの技集:中級者向け

中級者向けにおすすめする技は初心者向けの技を応用した技で、さらにバランス感覚が必要です。まわりが見ても乗り方や回り方の違いがわかるため、テクニックを競う仲間に上達を見せられるでしょう。

レイバック

レイバックはクイックターンの応用技です。ただ急旋回するだけでなく、デッキの上でのしゃがみ込みと曲がる方向の地面に手のひらを着ける動作が発生します。慣れると360°回ることも可能でしょう。

レイバックの練習方法は以下の手順です。

1.デッキの上でしゃがみ込む

2.進行方向の手のひらを、ターンする方向の地面に着ける

3.手を軸にクイックターンする

4.クイックターンが終了すると同時に、バランスをとりながら立ち上がる

5.内回りと外回りの両方を練習する

(レイバックのコツは00:00〜1:20)

テールライド・ノーズライド

片側のデッキの上に両足で立ちながら走行します。始めはブレイブボードの中心に立ち、徐々にデッキに寄せるとよいでしょう。

テールライド・ノーズライドの練習方法は以下の手順です。

1.ブレイブボードが走行している状態で片足を上げる

2.上げた足を軸足に引きつけ、両足立ちする

3.まっすぐの姿勢を維持しながら、両手を挙げるとバランスをとる

4.ノーズとテール、両側で練習する

ノーズワンフットライド

片側のデッキの上に片足で立ちながら走行します。ポイントはデッキの裏側にあるウィールより外側に乗らないことです。ウィールよりも外側に乗ってしまうと、ブレイブボードが傾き転倒します。ウィールの位置を把握してから練習しましょう。

ノーズワンフットライドの練習方法は以下の手順です。

1.ブレイブボードが走行している状態で片足を上げる

2.まっすぐの姿勢を維持しながら、両手を挙げるとバランスをとる

3.ノーズとテール、両側で練習する

ブレイブボードの技集:上級者向け

上級者向けからは「ボードを浮かせる」ことが基本となる技を紹介します。さらにバランス感覚が必要な技です。転倒すると事故や怪我にもなるためヘルメットや防具は必ず装着しましょう。

センターホールドホップ

センターホールドホップは練習すれば子供でも可能なジャンプ技です。しゃがみ込んだ状態からブレイブボードの真ん中を持ち、真上に跳び上がります。始めは停止した状態からの練習がおすすめです。

センターホールドホップの練習方法は以下の手順です。

1.ブレイブボードが走行している状態でしゃがみ込む

2.後ろ方向の手でブレイブボードの真ん中を掴む

3.両足で真上に跳び、掴んだ手でブレイブボードを足裏に引き寄せる

4.着地後に手を離し立ち上がる

ウィリー(マニュアル)

ウィリーは後述するチクタクを習得するための基本動作です。今までの技よりも不安定な姿勢を維持する必要があります。慣れるまで時間がかかりますが、習得するとまわりから注目される技でしょう。ウィリーのポイントは、あえてウィールよりも外側のデッキ端に重心をかけることです。

ウィリーの練習方法は以下の手順です。

1.ブレイブボードが走行している状態でテールの端に重心をかける

2.ノーズを浮かせ、テール側のデッキが地面に接地しないようにバランスをとる

3.バランスをとるため両手は高めの位置に挙げる

4.姿勢を維持しながら走行する

チックタック

チックタックはスケボーの自走方法としても有名な技です。ブレイブボードの自走方法としても有効。イメージとしては連続したウィリーです。ノーズを左右交互に着地させ推進力を生みましょう。

チックタックの練習方法は以下の手順です。

1.ブレイブボードが停止している状態からテールの端に重心をかける

2.ノーズを浮かせ、テール側のデッキが地面に接地しないようにバランスをとる

3.バランスをとるため両手は高めの位置に挙げる

4.ノーズを左右交互にひねりながら着地させる

5.着地の勢いでブレイブボードが前進するので、リズムよく左右に着地を繰り返す

練習するための注意点

ブレイブボードを練習する上での注意点は、ヘルメットや防具の着用と定期的なメンテナンスです。転倒や事故、怪我などから身を守るために人と道具の観点から、もしもの場合に備えることが大切でしょう。

ヘルメットや防具を身につける

ブレイブボードは通常、コンクリートなどの平らな地面で滑ります。転倒すると事故や怪我の原因になるだけでなく、痛みが恐怖心になり動きを鈍らせるでしょう。無意識にバランスを崩す姿勢をとってしまい、再び転倒を経験するといった悪循環に繋がります。

ブレイブボードは普段の走行から技の練習まで、常に危険が付きまとうでしょう。身を守るためにはヘルメットや防具の着用が大切です。頭はもちろん、膝や肘などの各関節やお尻を守る防具もあります。

「bern(バーン)」 ヘルメット オールシーズン

【Xadventureのおすすめポイント】
・通気性がよく、インナーパッドは取り外し洗える
・豊富なデザイン性や軽量設計で、自転車やスノーボードなど幅広く使える

サポーター 6点セット

【Xadventureのおすすめポイント】
・通気性のよいメッシュ素材を使用
・幅広いサイズを販売しており、80cm〜180cmまで対応可能

身体にあったサイズのブレイブボードに乗る

身体の大きさにあったブレイブボードを選ばないと滑りや技の安定性に悪影響します。大きすぎるブレイブボードは重く、上級者向けの技の練習に不向きです。逆に小さすぎるブレイブボードは、小回りがききすぎてバランスを崩す可能性があります。各会社から販売されるブレイブボードには推奨する年齢があるため必ずチェックしましょう。

「ラングスジャパン」 リップスティックデラックスミニ

【Xadventureのおすすめポイント】
・8歳以上の子供や大人の女性が楽しめるサイズ感
・高性能なパーツで構成されており快適に滑れる

「ラングスジャパン」リップスティックデラックス

【Xadventureのおすすめポイント】
・大人の男性でも楽しめるサイズ感
・細かいパーツが別売りされておりメンテナンスしやすい

「ビタミンiファクトリー」リップスティックエア

【Xadventureのおすすめポイント】
・重量1.8kgで持ち運びに便利
・耐荷重99kgに対応し非常に丈夫

ブレイブボードは定期的にメンテナンスする

ブレイブボードで特に激しく消耗する部品はウィールです。摩耗や変形で滑りが悪くなったり、ガタつきが発生する場合があります。他にもデッキシールやベアリングなどが消耗するため、定期的なメンテナンスが必要でしょう。

ブレイブボードは現在多数の会社から販売しており、それぞれ異なる名称で取り扱います。部品の購入時には製造会社に注意しましょう。

「ラングスジャパン」 リップスティックデラックスミニ 純正交換用 ウィール 2ピース入り

【Xadventureのおすすめポイント】
・バリエーション豊かな10色展開
・一度の購入ですべてのウィールを新品にできる

「mj wheel(エムジェイウィール)」 スポーツウィール

【Xadventureのおすすめポイント】
・外径が68mm、72mm、76mmから選んで購入可能
・製造会社のブレイブボードに関係なくウィールの外径から選べる

「HONDAR(ホンダー)」 交換用デッキテープ

【Xadventureのおすすめポイント】
・サイズにあわせて調整できる
・高いグリップ力があり練習しやすい

ブレイブボードはバランス感覚を鍛えるほど楽しくなる

ブレイブボードの技術をさらに上達したい方のために、ブレイブボードの技を難易度別で紹介しました。速く自走するツイストや上級者向けのチックタックなど、子供から大人まで楽しめます。同時にバランス感覚も鍛えられ、上達するほどバランス感覚が養われるのも嬉しいポイントです。転倒や事故に注意しながらブレイブボードを楽しみましょう。

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